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2007.05.24

人材がたりない 国はどうするのか

慣れたと思ったら、

人材が去っていく。

慣れさえせずに、辞めていく。

募集しても、集まらない。

そんな事態が、人のいのちと最期の生きがいを一番近くで見守る現場で起きています。

これが美しい国でしょうか。

この国を愛せという動きが強まる一方で、人生の第四コーナーを安い労働力としての外国人に支えてもらう方向ですすんでいます。

◆深刻 特養の人手不足(2007/5/24朝日新聞朝刊・東京版)
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000130705240001

 団塊の世代が定年を迎え始める2007年問題が超高齢化社会へと向かうことは明らかですが、この時点でほとんどの介護施設で人手不足が起き、これが障害者施設や、児童養護施設、保育所にまで広がりつつあるという現実があります。

 よりよい人材を集め、定着してもらおうにも、その財源としての国や自治体の補助金の動向が厳しく施設運営を圧迫し、見通しさえ持てない状況です。

 福祉人材は、なかでも厳しい状況。さらにこの厳しさが下り坂になる動きが国や自治体レベルですすんできています。

 途上国に安く働く人材を求める動きも具体化してきています。

 自分の国の人の生き様の最期を、衰えを、支える人材がいなくなる国を人々はどんな心で支えるのでしょうか。

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