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2007.10.13

亀田家はボクシングをやる資格がない

 亀田家にボクシングをやる資格はない。

 つまり、ライセンス(父のトレーナー、長男と次男のボクサー)を剥奪するべきだとしっかり言わなければならなくなりました。

 規範がこの国にあるのか、私たちにおとなとしての態度が問われていると思います。

 前回のエントリーでは書きませんでしたが、次男の対戦は10月11日、長男の世界前哨戦は10月25日でした。

 前チャンピオンの長男の対戦相手は2週間前の11日時点でさえ発表されていませんでした。通常ありえないことです。

 12日になって協栄ジムが以下のように試合中止を発表しました。

 それが10月25日に予定されていた亀田興毅ノンタイトル10回戦の対戦相手は、本日(12日)までに決定に至りませんでした。
 これまで複数の選手に絞り込み、各選手にオファーを出しましたが、合意に達せず作業が難航しておりました。
 試合日まで2週間を切ってしまい、このままでは各方面の準備が整わないことが懸念され、やむを得ず、中止の運びとなりましたことをご報告申し上げます。
 関係者の方々には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。
 次戦につきましては今のところ未定となりますが、決まり次第あらためて発表させていただきます。

 「反則を指示した可能性が高く処分は避けられない情勢。これが試合中止の原因とみられる」(2007/10/12時事通信)との報道もありますが、これについて以下に書きます。

 さて、11日の次男の世界タイトル戦について、

 最終ラウンドに投げ飛ばす、抱えあげるなどのレスリング行為を行なったことで批判は高まっています。

 アジアナンバーワンのボクシングレフェリーと言われ、41年間にわたり約3万の試合、100の世界戦をさばいてきたWBC審判委員・森田健さんは「私なら失格負けにする。あの行為はひどい」とバッサリ斬っています。

 試合翌朝の内藤チャンピオンの生出演で、サミング(めつぶし)や太ももをたたくことなどの反則行為が行なわれていたことがチャンピオン本人の口から明らかにされました。

 11日から12日にかけてTBSやJBCに抗議の電話やメールが殺到しているとされ、今後の対応が問われています。

 試合中に反則行為を指示する言動があったと、処分が検討されることになりそうです。

◇「急所狙え」亀田父子処分へ…JBC倫理委(2007/10/13読売新聞)

 11日の世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦で、プロ初黒星となった挑戦者の亀田大毅選手(18)が反則行為を繰り返した問題で、日本ボクシングコミッション(JBC)は12日、倫理委員会を15日に開いて亀田陣営の処分を協議することを決めた。

 処分には「警告」「厳重戒告」や一定期間試合ができない「ライセンス停止」などがある。JBC内部では「厳正に対処すべきだ」との意見が強まっており、処分は避けられない見通し。

 JBCは、セコンドに付いた亀田兄弟の長兄で、世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級前王者の興毅選手が試合中、リングサイドから「ひじで相手の目を狙え」などと悪質な反則行為を指示した疑いがあるとして、ビデオ解析を進めて亀田陣営の言動を特定する。兄弟のほか、反則を止める立場にあったトレーナーで父親の史郎氏(42)も処分の対象に含まれる。また、王者の内藤大助選手(33)からも、受けた反則内容などを文書で提出させる。 

 実際に試合中の映像の動画がインターネット上でも検証されています。

 私も試合をテレビ観戦し、さらに動画も観ましたが、トレーナーでセコンドについた父から「勝たれへんぞ。わかっとるやろ な?○○○○(急所のこと)打ってもええからな。おい、ダイキ、ヒジでもいいから目にいれろ、おもいっきり。目、もっといけよ。お前、目のところ重点的に」などとはっきり聞き取れました。

《インターバル中の指示動画》
http://jp.youtube.com/watch?v=jGZ8uaL1DGU&NR=1

 12日になって長男からこれらについてのコメントが発表されています。

■亀田興毅のコメント(原文ママ)

 11ラウンドの開始前の俺の発言が誤解されてるみたいやけど、あれは亀田家のボクシング用語で誤解されてるようなもんやない。あれはヒジを上げてしっかりガードして、目の位置を狙えいう意味。亀田スタイルの基本や。それに今のグローブはサミング出来へんように親指のところが縫いつけられてるから、サミングなんて出来るわけあらへん。俺が大毅に反則をさせるような事は絶対にあらへん。

 あれをどう解釈するとボクシング用語なのでしょうか。

 内藤チャンピオンは試合の序盤で、目の上をきりました。実際にはバッティング(頭がぶつかった)だったのですが、レフェリーにはパンチによる出血と判断され、もし傷や出血がひどくなれば試合続行不可能のTKO負けとされる可能性もありました。反則行為を指示した長男がまた世界タイトルをねらう、というよりボクシングを続けることがどうして許されるのでしょうか。

 その目をヒジでねらっていけ、また急所攻撃もいけ、という指示がセコンドから明確に出されています。それをしたのは、父のトレーナー、兄の前チャンピオン。

 父は今春も長男の試合のレフェリーに試合後乗り込んで暴言をはき、役員会から要望書が提出され、協会から文書でレフェリーへの暴言禁止などの通告がされています。

◇亀田の父、また処罰か=JBC役員会が要望書提出(2007/4/11時事通信)

 日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長は11日、JBC試合役員会が前世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級チャンピオン亀田興毅(協栄)ら3兄弟の父、亀田史郎氏の処罰を求める要望書を、事務局に提出したことを明らかにした。要望書は10日付で、史郎氏がレフェリーに暴言を吐くなどした行為に対し、ライセンス停止を含む厳しい処分を求めている。
 同事務局長は「役員会からの真摯(しんし)な提案と考え対応していく」とし、処分を科す可能性を示唆した。同氏は昨年もやじを飛ばした観客に突進しようとして厳重注意を受けている。
 役員会が問題としたのは3月24日に亀田興がエベラルド・モラレス(メキシコ)に判定勝ちした10回戦。史郎氏は浦谷信彰レフェリー(役員会会長)に対し、亀田興がダウンを奪った際にKO勝ちとしなかった措置や、亀田興に対する再三のバッティングの注意について、「亀田(の試合)だけのルールを作るな。ボクシングを分かっているのか」などと怒鳴った。要望書はこうした行為を「もはや抗議ではなく、どう喝や脅迫と呼んで過言ではない」などと糾弾している。

 また、昨年9月には次男の試合で、観客の騒動に父が乗り込んでいくこともあり、「乱闘騒動に加担しようとしたと誤解される言動があった」とJBCから厳重注意も受けています。

 これをボクシング業界から追放できなくて、何が正しくて何が間違っていると言える社会をつくることができるでしょうか。TBSはどう対応するのでしょうか。

JBC
http://www.jbc.or.jp/index.html

TBS
http://www.tbs.co.jp/

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