国民を惑わす総裁選
ぜんぜんおもしろくない自民党総裁選がおわった。
空気を読めない安倍さんが心身と政治を壊し、
後継レースはまた森さんが暗躍して決まったようだ。
麻生太郎対福田康夫。
これもぜんぜんおもしろくない。
言葉の力を感じない。むしろ違和感ばかり。
ブログを長くやっていると、過去に関連記事を書いていることもある。
1年3ヶ月前、これもポスト小泉をめぐっての総裁選にからんだもの。
tamyレポート『ニッポンの暴言 国民を惑わす政治家たち』(2006/6/14)
麻垣康三はどうなるのか。森派の森会長の腹づもりは?
ちょっと待ってもらいたい!
人気が高いとされ、1番手と目されている安倍晋三氏は、2002年5月の早大でのシンポジウムで、
「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は。小型であればですね」(サンデー毎日2002年6月2日号)
と語っているのだ。
福田康夫氏はどうだろう。
サークル・スーパーフリーによる集団レイプ事件が発覚した2003年6月、全日本私立幼稚園連合会九州地区主催の少子化問題に関する討論会で、太田誠一衆議院議員が「(集団レイプをする人は)まだ元気があるからいい。正常に近いんじゃないか」と発言したことを、官邸内のオフレコ会見で問われ、
福田氏は「そういう格好しているほうが悪いんだ。男は黒豹なんだから。情状酌量ってこともあるんじゃないの?」(週刊文春2003年7月10日号)と答えている。
名門・麻生財閥の麻生太郎氏は、森喜朗氏とならぶ暴言・失言政治家だろう。
麻生氏は、2001年3月12日に河野グループの会合で、野中広務氏の名前をあげ、「あんな部落出身者を日本の総理にはできないわなぁ」と発言されたといわれている。
派閥批判に対し、政策グループということで肯定しての組閣。政策の違いがまったくわからない。
政治がわからない。
キャラがたつとかたたないとか、そんなデキレースを見せられた9月。
初めての支持率がどう出るか、ご祝儀相場だけは勘弁してもらいたい。
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