テレビ局に電話をかけずにはいられなかった
テレビ局に電話をかけた。
ある番組の感想について。
番組の最後のエンドロールが出る頃には、テレビ欄に記載されている番号を押していた。
スタッフにつないでくれた。
取り上げて絶賛していた人物の裏側について、私は知っていることがいくつかあったので。
視聴者のなかには、その理念に感動し涙を流した人もいたはずだ。
ブログで検索しても、番組と人物について感動がつづられている。
電話で応対した番組スタッフに、番組のテーマと構成については認めつつ、私はその内情を話した。
スタッフは「そのような点での取材はしていませんでした。事実とすれば申し訳ありません」「そうなんですか。今後取材させていただきます」「知りませんでした。ありがとうございました」と、話を聞いてくれた。
功績は絶賛すべき部分はあり、評価する人たちが多くいたとしても、その陰でたくさんの人がついていけずに悩み、泣き、去っているということ。
そこに何があるのか。
取材する側もある点に気づけば、その陰が見えてくるはず。
どうしても伝えたかった。
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