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2008.09.04

政治不信をあきらめでなく、怒りに

前代未聞の政治責任の2年連続の投げ捨て。

朝日新聞や共同通信の世論調査では、驚くことに、自民党の支持率があがっています。

テレビでは連日の総裁選報道。

またもや元首相の血統の麻生氏、

日本新党、新進党、保守党など、政党を渡り歩いてきた小池氏、

都知事の長男・石原氏、

名門の与謝野氏。

なんじゃこりゃ、です。

経験不足の安倍氏から、調整力の福田氏への引き継ぎ。

そのあとがこの4人のなかの一人だとしたら、不幸です。

次の総裁は誰がいいのかという、世論調査が行われ、麻生、小泉、小池、石原らの順位となっています。

ちょっと待ってくれよと。

誰がどんな政策を持っているのか、何も知らされていないことの危険は、

さらなる政治の危機につながるのではないでしょうか。

話がわかりやすいとか、ソフトなイメージとか、イメージ優先でいいのか。

野田聖子大臣の名前も取りざたされましたが、3年前の郵政選挙で、自民党から刺客を送られて当選した野田氏が、今回の政党の総裁選に名前があがることの矛盾。

経過はともかく、イメージで次の選挙に勝ちそうならいいのか。

4氏の政策にそれほど違いはなく、消費税を増税したい考えは一致していると、今日の報道ステーションが特集しました。

福田氏は国民に謝罪をしていません。

また、いまの自民党有力者の多くが、福田氏、安倍氏をかつぎながら、反省をみせずに、次のレースにむかっています。

年金、医療、介護、少子化などまったなしの課題が山積するなかの放り投げ。

この自民党という政党を、まだ信じていく、その真意・民意が私にはわかりません。

投票日は、10月19日や26日、11月23日という説もあるとか。

11月23日は、連休のさなかにあり、投票率の低下が予想され、そこにあえてもっていくという話もあるようですが。

さて、次の政権の中心をになう可能性の高い民主党。来年6月か7月には都議会議員選挙があります。その選挙をにらんで、公明党が年内解散と定額減税のセットを迫った経過もあります。国政選挙並みに重要な選挙が次に待っています。

その民主党都議4人が800万円近い税金をつかったブラジル視察で、報告書に偽装・パクリ疑惑が指摘され、結果責任は認めましたが、弁明は苦しいものです。報告書の中心・総括が他の文書のパクリで、その主な原因がワープロの入力ミスというのは信じられません。その程度の議員は視察に行くべきではないでしょう。

【論文盗用】受け苦しい弁明に終始 民主都議、疑惑は晴れず(2008/9/4MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080904/crm0809042129028-n1.htm

政治不信が怒りにならず、あきらめになりがちなことが懸念されます。


◇東京都議会海外調査報告における盗用疑惑について(2008/9/4日本共産党東京都議会議員団)
http://www.jcptogidan.gr.jp/html/menu4/2008/20080904160332.html

【追記2008/9/5】

私自身は、消費税増税(一定の引き上げをして基礎年金などを確保する)を完全に否定しているわけではありません。将来的には、食料品など生活必需品部分を非課税や現行の税率を維持した引き上げはありえることだと思います。その際も、法人税や国の歳出のあり方、福祉水準の提示があってこそです。

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コメント

今回も「公明党」が動いたらしいが、太田代表のコメントはわざとらしい!

民主党ダメですね(期待してませんが)
過去に、海外視察での「コメント」を覚えているのかしら?

福田さんの辞任会見は、苦悩振りが垣間見えるようで、話もやっと分かりやすいこと言っている、って感じました。官房長官時代のキレのある福田さん、って印象をもちました。彼は「世間からの批判を受けてでも、自民党を守ること」を決断されたのではないでしょうか。福田さんにとっては、自民党を守ることが国民を守ることにも繋がっているのでしょうし。
辞任会見後に各党から批判が相次ぎましたが、「じゃぁ、お前達の政党が政権とったら、政治をうまくまわせるとでも言うのかい?!」って感じまして、それこそ「ひとごと」のような批判を浴びせているだけだなぁ、って思いましたよ。

イメージだけで、総裁選候補があがってきては、「あぁだ、こぅだ。」って世間がなるのも残念でなりませんが。というか、そんなもんだからこそ、福田さんはそこまで見込んで辞任をして、風を呼び戻そうとされたのではないでしょうか。

芝宮さん、公明党主導の動き強まっていますね。選挙日程、定額減税・・・、そして総理の首も。

ちゅうちゃんさん、私は福田辞任の印象については同じようには感じませんでした。「あなたとは違います」とか、謝罪がないということは決定的に国民の政治不信を買ったと思います。自民党の支持率が高まった調査もありますが、それはダメなリーダーがやめたことでの一時的な反動のようにもみえます。また官房長官は伝える役割で総理は語る役割であり、当時と同じ話し振りでも、国民感情は不信任をつきつけたとも思えます。

ただ、朝日新聞などでは今日辞めて選挙日程まで麻生氏に示したともいわれ、内閣改造で上がらなかった支持率をあげる最後のカード、総裁選盛り上げカードをきって自民党に恩返しをということなんでしょうね。

イメージだけで次の総理はと世論調査が世論をあおり、テレビ・新聞など報道がジャックする中、まさか3年前と同じ流れをつくるのか、マスコミと国民の意識が問われています。一部の警鐘記事に少しだけ救いを感じていますが。

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