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2007.05.16

「介護地獄」「未来時給」・・・

前回の記事(サラ○ーマン川○について少しふれただけ)がniftyのトップページの「みんなのブログ」の「いま話題のブログ」の2位とされ、その数時間たくさんのアクセスをいただいたようです。

記事の内容というよりはタイミングがはまったのだと思いますが。

さて、今週発売された「週刊東洋経済」(5月19日号)では、各職種の実情と今後の動きが示され、「未来時給」も算定されています。

ホームヘルパーは現状時給1325円。未来時給は1018円。

「重労働でも超低年収 善意の人が支える仕事」というシンプルな見出しに、あらためて衝撃をうけました。

同じく今週の週刊ダイヤモンド(5月19日号)の大特集は「介護地獄」。その中では大きくはないのですが、「深刻化する介護の担い手不足」というコラムでは、新規オープンにむけ老人保健施設のスタッフがギリギリまで集まらなかったことを、「割に合わない」状況と職員の離職などにふれて伝えています。

駅の売店では2誌の「介護地獄」「未来時給」の文字が大きく目立っています。私は、あわせて考えてほしいと思います。

2つの記事にはありませんが、どんどん安く使っていくためにフィリピン人等をうけいれる「准介護士」導入もほぼ決まりました。

支える側からの声、国や自治体、事業者はもとより、普通の住民のみなさんもぜひ聞いてほしいです。

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コメント

介護の現場は、実習でしか経験したことがありませんが
大学の同級生で、高齢者関係に就職した人は、ほとんど退職、転職しています。

退職、離職の繰り返しで、施設運営や高齢者の権利がどう守られているのか、施設内がみえにくいだけに問題がわかりづらくなっているのかもしれません。

都内の保育所も補助金の見通しの真っ暗さなどでその厳しさが出てきています。そのしわ寄せは誰にいくのか。。。企業的保育所、子どもたちの犯罪、「赤ちゃんポスト」・・・。それらへの騒ぎ方と対処が、本当に一過的になっていて情けないです。なんとかしたいです。

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