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2007.05.14

暴漢を許す傍観 列車内での事件を追う報道

約40人が居合わせたとされている、電車内での事件。

異変が明らかにあり、多くの人が携帯を持っているにもかかわらず、直接とめることも通報もできなかった、見て見ぬふりの極み。

【ブログ内関連記事】

・犯罪を抑止できない社会(2007/4/22)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2007/04/post_9fdf.html

新聞やテレビでも取り上げられた。

事件の速報だけでなく、大切なのは徹底取材と方策の打ち出し。

この報道から3週間過ぎたが、

毎日新聞は、「いじめ」ともからませ、他国との違いも浮き彫りにした特集記事を掲載した。

非常に興味深く読めた。

2人の切り口が鋭い。

特集ワイド 言いたい! 「見て見ぬふり」なぜ?(2007/5/14毎日新聞夕刊)

また、朝日新聞も昨日の社説で、その事件の状況を示し、読者一人ひとりに問いかけている。

列車内の犯罪‐ 自分が居合わせたら(2007/5/13朝日新聞社説)

暴漢とそれを許す傍観。

昨日、新幹線でたまたま隣に座った元気な83歳のおばあちゃんと会話を重ねたことを旅の思い出として思い返しながら、小さな社会としての列車内の光景を、あたたかくも複雑に感じた。

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» 「見て見ぬふり」せざるをえない人達=加害者? [ぷにっと囲碁!なブログ 〜囲碁とほっぺたが大好きな人の日々のつぶやき。〜]
■自ら次のターゲットになれと? http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2791414/detail 1.学校は、いじめは反社会的な行為として絶対許されないことであり、いじめを見て見ぬふりをする者も加害者であることを徹底して指導する 2.学校は、問題を起こす子どもに対して、指導、懲戒の基準を明確にし、毅然とした対応をとる。例えば、社会奉仕、個別指導、別教室での教育など、規律を確保するため、校内で全教員が一致した対応をとる 3.... [続きを読む]

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