都知事ら7人で1550万円の視察へ
石原慎太郎・東京都知事が9月に三選後初の海外出張を行なうことになりました。
◇知事の海外出張について(2007/8/24東京都知事本局・環境局)
「地球温暖化の影響を深刻に受けている南太平洋の島しょ国である、ツバル及びフィジー諸島共和国を訪問して、現地の状況を調査・視察する」とのこと。
「知事自身が現地を視察し、目で見、肌で感じたことを、自らの言葉で、都民に直接、温暖化の危機をアピールすることにより、気候変動対策に取り組む都の姿勢を内外に明確に示していく」ことが強調されています。
先の都知事選でも、豪華な海外出張が問題視されましたが、当然必要な出張もあるでしょう。
しかし、今回のものも、発表資料だけをみると、「東京都知事、政務担当特別秘書、知事本局職員(4名)、環境局職員(1名)、計7名」。
専門家・学者等の同行はないようで、知事の目がすべてのようにうつります。
しかも、たった7人で、かかる費用は1550万円とか。
◇石原知事ら一行、ツバル視察(2007/8/25産経新聞)
石原慎太郎知事は24日の定例会見で、9月10~15日の日程で、地球温暖化による海面上昇で沈没の恐れのあるツバルや、フィジーを視察出張することを明らかにした。
9つのサンゴ礁の島からなるツバルでは、浸水被害や作物への影響などを視察。9月13日には、フィジーと東京を結ぶテレビ会議で環境を考えるシンポジウムに参加。石原知事は現地の状況を報告するとともに、温暖化対策の重要性を都民にアピールする。
都によると、出張メンバーは計7人で、経費は約1550万円という。
ガラバゴスなど太平洋のあたたかいところへの視察が多いような気もしますが、このような視察を検証することはあるのでしょうか。金額と時間に見合う内容を求めたいと思いますが。
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コメント
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都知事選のとき豪華視察旅行で問題になったのに又行くとはどうゆう事なのでしょう?納得いきません。
投稿: 芝宮忠美 | 2007.08.26 10:08
なんで、そこに行かなくっちゃいけないのか。
その人数が必要なのか。 どんな交通手段で宿舎はどんなところなのか?。
ひとつひとつ検討していけば、これは絶対におかしい視察ってことになるでしょうね。
こんな無茶苦茶なやりたい放題な都知事を、よくもまぁ~三選させたものだと、
自分たちの責任もしっかり見つめないといけないと思うよ。 「あほか」って言いたくもなるが。
投稿: ちゅうちゃん With9ちゃん | 2007.08.26 10:35