激務で保育園を退職「職場のホ・ン・ネ」
退職する人、就職する人。
新年度になって一週間。
4月7日の朝日新聞「職場のホ・ン・ネ」に、兵庫県の30代主婦が声を寄せている。
娘がお世話になった保育園の30代の先生が3月で退職したという。
「勤務がハードで、体がもたなくなった」先生は「休日も少なく、サービス残業も当たり前」で、「私立保育園はどこも同じような状態です」と話していたそうだ。
この「激務で保育園を退職」との見出しの声は訴える。
「能力のある先生を失うことは、保育の質の低下を招きます。熱意や能力のある人が、いつまでも笑顔で働き続けられる環境であってほしい、と切に願います」と。
「どこも同じような状態」という私立保育園の勤務実態の取材、特集をぜひマスメディアにお願いしたい。
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