NHKスペシャル「介護保険が使えない 高齢者・家族の悲鳴」
ここにきて介護現場で働く人の待遇改善をと、やっと政府も追加の対策を行うという。
野党四党はもっとその待遇改善をと法案を提出した。
2000年の介護保険スタートから9年。
政治の責任は大きいと思う。
何が問題になのか、高齢者・家族の実情をNHKスペシャルが検証する。
2009年4月26日(日) 午後9時00分~9時49分
NHK総合テレビ
NHKスペシャル介護保険が使えない
~高齢者・家族の悲鳴~(仮)
http://www.nhk.or.jp/special/onair/090426.html
〔再放送予定〕
2009年4月29日(水) 午後3時05分~3時54分 総合2000年4月にスタートした介護保険制度。「家族が担ってきた介護を“社会化”し、必要なサービスを自ら選択。自宅で最期まで生活できるようになる…」そこにはバラ色の未来がうたわれていた。10年目を迎えた今、その理想が実現したとは言い難い。
今回NHKは、超高齢化社会を先取りしていると言われる都内のある団地に注目した。介護保険についてアンケートを行ったところ、1000世帯あまりから回答があり、十分なサービスが提供されず、社会から孤立する高齢者、介護家族が増え続けている実態が明らかになった。当初、国は制度の導入を優先し、その後は「走りながら考える」としてきたが、財源問題などに追われ「介護保険がどこまでサービスを担うのか」「制度を運用する自治体がどのような役割を果たすのか」といった重要な議論は先送りされてきた。今後、団塊世代の高齢化が進めば、さらに多くの人々が介護保険の網からこぼれ落ちる事態になりかねない。
番組では独自のアンケートをもとに介護現場が直面する深刻な実態を浮かび上がらせ、さらに介護事業者や自治体などの取材を通して制度の問題点を検証。介護保険にどのような改革が求められるのか、高齢者介護はどうあるべきか、考える。
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