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2008.12.20

内藤チャンプは派遣ではなかったはず

ボクシングの内藤選手が23日にある防衛戦に勝つことで、窮状にある派遣労働者にエールを贈るという。

内藤選手自身が4回戦ボーイ時代の23歳の頃、製造業の派遣社員として働いた経験があり、首を切られたこともあるという。

昨年まで夫婦共働きで月収12万円の生活だったことも有名だ。

ちょっと待ってくれ、と言いたい。

34歳の内藤選手が23歳の頃は、1997年。

いわゆる派遣という雇用形態の業種が拡大されたのが1999年。製造業に解禁されたのは2004年。

内藤選手は派遣ではなく、一般的な非正規雇用だったはず。

スポーツ紙各紙は、内藤選手が派遣社員だったと書いている。

派遣にエールをという気持ちはわかる。でも、細かいようだが、正確に書いてほしい。

◇内藤、ハケン社員の星だ/WBCフライ級(2008/12/19サンケイスポーツ)http://www.sanspo.com/fight/news/081219/fgb0812190503001-n1.htm

 王者・内藤大助(34)と挑戦者・山口真吾(29)が18日、都内の病院で予備検診を受け、ともに異常なしと診断された。身長で6.4センチ、リーチで10センチ挑戦者を上回った内藤は、派遣労働者時代のクビ切り体験を吐露。暗い世相に灯りをともす壮絶ファイトで“ハケンの神様”となることを約束した。

 痛みを知る内藤だからこそ、言葉に力がこもる。「オレも派遣で仕事してて首を切られたことがある。(日本)ランキング入り前で、本当困った」。練習の傍ら、鍋やヤカンの製造工場で朝8時30分から夜5時30分まで働いていた23歳のころの話だ。

 「すげぇ貧乏したけど、あきらめたら何も生まれないよ」。歯を食いしばり、夢を現実にした世界王者が、未曽有の不況にあえぐ労働者へ「オレの試合でみんなに勇気と元気を与えたい」とエールを送った。

 予備検診では、山口の師匠、元WBA世界Lフライ級王者・渡嘉敷勝男会長(48)が仕掛けた即興コントに堂々と応じた。医師のイスに座った同会長が聴診器を内藤の頭にあて、「悪い。名前も家も、そのうちに分からんようになる。早く引退した方がいい」と挑発。「山口にKOされたら、あきらめて引退できるな」とダメ押しされても、「今回一番の敵は渡嘉敷会長。試合を盛り上げようとしてくれてる」と笑顔で受け流した。

 リーチで相手を10センチ上回り、変則ボクシングだけに「有利と思う。相手はやりづらいよね」とニヤリ。苦しい人生経験をくぐり抜けた王者が、老練の挑戦者をはね返し、“ハケンの神様”となってみせる。(川田尚市)

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コメント

法律的は、派遣は認められていない業種でも、契約上は、「請負」でありながら、実際は、「派遣」であるということが多かった。

これを「偽装請負実質派遣」と言います。

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