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2009年1月の記事

2009.01.31

鳩山大臣、保育所施設基準廃止に「幼児の命にかかわる」と慎重論

「友達の友達がアルカイダ」という政治家なので少し距離感はあるけれど、

鳩山総務大臣が保育所の施設基準の維持の廃止に慎重な姿勢を示したことを評価したい。

しかも、これは一政治家の個人発言でなく、大臣のただの持論でもなく、「麻生内閣の国民対話」(初めて知ったが)で話されたものだけに重い。

日本経済新聞の12月23日の社説などは基準を廃止し、地方がすべて権限を持てばいいというものだったが、私は鳩山大臣を支持する。ブレが心配だけれど。

◇保育所の施設基準、廃止に慎重 鳩山総務相(2009/1/31 18:50asahi.com)
http://www.asahi.com/politics/update/0131/TKY200901310181.html

 鳩山総務相は31日、宇都宮市で開かれた「麻生内閣の国民対話」で講演し、政府の地方分権改革推進委員会(丹羽宇一郎委員長)が勧告している保育所の施設基準の廃止について、「規制緩和とか地方分権の観点から(基準を)外せという意見がある。しかし、保育所の場合は幼児の命にかかわる」と述べ、基準の廃止に慎重な姿勢を示した。

 保育所の施設基準は、幼児1人あたり面積などが全国一律に定められ、分権委が「自治体が条例などで独自に決められるようにするべきだ」と提言していた。講演で鳩山氏は「国のやることは外交と安全保障だけ、食品の安全だったら都道府県でなくて市町村がやればいいという意見もあるが、命にかかわるものは国が保障するべきだ」とも述べ、食品安全関係の権限移管にも難色を示した。

2009.01.29

インフル疑惑の晴れた私にチョコレートを

この10日間くらい、忙しい毎日。

忙しすぎて今週はブログにも手がつかず。

緊張の連続の影響もあってか、昨日からノドが痛く、セキが出て、身体がだるく、関節が痛い、明らかな風邪の症状も。

まわりではインフルエンザも流行っていて、明日また大勢を前にする私も症状が気になり。

インフルエンザ疑惑も指摘され、今日は急ピッチで仕事を終え、早退して、病院へ。

症状を伝えると、検査についての説明を受け、「検査には別途お金がかかりますけどいいですか」と親切な説明。

「保険があるから、900円程度かな」とお医者さん。

もし保険がないと、ただウイルスから受身でいるしかないということだということを実感。

鼻にやわらかい針金のようなものを何度も突っ込まれ、涙を流し、私は「泣かされましたぁ」と言って、お医者さんと看護師さんの笑いを誘って、検査終了。

インフルエンザではないとのこと。

明日で、この冬の仕事の大山を越えます。

調子はよくなく、明日出勤できることを祈りつつ、これから寝ますが。

あと2週間ちょっとでバレンタインデー。

チョコレートください。

そう、「限りなき 義理の愛 大作戦」でいいので。

私に、まぁ義理でいいかとチョコレートを贈ろうと考える。

「限りなき 義理の愛 大作戦」のチョコレートを買う。

「義理の愛」が国境を越えて支援になる。

私には現物のチョコレートが渡り、ダブルでうれしい思いになる。

義理でなければ、なおうれしい、、、。

義理でもうれしい。。。

日本イラク医療支援ネットワーク
http://www.jim-net.net/contents.html
※画面の木をクリックしてください

2009.01.24

1月26日、NHKスペシャル「リストラの果てに 日雇いに流れ込む人々」

26日、日雇い派遣を取り上げたNHKスペシャルが放送される。番組ホームページには予告動画もアップされた。

私は90年代の後半に、学生だった私は、2ヶ月単位の契約の非正規アルバイトとして製造業の工場で夜間働いたことがある。また、日払いでの運送業のバイトの経験もした。数日間だけのパン工場の短期バイトも。いろいろやった。当時も休憩中のおじさんたちの会話は次の仕事がどこにあるかの情報交換が主だった。不安の大きさと希望の薄さが雰囲気としてあった。

労働組合の関係の仕事をするようになって、特に最近、このときの経験は本当に貴重だったと思えるようになった。

あれから10年。

法律が働く側でなく、働かせる側にさらに有利に傾き、どうなったのか。

観てみたい。

NHKスペシャル「リストラの果てに~日雇いに流れ込む人々~」
http://www.nhk.or.jp/special/onair/090126.html

2009年1月26日(月) 午後10時00分~10時49分
※再放送予定
 1月29日(木) 午前0時45分~1時34分(28日深夜) 総合

今、人材派遣会社に日雇い派遣の仕事を求める声が殺到している。景気悪化により、「派遣切り」された非正規社員の若者たちに加え、解雇された正社員の中高年からも電話がかかってくる。グッドウィルやフルキャストが違法な派遣を繰り返したため、原則禁止が打ち出された日雇い派遣。皮肉にも、未曾有の不況の中で最後のセーフティーネットとして機能している。 
規制緩和で誕生した日雇い派遣。当初は、学生や主婦などの副業として考えられていた。しかし、フタを開けてみれば就職氷河期の若者たちに加えて、リストラされた中高年も流れ込み、ワーキングプアの受け皿になってきた。多くの企業が日雇い派遣による調整を前提としたビジネスを展開してきた中で、日雇い派遣の禁止は大きな痛手となるはずだが「日雇い派遣が禁止されても実態は変わらない」という声も上がっている。
師走の人材派遣業界に密着し、現場の実態に迫る。

2009.01.21

保育士の資格要件の緩和で合意する経団連と労働組合

1月15日に、日本経団連と労働組合の連合が「雇用安定・創出に向けた労使共同宣言」http://www.jtuc-rengo.or.jp/news/rengonews/data/20090115_sengen.pdfを行ったことは大きく報道された。

その内容に驚いた。

「新たな雇用の創出も不可欠である。とくに、医療・介護・保育等の分野でのマンパワーの前倒し配置、環境・農業・教育分野での雇用創出、社会資本の復元・整備等、社会が必要としている分野における雇用創出策を、公的支出も拡大しつつ、早急に実施すべき」

として、

2.雇用の創出
(3)国民生活の安心確保に向けた基盤整備
①高齢者向けの多様な居宅・介護施設の整備
②保育所など子育て支援サービスの拡充
③介護・保育分野の有資格者の復職支援、資格の取得支援
④保育従事者拡充に向けた資格要件等の緩和

をも掲げた。

①から③は望ましいとしても、④は、病院で言う、看護師、准看護士のような、保育士、准保育士という、専門性の切り下げに誘導されかねないように危惧する。

これまでも規制緩和論者たちが主張してきた、子育ての終わった母親に短い研修を受けさせ、安いコストでまかなえないかという議論に加え、失業者らも簡単にその資格をとれ、働けるようになるということに。

今回の共同宣言に、労働組合最大手の連合が経団連と名を連ね、保育に関する上記要望をしたことがあまり知られていない。

これでいいのか、労働組合と保育現場の経営者と職員、そして保護者ら子育て世代に厳しく問いたい。

2009.01.20

お茶の間は「派遣切り」批判に手厳しい

「年越し派遣村」。

確かに、大きく報道され、市民が動き、行政を動かし、政治を動かしつつある。

住居ごと奪われるという「派遣」問題に焦点があたったことは大きい。

が、なぜ貯金が少ないのか、仕事を選びすぎていないか、根性が足りないのではないか。

怠けた特別な人たちを救う必要があるのか。

年が明けて、派遣村報道にふれた20代・30代と積極的に、お茶の間での会話を聞くようにしているが、私の考えに近い会話がされたのは3割、遠い会話がされたのが7割という状況だ。

昔は食べていくため、生きるためならどんな仕事でもした。でも、今の人たちは甘えている。そんな厳しい50代・60代の父親の声がお茶の間に。

それだけではない。

福祉関係の労働組合に入っている女性と結婚したばかりの、長時間働き続ける厳しい環境にある若い男性も、「派遣切り」に窮する彼らに「仕事を選びすぎ」と手厳しいという。

日曜日に放送されているフジテレビ・新報道2001の世論調査にもあわられている。

フジテレビ 新報道2001世論調査 2009/1/15実施 2009/1/18放送
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/chousa/chousa.html

【問3】派遣社員などのリストラが続いていますが、あなたは派遣切りについてどう思いますか。
許せない 32.2%
不景気なので仕方ない 39.0%
実情に即した経営判断として評価すべき 22.0%
(その他・わからない) 6.8%

【問4】現在、製造業派遣の見直しが検討されていますが、これについてどう思いますか。 
廃止すべき 9.6%
見直す必要がある 77.6%
現状のままでいい 8.2%
(その他・わからない) 4.6%

【問5】従来の終身雇用を軸にして、日本型雇用システムに戻すべきだと考えますか。
戻すべき 36.8%
より労働力の自由化を加速すべき 38.6%
現状のままでいい 16.8%
(その他・わからない) 7.8%

※首都圏の成人男女500人を対象に電話調査

問われているのは、お茶の間の現状をしっかりつかめているかどうか。

政治批判を労働組合がするのは当然だが、政治に厳しくなっているそのお茶の間に労働組合の考え自体が伝わっていない。

大きな舞台では、少し動いても観客には伝わらない。

雇い止めなどが頻発するに違いない年度末(3月末)にむけて、労働組合は「100年に1度」の対応をしようとしているのか。

変化をつくるには、自らの発信手段の大胆な切り替えも含めて、自身の変化も必要なように思う。

そう、労働組合、組織、それだけでなく私自身も。

2009.01.18

クロストーク 最低賃金1000円に

労働組合の連合も全労連も最低賃金1000円以上の実現をと主張しています。

しかし、世間の共感はまだまだ得られていないように思います。

スローガンを掲げることは大事ですが、その論理が理解されていないのではないでしょうか。

丁寧な論理立てという点では、何度か紹介している、

毎日新聞 勝間和代のクロストーク(2009/1/9)
http://mainichi.jp/select/biz/katsuma/

が「最低賃金1000円に増額」をテーマに議論をよびかけています。

私は、基本的に賛成です。

労働組合の関係者は、ここに寄せられている100以上(1月18日現在)のコメントに目を通すべきで、組合員を導く大きな労組の役員ともなれば、投稿も寄せるべきでしょう。

そこに共感が寄せられるかどうか。

自らの主張を書いたチラシを配ることも、マイクで通行人に訴えることも大切な手段です。

が、一方的な手段であることも確かです。

双方向のやりとりで、しかも、労働組合が共通して掲げるテーマ。

どのような反応が示されるでしょうか。注目です。

世界の子どもたちのために

FNSチャリティトーク&ライブ '09~世界の子どもたちの笑顔のために~
http://www.fujitv.co.jp/charity/live2009/

3月にこんなイベントがあることを初めて知りました。

キャンペーンの趣旨やこれまでの支援などはこちら。

FNSチャリティキャンペーン
http://www.fujitv.co.jp/charity/

東京国際フォーラムで開催され、チケットは1月31日発売。

がんばってチケットとろうかなと。

川嶋あいさんは、12月下旬から2月までアメリカで語学留学中ですが、1月17日の恒例ともなっている神戸市長田区での震災復興ライブのために帰国。「しあわせ運べるように」などを市民と合唱。また渡米したようです。

1月17日付の日刊スポーツ音楽ライフ「川嶋あい 歌で伝える 暗闇だから見える希望の光」という大きな記事が、彼女と1月17日の復興ライブのかかわりと生い立ち、背景を取り上げています。

さて、FNSのイベントには著名なアーティストが出演予定。

3月5日(木):イルカ、川嶋あい、田中亮介(FNSチャリティキャンペーン事務局長)
3月6日(金):谷村新司、押尾コータロー
3月7日(土):谷村新司、平原綾香
3月8日(日):森川美穂、河口恭吾、ジェロ、佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)

3月5日、チケットがとれれば行こうかなと。

2009.01.15

NHKスペシャル1月26日「密着 日雇い派遣」

働き方・働かせ方が問われる形で年始を迎えた2009年。

派遣だけが不安定雇用ではないし、「派遣村」だけが厳しさとあたたかさの光景でもありませんが、象徴的なことだと思います。

NHKスペシャルが規制緩和・不安定雇用の極みともいえる、最も厳しい「日雇い派遣」について取り上げるとのこと。NHKスペシャルがきっかけとなってワーキングプアが大きく社会に問われたように、期待して観るつもりです。

2009年1月26日(月) 午後10時00分~10時49分
NHK総合テレビ
 
NHKスペシャル 密着 日雇い派遣(仮) 
http://www.nhk.or.jp/special/onair/090126.html

今、人材派遣会社に日雇い派遣の仕事を求める声が殺到している。景気悪化により、「派遣切り」された非正規社員の若者たちに加え、解雇された正社員の中高年からも電話がかかってくる。グッドウィルやフルキャストが違法な派遣を繰り返したため、原則禁止が打ち出された日雇い派遣。皮肉にも、未曾有の不況の中で最後のセーフティーネットとして機能している。 
規制緩和で誕生した日雇い派遣。当初は、学生や主婦などの副業として考えられていた。しかし、フタを開けてみれば就職氷河期の若者たちに加えて、リストラされた中高年も流れ込み、ワーキングプアの受け皿になってきた。多くの企業が日雇い派遣による調整を前提としたビジネスを展開してきた中で、日雇い派遣の禁止は大きな痛手となるはずだが「日雇い派遣が禁止されても実態は変わらない」という声も上がっている。
師走の人材派遣業界に密着し、過酷な現場の実態に迫る。

【再放送予定】2009年1月29日(木) 午前0時45分~1時34分 (28日深夜) NHK総合

2009.01.14

「派遣村」報道をみたお茶の間で

年末年始の「派遣村」報道について、家族で会話をした様子を聞くようにしている。

30代で同年代の独身女性で実家暮らしの保育士は、印刷業を40年続けてリタイアした60代の父親に「あの人たちは根性がない」と言われたという。

20代中盤で新婚の女性保育士は、同居するダンナに「選んでいるから仕事がないんじゃないか」と。

労働組合の活動を仕事にしているある役員は帰省先で60代の母親に「あの人らは根性がたらん」と。

1月10・11日に朝日新聞が行った世論調査では、

「かえって雇用が減るという意見もある」と紹介したうえで製造業派遣禁止への意見を聞いたところ、禁止に「反対」が46%で「賛成」の30%を上回った。 という。

貧困の拡大と雇用の崩れに世間は注目しているが、まだまだ貧困問題は自己責任から抜け出せていない。

年末年始、「派遣村村長」としても露出が急増した湯浅誠氏について、「AERA」などが大きく取り上げている。

『反貧困―「すべり台社会」からの脱出』(湯浅 誠著 岩波新書)をまわりにすすめていこうと思う。この本、よく行く書店では、先週のベストセラーの9位に入っていた。

「派遣村」に象徴される不安定雇用・貧困問題への注目を分断ではなく連帯につなげる可能性があると信じたい。

2009.01.12

テレビ局に電話をかけずにはいられなかった

テレビ局に電話をかけた。

ある番組の感想について。

番組の最後のエンドロールが出る頃には、テレビ欄に記載されている番号を押していた。

スタッフにつないでくれた。

取り上げて絶賛していた人物の裏側について、私は知っていることがいくつかあったので。

視聴者のなかには、その理念に感動し涙を流した人もいたはずだ。

ブログで検索しても、番組と人物について感動がつづられている。

電話で応対した番組スタッフに、番組のテーマと構成については認めつつ、私はその内情を話した。

スタッフは「そのような点での取材はしていませんでした。事実とすれば申し訳ありません」「そうなんですか。今後取材させていただきます」「知りませんでした。ありがとうございました」と、話を聞いてくれた。

功績は絶賛すべき部分はあり、評価する人たちが多くいたとしても、その陰でたくさんの人がついていけずに悩み、泣き、去っているということ。

そこに何があるのか。

取材する側もある点に気づけば、その陰が見えてくるはず。

どうしても伝えたかった。

2009.01.11

「泣けるほど好きな人」2月25日に

※追記あり

「泣けるほど好きな人」

何度かブログにもつづり、駅ナカでのミニライブにたまたまひかれ、CDを買い、ライブにも行ったことのある注目のアーティストnavy&ivory(ネイビーアンドアイボリー)のニューアルバムが2月25日にリリースされる。

navy&ivory
http://www.navy-ivory.com/

アルバム「泣けるほど好きな人」は2枚組で、これまでのシングルコレクション、それと驚くほど名曲のカバー。

カバー曲は、

卒業写真(松任谷由美)
私がオバサンになっても(森高千里)
長生きしよう(槇原敬之)
会いたい(沢田知可子)
最後の雨(中西保志)
化粧(中島みゆき)
50年後も(KAN)
奇跡~大きな愛のように~(さだまさし)

「泣けるほど好きな人」<収録予定曲>                       
 Disc1:シングルコレクション/Disc2:カバーコレクション
 ・指輪(2009バージョン)  ・卒業写真
 ・最愛           ・私がオバさんになっても
 ・ヒカリの街        ・長生きしよう
 ・ねぇ           ・会いたい
 ・恋人           ・最後の雨
 ・NEWS           ・化粧
 ・光            ・50年後も
 ・トワイライト       ・奇跡~大きな愛のように~

2枚組で3150円だとか。カバーも注目され、ヒットするはず。

待ち遠しい。

【追記】1月11日のスポーツ報知で大きく取り上げられました。

◇「navy&ivory」がん闘病中“愛犬”に「指輪」セルフカバー
(2009/1/11スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20090111-OHT1T00066.htm

 2人組ユニットの「navy&ivory」がロングヒット中の「指輪」を、がんで闘病中の愛犬のために、新たにセルフカバーすることになった。もとはウエディングソングとして発売した楽曲だが、闘病生活を送る人たちからも「生きる勇気をもらった」とメッセージが殺到。新たな願いを込めて歌うことが決まった。2月25日発売のアルバム「泣けるほど好きな人」に収録される。
 結婚式の隠れ定番ソングとして人気の楽曲が、病気と闘う人々、愛犬を応援する曲として生まれ変わる。「指輪」は05年2月に発売されたnavy&ivoryのデビュー曲。全国各地で行うインストアイベントの即売会などで地道に人気を伸ばした。07年10月に結婚した神田うのが大ファンと公言するなど、ウエディングソングとして人気を得た。

 楽曲が波及していくにつれ、評価が独り歩き。―約束します 君を残して 僕は死ねません―。結婚式ではタブーとなりかねない「死」という言葉を使った冒頭の歌詞や、“誰かのために生きる”というテーマが、闘病中の患者などにも話題を呼んでいった。

 更に、昨年11月に日テレ系「誰も知らない泣ける歌」(火曜・後9時)で一変。婚約中に夫が精巣腫瘍(しゅよう)を患っていることが明らかになったが、「指輪」の歌詞に励まされ闘病生活を耐え抜いたカップルのエピソードと共に紹介されると、翌日から問い合わせが殺到。着うたチャートで一時2位を記録するなど注目を集めることになった。

 人気の再燃と、多くの「勇気をもらった」という声に、メンバーは「今もう一度、指輪という曲に言霊を吹き込みたい」と新録を決意。ボーカル・下地正晃(33)の愛犬ビッグが、がんで闘病中ということもあり「僕の大切な家族の一員で、僕に惜しみなく愛をくれた愛犬に感謝を込めて歌いたい」と新たな気持ちを込めレコーディング。コーラスや伴奏を追加し、より明るく、前向きな曲に生まれ変わった。

 新録版は2月25日発売のアルバム「泣けるほど好きな人」に収録。発売に先駆け10日に配信をスタートしたが、ファン層が大きく広がりそうだ。

 ◆navy&ivory(ネイビー・アンド・アイボリー) ▼下地正晃(しもじ・まさあき)=ボーカル。1975年9月16日、沖縄県生まれ。33歳。▼吾郷水木生(あごう・みきお)=キーボード・コーラス。1973年6月27日、島根県生まれ。35歳。00年結成。インディーズ活動を経て05年に「指輪」でメジャーデビュー。同年末に日本有線大賞新人賞受賞。2月13日に渋谷duoでワンマンライブを行う。

新成人が「時」意識アンケート

大切な「一秒の言葉」、誰にどんな?

価値のある一秒は、誰といる時?

大人の嗜み、必要な品は?

気持ちは何時?

一秒でも早く済ませたいこと、長く続けたいことは?

総理になったら何を?

今年も成人の日にあわせて、時計メーカーSEIKOが新成人を対象に行った「時」に関するアンケート調査2009の結果が発表された。

毎年テーマを変えてアンケート調査が行われている。

新成人が考える「時」の意識アンケート調査(SEIKO)
http://www.seiko.co.jp/nihongo/shinseijin/index.html

男女の差、父・母への意識の違いも。

過去の調査も興味深く、「時」の大切さを感じさせます。

2009.01.09

蟹工船、リアルなカニかま

働かせ方が大きな社会問題になって迎えた2009年、映画「蟹工船」(SABU監督)が今年公開される。ポップな映画になるらしいとは聞いていた。

記事リンク先に、カニかまが缶につめられようとする綺麗な写真が。。。

◇映画「蟹工船」にスギヨのカニかま(2009/1/9 読売新聞石川版)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20090109-OYT8T00002.htm
 
 今年公開予定の映画「蟹工船」(SABU監督)に、七尾市の水産練り食品メーカー「スギヨ」のカニかまが小道具で使われることになった。本物のカニそっくりの見た目が制作者側に評価された。同社は「映画のヒットはもちろん、カニかま人気にも火がつけば」と喜んでいる。

 「蟹工船」は、プロレタリア作家小林多喜二の同名小説が原作で、漁場でカニを水揚げし、そのまま船内でカンヅメ加工する蟹工船が舞台。最初はカニのむき身に似た小道具を作ろうとしたがうまくいかず、制作担当者がたまたまコンビニ店に立ち寄ったところ、スギヨのカニかまが目にとまったという。同社は撮影用にカニかま500本、70キロを無償提供。同社商品部は「長年、味や食感はもちろん、見た目のリアルさも追求してきた。映画で使われることは開発冥利(みょうり)に尽きます」と話している。

地域の、産業の話題になっていくことも、映画を広げていく上では必要だと思う。その映画の出来、メッセージがどうなのかが気になるけれど。期待はふくらむ。

株式会社スギヨ
http://www.sugiyo.co.jp/index.html

株式会社スギヨ かに風味蒲鉾
http://www.sugiyo.co.jp/products/archives/cat-297/

【ブログ内関連記事】

映画「蟹工船」一人一人が考えることをやめちゃいけない(2008/12/27)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2008/12/post-51e0.html

コミック「蟹工船」発売されましたー(2008/11/20)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2008/11/post-0d61-1.html

2009.01.07

ザ・ニュースペーパーのDVDをみた

よく行くレンタルビデオ店をのぞいたら、

なんと、昨年12月に発売された、風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」のファーストDVD「ワールドワイドワイドニュース」が入荷していた。

何度か集会での生パフォーマンスをみていて、コイズミ、アベは本当におもしろかった。

首相の投げ出し、政局の迷走で、彼らのテレビ出演も増えていて、DVD発売のこともスポーツ新聞で知っていて気になっていた。

なので、早速かりてみてみた。東国原知事のマネがすごく似ていることにサプライズ。

でも・・・。

期待よりは残念な出来に感じました。

やっぱり生がいいですね。

今度お金払って観にいこうと思っています。

【動画】偽アベシンゾーの訴え
http://jp.youtube.com/watch?v=ZChBDYx-354

この動画は今みてもおもしろく感じます。

2009.01.04

平和への意志を表明する

この年末年始、遠く離れたところで、空爆、そして地上戦が行われています。

1月4日、作家の井上ひさしさんや翻訳家の池田香代子さんなど7人でつくっている「世界平和アピール七人委員会」が「イスラエルによるガザへの攻撃の中止を求める緊急アピール」を発表し、攻撃を停止すること、報復の悪循環を断つこと、日本国憲法にもとづく日本政府の行動などとともに、「世界のすべての市民に、平和への意志をさまざまなかたちで表明する」ことが呼びかけられています。

世界平和アピール七人委員会
http://worldpeace7.jp/
※アピール全文もあり

日本でも攻撃について報道されていますが、この問題の背景が丁寧に伝えられておらず、一般にわかりにくいことが関心を遠のかせているように思います。

「世界のすべての市民に、平和への意志をさまざまなかたちで表明する」ことがよびかけられています。

このよびかけに対し、

私は、このブログでのこの記事の発信という形で平和への意志を強く表明します。

1月9・10日、ETV50 子どもサポートネット

1月10日、NHK教育テレビ(ETV)が放送開始50周年を迎えるそうです。

NHK ETV50
http://www.nhk.or.jp/etv50/index.html

関連番組が放送されています。

私が注目しているのは1月9日、10日に放送されるETV50「子どもサポートネット」という番組です。



1月9日(金)総合  午後10時から10時49分 「親と子の現場から」
   10日(土)教育  午後8時から11時 スタジオから生放送「親と子を支えるために」

「子どもサポートネット」番組ホームページ
http://www.nhk.or.jp/heart-net/kodomo/

上記サイトの「書き込み板」では、意見が募集されています。

投稿されてはいかがでしょうか。

番組の紹介を転載します。

NHK ETV50「子どもサポートネット」
http://www.nhk.or.jp/etv50/detail.html

   今、日本の親と子が悲鳴を上げています。

 家族関係が希薄になり、地域社会の解体が進む中で、親たちは‘たった一人の子育て’を余儀なくされ、追いつめられています。一方で、子どもたちは虐待や不適切な養育の後遺症としての生きづらさを訴えています。そして、その傷は、社会に出ていく時にまで多くの影響を及ぼしています。

 本来は“楽しい”はずのものである「子育て」。しかし、今ほど一人一人が“孤立感“を深めている時代はなかったのではないでしょうか?

 もはや子育ては「親子」の関係だけで考えるのではなく、「社会がどう関わっていくのか?」その具体的な方策を考えていく岐路に立っています。

 悩みを抱える子どもたち、そして親たちを、当事者同士、あるいは専門家とつなげ、孤立から救うために、社会は、私たちは、何ができるのでしょうか?

子どもサポートネット 親と子の現場から

 番組に寄せられたメールなどを元に、「生きづらさ」を抱える、親と子の現場を見つめていくドキュメント。

<放送>

1月9日(金)総合テレビ 午後10:00~10:49

■出演

町永俊雄(キャスター)

子どもサポートネット 親と子を支えていくために

 スタジオに様々な悩みを抱える親や子を迎え、数多くの親子を描いてきた作家の重松清さん、みずからも母との関係に悩んだという東ちづるさんたちとともに、今の親と子を巡る環境、社会はどんなサポートをするべきかなどについて、とことん語り合っていきます。

 放送に合わせてリアルタイムに意見を寄せられる「掲示板」も立ち上げ、視聴者にも議論に参加してもらいながら、番組を進めていきます。

<放送>

1月10日(土)教育テレビ 午後8:00~11:00(生放送)

■出演

町永俊雄(キャスター)
重松清(作家)
東ちづる(女優)

2009.01.03

いま必要なプラスワン

羞恥心も悲愴感も持たない政治家たち。

年明けのトップニュースとして報道されたのは、不安定な働かせ方をされ続け、不況を理由に寒空に投げ出された人たちを救おうとする東京・日比谷の「年越し派遣村」。

年越し派遣村 ウェブサイト
http://hakenmura.alt-server.org/

憲法上の日本の象徴は、天皇となっているけれど、

もう一つの意味で言えば、

今の日本の象徴は、その皇居のすぐ近くの村にいる衣・食・住を欠いた人たち。

これから仕事始めを迎えようとする人たちにも不安が広がっている新春。

麻生首相はやっと、派遣村の支援を指示したという。

◇麻生首相:解散総選挙「今春以降に」…見通し述べる(毎日新聞 2009年1月3日 20時28分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090104k0000m010047000c.html


 麻生太郎首相は3日、東京都・神山町の私邸で、河村建夫官房長官、自民党の菅義偉選対副委員長と会談した。麻生首相は衆院解散・総選挙の時期について、「09年度予算案が成立しないと難しい」と述べ、少なくとも今春以降になるとの見通しを示した。また河村氏に対し、仕事と住居を失った人向けに、東京・日比谷公園に開設された「年越し派遣村」の支援に全力を挙げるよう指示した。【坂口裕彦】

彼らを救うのは当然必要なことだけれど、彼らだけを一時的に救っても、解決にならない。

追い込まれて投げ出された人たちを事後対応するのではなく、そうならないように、事前対応するのが政治の役割だと私は思う。

これから8ヶ月以内に、総選挙が必ず行われ、国民の選択が問われる。

あきらめではなく、積極的に行動する海外ニュースでみるような状況にならなければ、政治と国民との距離は近づかない。

何かを変えようとするとき、今までにやってきたことに加えて、

いや、もっと言えば、

何かを横においても優先させるプラスワンの行動が欠かせない。

私にとってのプラスワンとは何か。

チェンジ! イエス、ウィー、キャン!というのは簡単。

その前に、同時並行でも、自分をチェンジしていかないと。

私自身のチェンジについて、イエス、アイ、キャン!ともとらえていきたい2009年。

仕事始めはもうすぐ。

あとちょっと、考えてみたい。

2009.01.02

迎春 ちひろ美術館

200901chihiro 激動の年がスタートしましたが、

ちひろ美術館・東京に行ってきました。これまで何度も行ってますが。

ちひろ美術館年賀状(非売品・次回持参で入館が無料に)をゲット!

「平和」「歴史」「戦争」「大人」・・・。

絵をみて、いろんなことを考えてきました。

一番考えさせられたのは「大人」についてのメッセージですが。

それぞれの迎春。

ちひろ美術館のホームページで、「いわさきちひろについて」などをいろいろクリックして、

また考えさせられるのでした。

長野・安曇野のちひろ美術館はまだ行ったことがないので、近々ぜひと思いました。

2009.01.01

2009年、あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いします。

厳しい年になりそうですが、いい意味で変化の年としたいですね。

2008年1月1日に掲げた3つの目標、「年内に賞をとる!」「料理をしっかりする」「ブログを更新する」。

2007年末から2008年の年始にかけて、ブログサービス・ココログで2回も「旬の話題ブログ」に取り上げられたことで運を使い果たしたようです。

どれも達成ならずです。ブログは更新してますが、更新頻度は下がっていますし、料理もあまり・・・。

これまで続けて買ったものすごく高いお米より、それより安い、たまたま新たに買った新しいお米がとてもおいしいことに驚いていますが。

さて、2008年は、2007年秋の役職の重さもあいまって、人前で話すことが以前よりも多くなりました。

小心者は相変わらずで緊張の連続でしたが。

1時間くらいの長い時間、一人で話をさせていただく。

前年よりそんな機会の増える年を迎えそうです。

2009年の目標は一つだけ。

「トークの充実」です。

そのためには、読み、聞き、書き、学び、話し、ということが欠かせません。

私は、このブログでもおわかりのように、批判・批評を日常的にしています。

ただ、人前で話す際に、どこまで整理できているか、何か聞いてよかったと思えるような力を示せているか、まだまだです。

自分で精一杯ですから。

何もしない政府、役に立っていない政党、ろくでもない組織などをただ批判だけしたとしても、共感は広がらないとも思っています。

あわせて、では、どうすればいいのかも示さないと。

あの人の話を聞いてよかった、そう思ってもらえるように、

読み、聞き、書き、学び、話し、という努力と成長を続けていけたら。

今春でいまの仕事も10年に。

その後をどうするか今は白紙ではありますが。

マイナス志向の目立つブログ「tamyレポート」ですが、おつきあいありがとうございます。

謙虚に、無理せず、それでも貪欲に、ブログも人生もつづっていこうと思っています。

また1年、よろしくお願いします。

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