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2007.10.21

パッチギ!LOVE&PEACE

戦争の加害と被害。

そこに傷跡がなかったかのような、あるいはそこに国の関与がなかったかのような、そんな流れがすすみつつあります。

多くの命が落とされ、血と汗とともに、時も流れました。

そんななか、今日、井筒和幸監督の映画「パッチギ!LOVE&PEACE」のDVDをレンタル。

今月レンタルリリースされたばかり。

1作目の「パッチギ!」を観たのは、遅ればせながらながら先月です。

暴力シーンに違和感はありつつも、この映画2作には、戦争で人々は幸せになれない、生き抜いて人を信じること、愛することにこそ人間の姿と平和の展望があるというメッセージがこめられていると思います。

主演の中村ゆりさんの美しさはもとより、佐々部清監督の「カーテンコール」でも人間味のある演技をした藤井隆さんも印象的でした。

中村ゆりさん演じたヒロインの最後のメッセージに、人間の種類、差別、この国が抱えてきた矛盾とこれからを考えさせられた名作。

もっと多くの人にふれてもらいたいと心から思いました。

あのすばらしい愛をもう一度。

何年か経って、笑顔で世代と「人種」をこえて肩をくんで歌い合える。

そんな時代に向かいたい。

そう思いました。

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コメント

少し前にマイケル・ムーア監督の「シッコ」を見ましたアメリカは民間の保険会社に入っていないと医療は受けられません、6人に1人が入ってません。
9・11の時の医療の事も訴えております、
監督の代表作になると思います。

こんばんは。お久しぶりです。「パッチギ」は,二つともいいですね。でも,時代をさかのぼった設定にしないとこうように描けないのかなと思うと,ちょっと残念。国労のストなんて知らない人が増えてきてしまったし・・・でも,この映画を見て韓国や朝鮮のことをあらためて考えることができればいいですね。

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» mini review 07078「パッチギ! LOVE&PEACE」★★☆☆☆☆☆☆☆☆ [サーカスな日々]
解説: 大ヒット作『パッチギ!』のキャストを一新し、さらにパワーアップした、涙と笑いの感動作第二弾。今回は舞台を京都から東京に移し、三世代に渡り受け継がれる壮大な家族史と命の輝きを描く。2200人を超えるオーディションで見事主役に抜てきされた『GO』の井坂俊哉と『さくらん』の中村ゆりが、前回の俳優たちに負けない熱演をみせる。井筒監督が自身の前作を超えると豪語する熱い人間ドラマに胸が締め付けられる。 [ もっと詳しく ] (シネマトゥデイ) 年度 2007年 時間 127分 監督 ... [続きを読む]

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