「時の記念日」3社のアンケート調査から
今日は、時の記念日。
「SEIKO」が毎年行なっている、この日にちなんだ意識調査はすでに先週報道されました。
◇レストランで何分待てる?=東京、大阪で比較調査(2007/6/4時事通信)
10日の時の記念日にちなみ、大手時計メーカー「セイコー」が行った「東京人と大阪人の時間感覚」の比較調査で、食事の待ち時間に関する東西の意識の違いが浮き彫りになった。
「一度は行きたいと思っていたレストランで、注文から料理が出てくるまで気持ちよく待てる時間」を尋ねたところ、東京、大阪いずれも15分以内が約4割と最も多かったが、30分以内と答えた人が東京では12.1%(大阪2.8%)もいた。
「そのぐらいの時間はかかるのが当たり前」(60代女性)、「イライラするとその場の雰囲気も台無しにする。話でもしていれば苦にならない」(30代男性)という東京人に対し、大阪では「遅いとお金を払う気がなくなる」(20代男性)、「10分以内に出てこないのは客へのサービス不足」(30代男性)という意見があった。
一方、ファストフード店では、大阪の男性では「5分以内なら並ぶ」という人が48.6%(東京35.2%)だったのに対し、東京の男性は「1分以内」という人が18.1%(大阪2.9%)もいた。
セイコー秘書・広報部は「東京人はおいしいものなら待つのをいとわないのに対し、大阪人は早さも大切な要素と考えているのでは」としている。
調査は5月9、10の両日に実施。東京都か大阪府のどちらかで生まれ育った20~60代の男女計428人に対し、インターネット上でアンケートをした。
SEIKOが調査結果全体を公表したのは今日6月10日。
◇アンケートに見る「時間のイメージ2007」“時の記念日”アンケート(SEIKO2007/5/31)
東京・大阪の時間感覚を徹底比較!
美味しいものなら待つことをいとわない“東京人” 「早い」はゆずれない“大阪人”
http://www.seiko.co.jp/nihongo/shinchaku_joho/kinenbi/kinenbi2007/index.html
私、2006年のこの日も、2005年のこの日も、SEIKOの調査だけ取り上げてきました。
今日初めて知りました。他の大手時計メーカーも時の記念日にかかわって、調査結果を発表していたことを。
◇<親子の会話>父親とは13年前より16分増加 共働き家庭
6月8日12時23分配信 毎日新聞父親と小学生の子供が1日に会話する時間は13年前より16分増加――。時の記念日(10日)を前に、時計メーカーのシチズンが「親子のふれあい時間」について聞いたところ、こんな結果が出た。同社は「少年による凶悪事件が増加する中、父親が意識的に会話時間を増やしているのでは」と分析している。
アンケートは小学生の子供を持つ共働きの夫婦300組を対象に今年4月に実施。父親と子供が1日に会話する平均時間は、平日は48分、休日は1時間55分だった。初めて調べた94年に続き2回目の調査で、いずれも16分増えた。休日の会話時間は「3時間以上」と答えた父親は4割に上り、内容は「友達のこと」が51%、「ゲームなどの遊び」が46%だった。
一方、母親と子供の平均会話時間は、平日1時間48分、休日は2時間22分。内容は「友達のこと」が76%、「学校行事」が63%。平日、休日ともに両親とも男の子と話す時間が女の子より8~3分間ほど長かった。【三木幸治】
男の子と話す時間が女の子より長いんですね。
「親子のふれあい時間」アンケート(シチズン2007/5/31)
http://www.citizen.co.jp/research/time/20070531/index.html
国際比較をしているのがカシオ。
1日で増やしたい時間は日本が他の3国を2時間以上引き離しているのが特徴的です。また、米・独に比べ、また物価の違う中国とも比べ、日本人の「時観」が安いのも驚きです。
◇日・米・独・中のビジネスパーソンに聞く“時の記念日アンケート”(カシオ2007/5/24)
万国共通 恋人との待ち合わせは88%の人が時間厳守!
時は金なり 世界平均は「1時間=25,000円」
http://www.casio.co.jp/release/2007/time_anniversary.html
「時」についての意識調査の角度もそれぞれ。
自分とまわり、社会と時間など、それぞれ考えあう材料として、
ぜひ話題に。それぞれ社の調査ページから、過去の調査もみることができて興味深いです。
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