麻生久美子が語る「夕凪の街 桜の国」
朝日新聞「be」evening(2007/7/20夕刊)の紙面(webはさわりのみ)を読んでいただきたい。
「別々の役を演じたつもりでも、遠めで見ると似たようなものばかり。自分の芝居も好きじゃなかったし、そう思いながらお客様にお見せするのも申し訳なくて・・・・・・。真剣に引退を考えて悩んでいました」
そう語る女優・麻生久美子さんの転機になったのは、テレビドラマ「時効警察」と、7月28日公開の映画「夕凪の街 桜の国」(広島21日先行公開)。
原爆で生き残ったうしろめたさを抱えて生きるヒロイン・皆実役を演じた。
「私には想像もつかない心の傷を抱えているのに、皆実は前向きでおちゃめでたくましい。『これだけは私がやりたい!』と初めて思った役でした」と語る。
原爆投下について「しょうがなかった」という言葉に「なぜそんなことが言えるんだろう。許せません」とし、
「私も、戦争のことは怖いから見ずにすませようとしてきた。でも、私たちが知らなければ、下の世代に伝える人がいなくなる。そのことの方がずっと怖くはないですか」とも。
購読されている方は、朝日新聞夕刊紙面(ぜひぜひ)を。
そして、7月28日公開の「夕凪の街 桜の国」を。
公開初日限定で「夕凪の街 桜の国」クリアファイルのプレゼントも。
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