ちょうど10年
ちょうど10年、ほんとにピタッと10年前。
私の記憶が確かなら、1999年の今日、今の仕事の第一日目。
3月末まではアルバイトで、4月から正規採用。
その年度は、マスコミ志望の学生。
就職氷河期で、希望の職種に履歴書送っても、
どこも「今回は即戦力・経験者のみ」とつきかえされて。
大学中退後の専門学校卒業見込み。
大卒ありきの当時は枠自体も限られて。
高校まで北九州市で過ごして、上京して5年。
前半の2年は経済的に自立しようとがんばったけれど、後半の3年は自立できずの生活で。
生活のためにこなしたアルバイトは10以上。
後半の3年分の学費・奨学金の返済をその後どうしようかという厳しさもあり。
社会派という大きなくくりで仕事を考えて。
応募者30名以上のなかで私一人を選んでいただいたという、縁と奇跡。
それが本当によかったのかどうか、今のままでいいのか、まだ私の中で答えは出てないけれど。
10年たって、いまの重責にいること、独身でいることは想定外だったり。
さて、この春は、仕事にかかわる分野の大きな節目、岐路。
勤続10年、10年一昔。
10年は、重くて深い。
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