いま必要なプラスワン
羞恥心も悲愴感も持たない政治家たち。
年明けのトップニュースとして報道されたのは、不安定な働かせ方をされ続け、不況を理由に寒空に投げ出された人たちを救おうとする東京・日比谷の「年越し派遣村」。
年越し派遣村 ウェブサイト
http://hakenmura.alt-server.org/
憲法上の日本の象徴は、天皇となっているけれど、
もう一つの意味で言えば、
今の日本の象徴は、その皇居のすぐ近くの村にいる衣・食・住を欠いた人たち。
これから仕事始めを迎えようとする人たちにも不安が広がっている新春。
麻生首相はやっと、派遣村の支援を指示したという。
◇麻生首相:解散総選挙「今春以降に」…見通し述べる(毎日新聞 2009年1月3日 20時28分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090104k0000m010047000c.html
麻生太郎首相は3日、東京都・神山町の私邸で、河村建夫官房長官、自民党の菅義偉選対副委員長と会談した。麻生首相は衆院解散・総選挙の時期について、「09年度予算案が成立しないと難しい」と述べ、少なくとも今春以降になるとの見通しを示した。また河村氏に対し、仕事と住居を失った人向けに、東京・日比谷公園に開設された「年越し派遣村」の支援に全力を挙げるよう指示した。【坂口裕彦】
彼らを救うのは当然必要なことだけれど、彼らだけを一時的に救っても、解決にならない。
追い込まれて投げ出された人たちを事後対応するのではなく、そうならないように、事前対応するのが政治の役割だと私は思う。
これから8ヶ月以内に、総選挙が必ず行われ、国民の選択が問われる。
あきらめではなく、積極的に行動する海外ニュースでみるような状況にならなければ、政治と国民との距離は近づかない。
何かを変えようとするとき、今までにやってきたことに加えて、
いや、もっと言えば、
何かを横においても優先させるプラスワンの行動が欠かせない。
私にとってのプラスワンとは何か。
チェンジ! イエス、ウィー、キャン!というのは簡単。
その前に、同時並行でも、自分をチェンジしていかないと。
私自身のチェンジについて、イエス、アイ、キャン!ともとらえていきたい2009年。
仕事始めはもうすぐ。
あとちょっと、考えてみたい。
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