がんばれ!広島のアンパンマン 松山竜平
日ハムの中田翔など、今年のプロ野球の新人選手の注目は高まっている。
キャンプインを伝える記事が目立つなか、私の注目新人が今日2月2日付のスポーツ新聞で大きく取り上げられた。
広島というマイナー球団で、ドラフトも上位でなく4位の松山竜平選手。
ドラフトの順位は低いものの、首脳陣の期待は非常に高まっているという。
◇広島のアンパンマン松山 場外弾2発(2008/2/2スポーツニッポン)
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2008/02/02/03.html
私は、彼の飛距離だけに注目しているわけではない。
鹿児島の高校時代は無名のなか、福岡県の北九州市にある私立大学・九州国際大学への進学を、祖父が牛を売って援助してくれたという経緯をドラフト指名直後に話した彼。
「契約金は全部渡したい」と言い、「みんなでいっしょに住める家を建てたい」と決意する4位指名まで、ドラフト開始から1時間半。「待っている間に2キロはやせたかも」というキャラクターもおもしろい。
◇広島4巡目松山「祖父のおかげ」/ドラフト(2007/11/20日刊スポーツ)
http://hiroshima.nikkansports.com/baseball/professional/carp/p-rp-tp0-20071120-285525.html広島から大学・社会人ドラフトの4巡目指名を受けた松山竜平外野手(22=九州国際大)は19日、会見に臨み大粒の涙を流した。「おじいちゃんに本当に支えてもらった。それを考えたら涙が止まらなくなった」。88キロの体を震わせ、右こぶしで涙をぬぐった。
大学4年間で首位打者2回、打点王3回、本塁打王1回を獲得。九州6大学リーグ新の通算122本を記録した九州NO・1スラッガーは家族の支えなしに生まれなかった。「おじいちゃんが牛を売ったお金で学費を出してくれた。そのおじいちゃんが最近、見る見るやせてきて…」。高校時代は全国的に無名。祖父末吉政夫さん(73)の援助がなければ実現できなかったプロ入りだ。「契約金は全部向こうに渡したい。できたらみんなが一緒に住める家を建てたい」。両親、父方の祖母、母方の祖父母へ感謝を口にした。
今年6月の全日本大学選手権で早大・斎藤から左翼フェンス直撃の二塁打を放ち、全国区に躍り出た。「憧れはソフトバンクの松中選手。3冠を取れるような選手になりたい」。ドラフト開始から1時間半。「待っている間に2キロはやせたかも」という緊張から解き放たれた松山の口から、ようやく力強い声がこぼれた。
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わーい♪tamyちゃんが野球の記事書いてる~!!!
・・と舞い上がってしまいました。
牛を売って・・というあたりにグッと来ますですね。
CARPの松山君、覚えておきます。
投稿: おりがみ | 2008.02.10 22:49
早速キャンプでも報道が続いています。
首脳陣の期待も高いんだとか。
開幕スタメンもありえる期待のようです。
アンパン王子、楽しみです。
投稿: tamy | 2008.02.14 20:26
初ホームランおめでとう!
投稿: | 2011.06.09 21:48
テレビニュースで見ました。10連敗で止めた初ホームラン、おじいちゃんにも届いたかな。
投稿: Tamy | 2011.06.10 00:07