心の傷、ほかでもあるとしたら私たちの責任は大きすぎる
生まれてまもなく、2つ上の姉と母、私の母子家庭に。
小2のときに義父と再婚し、弟が生まれましたが、4年後に離婚。
母親は反抗期の私に、時に「施設に入れるよ」ということもありました。
母が病気になったり、何かあったら、そうなっていたかもしれません。
いま33歳の私ですが、30歳の時に帰省した際、
私が生まれてまもなく離婚したあと交通事故で他界したと聞かされていた実の父親が生きていることを知りました。
このことはこのブログでも書いてきました。
神経の細い私としては驚きの人生です。
さて、新年度の初日、4月1日に、
大人の責任って、こんなものですか
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2009/04/post-c9c4.html
という記事を書きました。
離婚を重ねるなかで、祖父母など親類とも縁が薄かった私。
児童養護施設にお世話になる可能性もあったと思います。
そのきっかけで、実際に児童養護施設に入所した経験のある川嶋あいさんなどへの関心にもつながったとも感じています。
そんな私ですが、上記のブログ記事の続報で、ここまでリアルに書いた記事にふれることが必要かどうか迷いましたが、もっとほかにもこのような施設があるのではないか、とも感じ、あえてふれることにしました。
カラダに落書き、私的流用…暴かれた「名門」児童養護施設の“醜態”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090412-00000520-san-soci
4月12日13時26分配信 産経新聞
このニュースをこの施設の大きな子どもが知り、傷つくことは避けられない事実。
閉鎖的で、世襲経営で、風通しの悪い児童養護施設はいまだに多いのではないでしょうか。
セーフティーネット、経済対策などの論議や動きがすすむ一方で、置き去りにしていませんか。一番厳しいところを。政治だけではなく、私たちの意識が。
« 「バカじゃねえか」という表現はなんとかならないものか | トップページ | 東京03の »
「保育」カテゴリの記事
- 少子化で揺らぐ保育園 保育士などを増やせる政策を(2022.05.05)
- 就職したばかりだけど、職場がおかしいので退職したいという人へ(2022.04.16)
- ドラマ『逃げ恥』と『ダンダリン』のセリフが保育園の職員に何を問いかけているか~「やりがい搾取」を許さずに自分たちの手でよりよいものに変えていくという選択肢とは(2017.04.01)
- 保育士の賃金引き上げと増員を(2017.03.19)
- 保育士不足の背景に丁寧な取材で迫る (2015.03.29)
コメント