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2007年7月の記事

2007.07.29

髪留めに被爆者の思い 「夕凪の街 桜の国」

 日刊スポーツが毎週土曜日の芸能面に掲載する映画評「この一本」。

 7月28日付「近藤由美子のこの一本」は、『髪留めに被爆者の思い「夕凪の街 桜の国」』

 この日公開となった映画「夕凪の街 桜の国」(ブログはこちら)。総合5カチンコが最高のなか、4.5カチンコと高い評価(紙面にはカチンコの点数を記載)。

 試写会で鑑賞ずみの私は、この映画評に共感する。

 かけがえのない作品。

 被爆して生き残ったうしろめたさを描いた「父と暮せば」は、

 「おとったん、ありがとありました」。

 この「夕凪の街 桜の国」は、

 「生きとってくれて、ありがとう」。

 生きること、生きていてくれることの大切さ、ありがたさ。

 余裕がなく、忙しさに追われる日常で気づかないものをこの2つの映画は教えてくれる。

【関連おともだちブログ記事】

・ブログ「記憶鮮明、文章不明」『夕凪の街 桜の国』をやっと読み終える(2007/7/31)
http://blog.goo.ne.jp/567ga3daroriga3/e/69a9227c19a40c8fe84086b59bc916b6
※コミック「夕凪の街 桜の国」についてtamyレポートとの関係も含めて取り上げていただきました。ありがとうございます。(追記2007/8/1)

【ブログ内関連記事】

「夕凪の街 桜の国」特集ページ(2007/7/28)

いよいよ明日から映画「夕凪の街 桜の国」(2007/7/27)

漫画アクション、ダ・ヴィンチ、「夕凪の街 桜の国」(2007/7/24)


7月20日付・読売も「夕凪の街 桜の国」(2007/7/23)

麻生久美子が語る「夕凪の街 桜の国」(2007/7/20)

「夕凪の街 桜の国」ムービーセレクション展示をみてきました(2007/7/14)

映画「夕凪の街 桜の国」試写会へ(2007/7/7)

小説「夕凪の街 桜の国」も発売(2007/7/5)

東京の地下鉄でみつけた「夕凪の街 桜の国」(2007/6/25)

桜舞う「夕凪の街 桜の国」(2007/2/18)

映画「夕凪の街 桜の国」 カンヌ出品など国内外へ(2006/9/20)

キャスト決定!映画「夕凪の街 桜の国」(2006/8/8)

映画「夕凪の街 桜の国」、キャストは来週のスポーツ紙で(2006/7/15)

「夕凪の街 桜の国」8月に広島ロケ 07年夏公開へ(2006/6/28)

映画化へ コミック「夕凪の街 桜の国」(2005/2/11)

「夕凪の街 桜の国」 こうの史代ファンページ掲示板を読んで(2005/1/21)

本の紹介「夕凪の街 桜の国」(2005/1/6)

8月4日再放送、NHKスペシャル「ワーキングプアⅡ」

仕事への「誇り」、人間としての「誇り」が奪われています。―あなたはどう思いますか?

この病巣を知らずに、日本の未来は決して語れない。

7月28日付・朝日新聞夕刊のラテ欄の上部に、この言葉があった。

『ワーキングプア 日本を蝕む病』(NHKスペシャル『ワーキングプア』取材班・編 ポプラ社 2007年6月出版)の書籍広告として。

今日7月29日が参議院選挙の投票日だけに、考えさせられる。

書籍広告のなかで、2006年12月10日に放送されたNHKスペシャル「ワーキングプアⅡ 努力すれば抜け出せますか」が8月4日(土)に再放送されるということも告知されていた。

NHKスペシャル「ワーキングプアⅡ 努力すれば抜け出せますか」
 2007年8月4日(土) 午後4時15分~5時30分 NHK総合
 (初回放送 2006年12月10日)

 『働いても働いても豊かになれない…』。
 今年7月に放送したNHKスペシャル「ワーキングプア」は、生活保護水準以下の暮らししかできない“働く貧困層”の厳しい現実を見つめ大きな反響を呼んだ。NHKに届いたメールやファックスをもとに、今回、ワーキングプアのさらなる実態を取材。「第2弾」として放送する。
 この10年の雇用環境激変の影響を、最も大きく受けた女性たち。その窮状を訴える声が数多く寄せられた。雇用が回復した今も「正社員」は依然として狭き門で、複数の派遣やパートの仕事を掛け持ちしても、生活ギリギリの給料しか得られない女性が急増している。
 一方、中小零細企業の経営者からは、『景気回復など実感できない』という声が相次いだ。海外との激しい価格競争の渦に巻き込まれ、廃業に追い込まれる企業が続出。地域全体が地盤沈下するところも出ている。再チャレンジしようにも、衰退した地域の中では、なかなか新しい仕事を見つけることはできない。
 さらに老後への不安も高まっている。医療費などの負担が増え、年金だけでは暮らせず、70歳を過ぎても清掃や廃品回収の仕事を続けるお年寄りも数多い。
 なぜ真面目にコツコツ生きてきた人たちが報われないのか。どうすればワーキングプアの問題を解決することができるのか。一人一人が抱える現実を直視し、社会のあるべき姿を探っていく。

 見逃した方はぜひ、「誇り」が奪われているこの国の、ささやかな暮らしに襲い掛かっている現実にふれてもらいたい。

〔ブログ内関連記事〕

働いても豊かになれない「構造改革」とは何なのか(2006/7/23)

12月10日、NHKスペシャル「ワーキングプアⅡ 努力が報われる社会ですか」(2006/11/28)

2007.07.28

「夕凪の街 桜の国」特集ページ

今日7月28日公開の映画「夕凪の街 桜の国」

「漫画アクション」に掲載され、コミックとして出版されたものの映画化です。

Yahoo!コミックが漫画アクション創刊40周年アクションコミックス祭で「夕凪の街 桜の国」を特集。

原作コミックの紹介、主演の田中麗奈さんと原作者・こうの史代さんとの対談(漫画アクション2007/7/17発売号)のダイジェスト、記者会見動画、フォトギャラリーなどを掲載しています。

Yahoo!コミック漫画アクション創刊40周年アクションコミックス祭「夕凪の街 桜の国」特集
http://comics.yahoo.co.jp/event/action40/hot/yunagi/index02.html

2007.07.27

いよいよ明日から映画「夕凪の街 桜の国」

この1週間、今年一番の忙しさとプレッシャー、厳しい出来事などが続き、しんどかったです。

やっと今日、一段落。

明日から、いよいよ映画「夕凪の街 桜の国」が公開。

先日試写会で観ましたが、

今日、新宿のシネマスクエアとうきゅうに寄って、前売り券を購入。

チケットといっしょに、特典の「夕凪の街 桜の国」オリジナル扇子をもらいました。

Yunagisensu

舞台挨拶には仕事でチャレンジできませんが、

「広島のある 日本のある この世界を 愛するすべての人へ」、この映画が広がりますように。

【関連報道】

田中麗奈、逃げたくなる重圧はねのけた(2007/7/27日刊スポーツ)

2007.07.24

漫画アクション、ダ・ヴィンチ、「夕凪の街 桜の国」

滅多に漫画を読まない私、

久しぶりに漫画を買いました。

漫画アクション2007/8/7号(No.15 2007.07.17 発売 特別価格:340円)です。

第1・第3火曜日発売なので、もうすぐ書店からなくなるかもしれません。

お目当ては巻頭グラビアではなく、『夕凪の街 桜の国』映像化記念スペシャル対談(主演:田中麗奈×原作者:こうの史代)。

原作の出版社である双葉社ならではの大特集で、

予告編などが入っているDVDも貴重です。

いま発売中の本の雑誌「ダ・ヴィンチ」(2007/8 表紙:蒼井優)にも、同様のインタビューがありますが、漫画アクションの方ががおすすめです。

『ダ・ヴィンチ』は2005年1月号「今月の絶対外さないプラチナ本」で、コミック「夕凪の街 桜の国」を取り上げ、その内容はwebでも見られるように、奥深いです。

書店にも、映画の脚本としての小説と原作コミックがならぶようになりました。

映画「夕凪の街 桜の国」、週末から公開です。

2007.07.23

7月20日付・読売も「夕凪の街 桜の国」

7月20日付・朝日新聞夕刊の麻生久美子さんの記事は興味深かった。

そして、7月20日付・読売新聞『「夕凪の街 桜の国」に出演 麻生久美子』も、奥が深い上、webから全文が読める。

映画「夕凪の街 桜の国」は7月21日から広島で先行上映、そして今週末の7月28日から全国で一般公開される。

田中麗奈「痛みと温かい気持ちを分かち合って」『夕凪の街 桜の国』舞台挨拶
(2007/7/20cinemacafe.net)

2007.07.22

いまだからこそ映画「東京原発」

ほんとは今日が投票日のはずだったから、という理由でもないけれど、

おとなの責任として、期日前投票に行ってきました。

そして、中越沖地震が起きて気になっていた、

映画「東京原発」のDVDをレンタルして、観ました。

絶対安全神話を掲げる原発の誘致、正面から神話を崩す流れへ。

安倍さんをはじめ、東京でノホホンと暮らすみなさん(私のような人も)に、

ぜひ、観ていただきたい作品です。

2007.07.21

「世界がもし・・・5」、おとなの都合で働かざるを得ない子どもたちの姿に

6月30日に放送されたフジテレビ「世界がもし100人の村だったら5」の録画をやっと観た。

蒸発した父、体の弱い母と兄、小さな弟を支えるために、地下15メートルの小さな穴に入って行なう金山での仕事。これを2年も続けている9歳の少年、

10歳で家族をテロや戦争から守るために銃を持ち訓練を受ける少年、

12歳で母子のために、ゴミ山で働き、いったん学校へ通ったものの、2年後にはまたゴミ山での仕事を余儀なくされ、14歳の今、12歳と5歳の弟と「仕事」をして病弱な母親との生活を支える少女。

貧困、福祉、教育・・・。

私たちが、特に富裕層がぜいたくになっていくなかで、貧困から抜け出せない子どもたち。

学校に行きたい、家族と暮らしたい、あたり前の生活を夢見る子どもたち。

番組の取り上げ方、レポートした女優のコメントに、批判もあるだろう。

私に何ができるか、見つめなおしたい。

そして貧困打開に必要な、何倍ものお金が軍事費に消え、その軍事費がこの10年で4割近くも増えているということから目を背けて、そのおとなの都合で厳しい状況におかれている彼らの状況だけを見て涙を流しても、何も始まらない。

映画ではない、フィクションではない、現実がそこにあるのだから。

◇「平和の配当」いまいずこ 世界の軍事費(2007/6/23西日本新聞社説)

 東西冷戦の終結がもたらすと期待された「平和の配当」はどこに消えたのだろうか。世界の軍事費がまた増えた。

 冷戦終結でいったんは減りかけた各国の軍事費が、昨年は冷戦終結後では過去最高となってしまった。

 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が発表した2007年版年鑑によると、06年の世界の軍事支出は、総額1兆2040億ドル(約146兆円)に達した。前年比約18兆円、実質3.5%の増加である。

 その半分近い46%は米国が占め、これに英国、フランスが続く。前年比11.7%増の中国が調査開始以来初めて日本を抜いて4位になった。5位の日本、6位のドイツを含めた、これら6カ国で世界の軍事費の3分の2を占めている。

 とくに21世紀に入ってからの米国と中国の軍事支出増加が目立つ。

 米国は01年の「9.11テロ」以降、アフガニスタンやイラクで継続している大規模な兵力展開が支出増の主な要因だが、中国の軍事費がこの10年間で倍増したのも見逃してはならない。

 米中両国のこのところの軍事費増は、米ソが核兵器やミサイルなど戦略兵器を中心に軍備拡大競争を展開した東西冷戦時代と形は違うが、両国の新たな軍事力競争時代の到来さえ予感させる。

 18年前、冷戦が終結したとき、世界の多くの人々は各国が軍備拡大競争の軛(くびき)から解き放たれ「世界の軍事費は減っていく」と感じたはずだ。

 そして軍事費縮減分は世界の貧困や飢餓の解消、医療や教育など民生分野の費用に振り向けられると期待した。軍縮がもたらす「平和の配当」論である。

 しかし、そうした期待は米国の対テロ戦争への「出口の見えない」膨大な出費継続や、中国のエネルギー資源確保を目的とした資源国への兵器輸出や軍事支援による軍事支出増などによって裏切られている。「平和の配当」いま何処(いずこ)というのが、残念ながら現実である。

 世界の軍事費の5%を毎年「平和の配当」に充てれば、テロの温床の要因となっている貧困は解消されるとの国連報告もある。その「配当」を取り戻すために何より必要なのは、国際協調による軍縮システムを再構築することだろう。

 軍備管理・軍縮の国際的枠組みの多くは、冷戦の緊張と戦争への不安の中でつくられた。いまの軍事費拡大をみると、冷戦の終焉(しゅうえん)で世界がそうした緊張と不安を忘れたかのようにみえる。

 核拡散防止条約(NPT)の形骸(けいがい)化、ミサイル関連技術や生物化学兵器などの生産、拡散に歯止めをかける軍縮協議の停滞がそれを示している。

 ここはひとつ、軍事超大国である米国を巻き込んだ国際協調による軍縮の進展を、あらためて求めたい。難題ではあろうが、それが対テロ戦争を終わらせる近道にもなるはずだ。

2007.07.20

麻生久美子が語る「夕凪の街 桜の国」

朝日新聞「be」evening(2007/7/20夕刊)の紙面(webはさわりのみ)を読んでいただきたい。

「別々の役を演じたつもりでも、遠めで見ると似たようなものばかり。自分の芝居も好きじゃなかったし、そう思いながらお客様にお見せするのも申し訳なくて・・・・・・。真剣に引退を考えて悩んでいました」

そう語る女優・麻生久美子さんの転機になったのは、テレビドラマ「時効警察」と、7月28日公開の映画「夕凪の街 桜の国」(広島21日先行公開)。

原爆で生き残ったうしろめたさを抱えて生きるヒロイン・皆実役を演じた。

「私には想像もつかない心の傷を抱えているのに、皆実は前向きでおちゃめでたくましい。『これだけは私がやりたい!』と初めて思った役でした」と語る。

原爆投下について「しょうがなかった」という言葉に「なぜそんなことが言えるんだろう。許せません」とし、

「私も、戦争のことは怖いから見ずにすませようとしてきた。でも、私たちが知らなければ、下の世代に伝える人がいなくなる。そのことの方がずっと怖くはないですか」とも。

購読されている方は、朝日新聞夕刊紙面(ぜひぜひ)を。

そして、7月28日公開の「夕凪の街 桜の国」を。

公開初日限定で「夕凪の街 桜の国」クリアファイルのプレゼントも。

声が届かない選挙って?

今日の朝日新聞は「自公、過半数割れも」と、

今度の参議院選挙での与党の苦戦を伝えています。

「1人区で自民不振」とも強調されています。

選挙区と比例代表の2票を1人ひとりが持っていますが、

1人区って、国民の代表を送り出せるのでしょうか。

ある1人区に4人の候補が出たとして、

A党候補が40%、B党候補が41%、C党候補が10%、D党候補が9%という得票になったとき、

4割の支持しか得ていないB党候補が国会へ送り出されます。

4割の得票は、それよりも低い得票率の2人区から5人区の候補よりも多いとはいえます。

しかし、残りの6割が何にも生かされないというのはおかしいのではないでしょうか。

私は、二大政党というあり方は、日本の政治にはなじまないと思っています。

いま、二大政党という流れがつくりだされていますが、選択肢が多くあるべきだと考えます。

選挙区で2人しか国会へ行けない選挙区では、二大政党で分け合う、その他の第3の選択をしたい人は、あきらめるか、死票前提で投票をすることになります。

比例代表のもう一票があるとはいえ、衆議院の選挙区すべてが小選挙区制というただ1人を選ぶというシステムのなか、参議院もそれに近い制度でいることが多様な社会を保障するのでしょうか。

47都道府県を単位に今回の参院選の選挙区がたたかわれますが、そのうち29は1人区です。

AかBか、という大きな声ありきで、小さな声はたいせつにされているでしょうか。

C、D、E・・・の政党・候補者は声にならない声をすくいあげようとしているでしょうか。

選択肢さえ示せない、示していても伝えられない、そんな状況があるとしたら声は届きません。

いまの選挙制度はその妨げになっていないでしょうか。

それらを踏まえた、私の選択が求められていると思います。

2007.07.19

7月29日、行動を起こそうとあの人が

私たちにも出来ることがあります。

サッカー元日本代表の中田英寿さんが参院選への投票を呼びかける動画をYou Tubeに公開しました。

Take Action! 7.29
http://www.youtube.com/watch?v=hqKJ8tI_5JM

2007.07.17

政治的ポジションは?

政党との相性を診断する「毎日ボードマッチ」は、最近できましたが、

政治についての立ち位置をさぐる
「Yahoo!みんなの政治ポジションテスト」
http://seiji.yahoo.co.jp/guide/position/index.html
も、

やってみると興味深いです。

農水大臣が、先週までは廊下で怒られている小学生、今日からはケンカで受けた傷を親に説明できない子のようになってきています。

政治ってなんだ?自分のポジションは?できることは?

そんなことを考えることが29日の投票日までたいせつだと思います。

2007.07.15

投票の参考材料に「毎日ボートマッチ」

参議院選挙が公示されて、職場の前の道路には選挙カーが大きな声をあげて通っていきます。

「またあの政党か」と思いきや、政党名を抑えた比例代表の候補者カーだったり、

ちょっと変わった調子だと思ってみてみると、本人は日本にいないペルーの元大統領だったり。

選挙区と比例代表の候補者が入り乱れて、選挙カーも、ポスターも、わけがわかりません。

ベニヤの掲示板でなく、壁などに貼ってあるものも、比例代表候補者個人のポスターもたくさん。

期日前投票が始まりました。私も会場が増える22日からの都合のいい日に投票してきます。

政策の違い、自分の考えがどの政党に近いかなど、政党や候補者のホームページやマニフェストも投票判断の材料になると思います。

昨日初めて知ったのは毎日新聞社提供の「毎日ボートマッチ」というしくみ。

ドイツではこの数年の選挙で1000万人が利用しているという、投票判断の参考にもなるものです。

21の設問にクリックで答えるだけ。

やってみてはいかがでしょうか。

◇「毎日ボートマッチ」(えらぼーと)
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/votematch/

2007.07.14

「夕凪の街 桜の国」ムービーセレクション展示をみてきました

 12日夜、映画「夕凪の街 桜の国」の試写会に行ってきました。

 原作を観てきた人、映画で初めてふれる人、年代もさまざまな観客。

 感想は今日は書きません。とてもすばらしい映画でした。主題曲・挿入曲のハープの音色と静かな衝撃が響き渡り・・・。

 今日14日、西武新宿ペペの映画「夕凪の街 桜の国」ムービーセレクションの展示を見てきました。

 作品紹介、撮影風景、試写会での感想も掲示されていました。

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 展示の感想は年代もいろいろで、被爆二世のものもいくつかありました。とても感動的で、最初から最後まで涙がとまらなかったというものも。私の行った試写会でも、ずっとすすり泣く声が聞こえました。

 この映画、ぜひ、多くの人に、特に10代、20代、30代の若い世代へ。原爆投下が「しょうがなかった」なんてあり得ない、この夏にあらためて考えあいたいものです。

 

◇田中麗奈 久間発言に「残念」(2007/7/10デイリースポーツ)

 女優の田中麗奈(27)が9日、大阪市内で主演映画「夕凪の街 桜の国」(28日公開)の舞台あいさつをした。原爆投下13年後と現代、2つの時代の広島を描いた作品。被爆者2世を演じ、「戦争や原爆は重たい題材ですが、(役から)エネルギーをもらうことができました。見た後の素直な気持ちを身近な人に伝えて」と客席に呼びかけた。久間前防衛相の“原爆しょうがない発言”にも触れ、「人が亡くなっていることだとちょっとした言葉でも誤解を生みますが、ああいう言葉は残念」と無念さを浮かべていた。

2007.07.12

8月10・11日放送ドラマ「はだしのゲン」ホームページ

「はだしのゲン」が「千の風になってドラマスペシャル」として、初のドラマ化。

フジテレビ“千の風になって”ドラマスペシャル第3弾
8月10日(金)21:00~22:52「はだしのゲン」前l編
8月11日(土)21:00~23:10「はだしのゲン」後編

放送まで1ヶ月となった7月10日、このドラマの公式ホームページが開設され、ドラマの趣旨、キャストなどのほか、見所たくさんあります。メッセージの募集もされています。

千の風になってドラマスペシャル第3弾「はだしのゲン」公式ホームページ
http://www.fujitv.co.jp/gen/

8月4日フジテレビ「ゾウのはな子」

8月3日から6日まで、保育関係の出張で愛知に行く予定で、

そこでも戦争と平和、象にかかわる企画も用意されています。

その8月4日、「千の風になって」ドラマスペシャルの第2弾で上野動物園での実話をもとに、注目のドラマが放送されます。

◇土曜プレミアム“千の風になって”ドラマスペシャル第2弾『ゾウのはな子』
<2007年8月4日(土)21時~23時10分放送>
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2007/07-183.html

2007.07.09

福祉人材 この賃金ではもたない

3月に放送されたNHKスペシャル「介護の人材が逃げていく」

都内の高齢者施設で働く20代の男性職員のやりがいと低賃金・過重労働にスポットがあてられ、働く人や経営者の努力ではどうにもならない状況が取り上げられました。

24時間の施設で働いて、月額20万に満たない状況。高齢者を支える仕事は好きだけど、将来が見通せないと、逃げていく人材・・・。

その後、コムスンの不祥事を発端に福祉人材の確保が危機に瀕していることが本格的に報じられるようになってきました。

朝日新聞も続けてこの問題を取り上げています。

昨日7月8日付の紙面では社説でその危機の打開をアピールしています。

障害者施設や児童養護施設もそれに近い状況があり、人気職種とされてきた保育園を含む児童福祉分野も「人材不足に陥るのは時間の問題と思える兆候がある」(東京都福祉人材センター)とされています。

介護職場を中心に、福祉を支える仕事に国がしっかり責任を持つことなしに、人材確保・定着はできないのではないでしょうか。

高齢者の介護―この賃金ではもたない(2007/7/8朝日新聞社説)

 職員の数をごまかして介護報酬を不正に請求したコムスンの事件は、背後にある重大な問題を浮かび上がらせた。

 高齢者介護の現場が、深刻な人手不足に陥っていることである。その現実にきちんと向き合わなくてはならない。

 新しい施設や訪問介護の事業所を開いても、職員が集まらない。都市部では、とくにひどい。景気が回復しているここ数年は、福祉系の大学や専門学校を出た若者たちも一般の企業に就職している。

 介護福祉士の国家資格を持っている約41万人のうち、介護の仕事に就いているのは約23万人しかない。ひとつの職場の勤続年数も、平均3年ほどだ。

 理由は、はっきりしている。重労働なのに報われることが少ないからだ。

 財団法人・介護労働安定センターが、05年度に2500事業所で働く約3万人を対象に調査したところ、平均年収は200万円余りだった。半数近くを非正社員が占めている。訪問介護を支えるホームヘルパーは、8割が非正社員だ。

 厚生労働省の試算だと、ヘルパーの時給は1210円。全産業の平均時給より600円近く安い。大半が女性で、時間単位で働く登録型ヘルパーは、月収10万円未満の人たちが少なくない。

 介護サービスにかかる費用は、人件費も含めて国が決める介護報酬でまかなわれている。9割は保険料と税金から支払われ、1割を利用者が負担する。

 00年度に介護保険制度が始まって以来、利用者は大幅に増えている。厚労省は社会保障費を抑制するため、2度にわたって介護報酬を引き下げた。

 生協を母体にした千葉市の社会福祉法人生活クラブは、老後の不安にも応えたいと11カ所で訪問介護サービス事業を展開している。事業費の8割は人件費だ。

 去年の介護報酬引き下げで、ヘルパーの時給を1100円から1000円に下げるしかなかった。理事長の池田徹さんは事業所を1軒1軒回り、ヘルパーらに頭を下げた。しかし、頼みの綱のヘルパーは1年で100人以上が辞めていき、新規の依頼は受けられなくなっている。

 いまこそ、介護に携わる人たちの待遇を抜本的に考え直さなければならない。といっても、介護報酬をただ上げればいいわけではない。報酬を人件費とそれ以外とに分け、人件費は削れなくする。あるいは一定の給与水準を保証する。そんな仕組みをつくる必要がある。

 不足分は税金で補ってもいい。所得の低い人に配慮しつつ、保険料や利用料を引き上げる必要があるかもしれない。

 現在、約100万人が介護保険のサービス分野で働いている。お年寄りの喜ぶ顔を支えに頑張るといっても、いまのような低賃金で、将来の昇給の展望が描けなければ、限界がある。

 高齢者が急速に増えている日本では、今後10年であと50万人の介護職員が必要になる。介護を「ふつうの仕事」にできなければ、担い手はいなくなる。

2007.07.07

映画「夕凪の街 桜の国」試写会へ

 今日、待ちに待った、映画「夕凪の街 桜の国」の試写会の当選ハガキが届いた。

 うれしい。7月12日に日本教育会館にある一ツ橋ホールでの試写会。

 ある専門紙の試写会告知に応募して、ゲットしたもの。

 2名さままで行けると言われても困るけれど。

 同時に、あと3つ応募したものが、当たらないことを祈りたい。 当たったら譲りたい。

 映画の公式ホームページに、7月4日付で俳優・吉永小百合さんのコメントが掲載されている。

 もっと早く戦争が終わっていたら、広島、長崎に
 原爆は落とされなかったのです。
 どんな戦争にも正義はありません。
 一人でも多くの方に、この映画を観て頂きたいと思います。
 そして、二度とこのような悲劇が起きないように願っています。
 
                             吉永小百合

 
 「しょうがない」が口癖といい、原爆投下も「しょうがない」とし、選挙への影響を理由に辞任した大臣とは響きが180度違う。原爆について現行憲法の下でも「小型なら持てる」と言い放ったことのあるオボッチャマ総理とも違う。

 人として生きる、生きたい。そんなせつなさとすばらしさを描いてきた佐々部清監督と、見込まれたキャスト、支えたエキストラなど、関係者の思いが凝縮されたと思われる、この作品にやっと、やっとふれることができる。

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桜舞う「夕凪の街 桜の国」(2007/2/18)

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「夕凪の街 桜の国」8月に広島ロケ 07年夏公開へ(2006/6/28)

映画化へ コミック「夕凪の街 桜の国」(2005/2/11)

「夕凪の街 桜の国」 こうの史代ファンページ掲示板を読んで(2005/1/21)

本の紹介「夕凪の街 桜の国」(2005/1/6)

2007.07.05

小説「夕凪の街 桜の国」も発売

コミック「夕凪の街 桜の国」(著:こうの史代 双葉社)を原作にした、映画「夕凪の街 桜の国」の一般公開が今月下旬に迫っています。

今日投函したもので、試写会応募の最後。計4つの試写会に応募しましたが、行けるといいなと思っています。

Yunagi 今日、映画の脚本をもとにした小説「夕凪の街 桜の国」(双葉社 著:国井桂 2007年7月出版)を書店で買いました。

滅多に、画像をブログに使わない私ですが、表紙の画像を今回は。

映画を観る前に読むかどうかはわかりません。迷ってはいます。

原爆が落ちて10年後の広島から現代へと続く物語の原作でしたが、どう展開するのでしょう。

原爆が投下されたことに「しょうがない」と言い放った防衛大臣がいましたが、「生きとってくれてありがとな」と生きる尊さを語る原作の静かな衝撃はコミックから映画となって、どのように響いていくのでしょうか。

いまのこの国のリーダーは、現行憲法での原子爆弾について「小型なら持てる」と言ったことのある人です。

ある記事によれば、そのリーダーは映画好きで、いろんな映画を観ているようですが、この「夕凪・・・」の試写は、「都合」によりキャンセルしたそうです。

スケジュールによるものなのか、あえて拒絶したのかはわかりませんが、辞めた防衛大臣さんとその任命をしたリーダーさんにはぜひ観てもらいたいです。

私も観るつもりですが、一般公開前になるのかどうかは運次第です。

2007.07.04

「しょうがない」大臣にゲン役の10歳の思いは

原爆投下について「しょうがない」と発言し、選挙への影響を理由に辞任した久間前防衛大臣。

被爆者の思いも、被爆国としての揺るがない姿勢も、さらに「千の風になって」も「はだしのゲン」さえぶちこわしの発言となっている。

九州では「しょうがない」という言葉をよくつかうとも言っていましたが、九州出身の私も初めて聞いた。

この夏、「はだしのゲン」初のドラマ化。

「原爆は怖くて、恐ろしくて、広島の人を悲しませて…。嫌なことばかり。絶対、世界中の人が平和に暮らせるようになってほしい」という、ゲンを演じた10歳の小林廉さん。彼は、この「しょうがない」という言葉をどう受け止めたのか、おとなとしてとても情けなく思う。

フジテレビ 千の風になって ドラマスペシャル
http://wwwz.fujitv.co.jp/sen/
8月10日(金)午後9時~ 「はだしのゲン」前編 8月11日(土)午後9時~「はだしのゲン」後編

◇中井貴一“生”テーマに熱演誓う!フジ系ドラマ「はだしのゲン」(2007/7/1サンケイスポーツ)

 戦争漫画の名作を初ドラマ化したフジテレビ系「はだしのゲン」(8月10、11日の2夜連続放送、後9・0)の制作発表が6月30日、東京都調布市の日活撮影所で行われ、主演の中井貴一(45)、石田ゆり子(37)、ゲン役の小林廉(10)らが作品にかける熱い思いを語った。

 被爆前後の広島を舞台に、戦争の怖さと懸命に生きる家族の姿を描いた物語で、父親役の中井は「原作を読んだのは小学生のころ。東京にいながら原爆の怖さというのを肌で感じることができた作品です」としみじみ。

 5月末に亡くなった松岡利勝農水相(享年62)を引き合いに「最近は大臣まで自殺する時代ですが、この時代の人たちは生きるということに必死だった。それを念頭に置いて芝居したい」と“生”をテーマに熱演することを約束した。

 ゲン役の小林は、戦争を知らない世代だが、撮影を通して戦争を“体感”したようで「原爆は怖くて、恐ろしくて、広島の人を悲しませて…。嫌なことばかり。絶対、世界中の人が平和に暮らせるようになってほしい」と泣きじゃくっていた。

 

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