話だけ聞いて、メモをとらない人の多さに
8月に入って、数千人の人が一堂に会する大きな集会に2度参加しました。
そこで、共通して驚いたことが1つ。
参加者に届けたいメッセージをこめた発言をする登壇者。
それに対し、聞いて拍手する参加者。
まわりをみても、メモをとらない人の多さにビックリ。
メモをとっているのは、6人か7人に1人くらいだったでしょうか。
世代はそれほど関係ないようにも感じました。
滅多に聞けないことを受け止めることのできる貴重な機会。
またその感動や考え方を持ち帰って報告しようとするはずのもので。
メモをとろうとするまでの言葉の力を登壇者が持ちえていないのかもしれません。
それにしても・・・。
今回初めて気づいたわけではありませんが、人の話を聞いていてメモをとらない人の多さに危機感を感じました。
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こんにちは、久しぶりに書き込みま〜す。
オレもメモ取り人間です。実はすぐに忘れてしまうからなんですが…。昔の記録なんかを見てるとなかなか面白いですし、これは一つの財産だなと思っています。
話を聞きながらメモを取るというのは一つの技術だと思います。二つのことを同時にできない人もいると思います。
正確に記録したいとか、報告しなアカンとか、必要に迫られないとそういうスキルはなかなか磨けないですよね。
あと、自分はどうありたいのかということも。tamyさんは職業柄(?)もあって今回のことを強く感じるのでしょうね。
投稿: PIKO | 2008.08.10 09:57
東京の方に参加していました。
記念講演は、ノートとペンを出して体勢は万全だったのですが
「メモなんて取らなくていいですからね!」と講師が言われたので
隣の人と顔を見合わせ、苦笑いして片付けてしまいました。
あまりに衝撃的な内容だったので、鮮烈に記憶に残っていますが
やっぱり、メモは残しておきたかったです…。
投稿: だるまBROS.(兄) | 2008.08.10 12:41
PIKOさん、どうも。話を聞きながらメモをとり、全体の流れを記録するのは技で、誰にもできることではないですね。
ただ、この場面のこの言葉、この人のこのメッセージを書き取る準備はしておかないといけないと私は思います。
少なくとも、ペンは出しておくぐらいは。それもないとなると・・・。専門職であるという主張をする上では、高めていくためのメモをとる準備はできているという段階は必要ではないでしょうか。
「報告集」なるものを毎年まとめることがありますが、せっかくの人のメッセージを明らかに間違って書いている人も多いのが状況です。メモをとっていないんだなとわかってしまいます。
よく、「わかりやすくしゃべってください」などと言われますが、わかりやすくもし話せたとしても、その人が持ち帰ってどうするかが鍵で、「波紋」の輪の大きさにつながると思っています。
だるまBROS.(兄) さん、ども。
相変わらずのさわやかさにいやされます。
さて、私は記念講演は聞いていません。いくつかの合研関連ブログを検索しましたが、この講演がよかったという感想が多かったですね。
著書もたくさんある方で、私も一冊事前に買いました。ほかにも何冊か読んでますが。でも多くの方は著書にもふれないわけで。
私は初日しか参加していません。学者の報告や歴史にかかわる話も多くありました。でも、筆記具をもたない「参加」は「参加」なのかと思いました。
学生のころ、筆記具をだしていない学生に「何をしにきているのか」と突き放す講師がいました。厳しいようですが、そのとおりだと思います。
講師がメモをとらなくてもいいとした場合は違いますが。
福祉・保育は「コミュニケーション労働」と言われます。その専門家としての賃金や社会的地位があるべきだと思いますが、そうであればそれにふさわしい姿勢が必要です。
来年のソレでは、嫌われても初日にあえてそこ(筆記具を用意しているか、メモをとるつもりがあるか)を指摘する実行委員長や主催者であってほしいと思います。来年を待たずに、各団体、個人レベルで、コミュニケーションを考えあいたいものです。
お祭りムードだけでは今の逆風はおしかえせないです。
投稿: tamy | 2008.08.12 23:34
毎日暑い日が続きますな。
自分で金払って参加してるんやから、そこでどうしようと自分の勝手だ。という意見もあるでしょう。
しかし、tamyさんもおっしゃっているように“フィーリングで覚えて帰ってきて間違った報告すんなよ”とか、ちゃんと記録を取っていないから薄っぺらい感想しか語れないとか。そういう“もったいない”場面に多々遭遇します。ま、もったいないとは思ったはらへんのですけど…。
tamyさんはそういうところをちゃんと指摘のできる偉い人だと思います。オレなんか怒る(指摘する)のがめんどくさいからついつい逃げちゃってます。そのかわり、んが〜〜!と(メモ取ったり)やっている姿を見せてその背中を見て気付いてくれたりしたらいいかなぁと思っています。消極的?
んが〜〜!!も、もうできなくなってきたけどね。
投稿: PIKO | 2008.08.13 15:51