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2008.06.30

NHKスペシャル「大阪 “橋下改革”の舞台裏」 再放送は7月23日深夜

NHKスペシャル「何を削り 何を残すのか~大阪 “橋下改革”の舞台裏~」 が放送された。

人件費を除く予算支出の四分の一を占める福祉・保健関連。

健康福祉部に対する80億円の削減要求に対し、原則撤回を求める部。

優先順位をつけろと迫る財政当局。

「障害者 命 警察には配慮したい」との橋下知事の判断で再検討となったそうだが、

それでも削られた、あるいは削られていく予算と施策はないのか、あればどうなるのか。

放送時間の限界やまだ議会を通っていないことへの配慮もあったと思う。

もっと踏み込んだ続編の放送を期待せずにはいられない。

橋下知事の支持率は8割とも言われている。

が、私には、子どもが笑う、という橋下知事のカラーとその魅力がみえない。

☆見逃した方もいらっしゃると思います。再放送が予定されています。

*再放送予定
2008年7月23日(水) 深夜 【木曜午前】0時55分~1時44分 総合

2008年6月30日(月) 午後10時~10時49分
NHK総合テレビ
 
NHKスペシャル「何を削り 何を残すのか~大阪 “橋下改革”の舞台裏~」
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080630.html
   
「住民が求めるサービスをすべて賄うことはできない」。今月5日、大阪府の橋下徹知事は、今年度1100億円の収支改善をめざす大幅な歳出削減案を発表した。5兆円の借金を抱える府の財政を立て直すため、どこまで住民サービスに切り込むのか? 府民を巻き込んだ激論の末の発表だった。

「収入の範囲内で予算を組む」を原則に掲げた橋下知事は、直属の改革プロジェクトチーム(PT)を立ち上げ、具体案の策定を指示。4月にPTが発表した「試案」では、かつてない歳出削減策が盛り込まれた。大相撲が開かれる府立体育会館など9施設が廃止。16の出資法人が統廃合。職員給与も15%カット。さらには学校教育や医療・福祉など生活に密着したサービスも削減対象となったのだ。「そこまでやるのか」と戸惑う職員。補助金を削られる施設や痛みを受ける障害者や高齢者からは激しい反発が噴出した。

番組では、6月の歳出削減案発表までに「財政難の時代に自治体は何をどこまですべきか」を巡って戦わされた府庁内外の激論に密着。教育や福祉など歳出削減の俎上にのぼった現場の声を交え、厳しい選択を迫られる自治体の姿に迫る。

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コメント

tamyさんに教えてもらい見ました。
放送では、障害者を救ったのは知事だ、といわんばかりのヒーロー的扱いに、放送を見た私の知る大阪の関係者で憤っている人は少なくありません。マスコミがこぞって知事を英雄的にあつかう姿勢に、疑問を感じます。
配慮といえども、無傷で残った障害者の事業は3割。7割は縮小・廃止の方向が打ち出され、残った施策も来年度以降、交付金化になるのでは、という不安の声も出ています。
いま、大阪府議会が開会され、議論がおこなわれています。
一気に出血をとめようとして府民生活をボロボロにするのではなく、財政再建をしながらも府民の生活を守っていく方向はないのだろうか、と知事の強硬姿勢に強い懸念を感じています。
お金がないから我慢せよ、という風潮が全国各地に飛び火しないことを祈るばかりです。

橋下府政について、公務員の人件費カット、図書館や文化施設の廃止などが大きく報道されています。民間の生活が厳しくなる中、公務員やこれまでの体質をたたくことで人気が出る流れは、99年の石原都政スタートからもありました。

今回の番組については、非常に一面的でしたね。ほかに影響がないのかの検証もなかったですし。1回の番組では無理もあり、やっぱり継続的な報道をしてもらいたいです。府政については詳しくありませんが、また何日か後に書きます。

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