「ちゃんと子どもが2人いる」のが「最低限の義務」か
麻生さん、また失言ですね。人類が続いていく上での数式としては子どもが2人いることは大切なことでしょうが、この国のリーダーが言うことの重さからすれば、ダメでしょう。
麻生さんには、どうして子どもが産めないか、先に放送されたNHKスペシャルの再放送がありますから、ぜひ観てもらいたいです。
麻生さんが子どもを育てた時代・社会とまったく違ってきているという認識をしてもらわないと。
2009年5月6日(水) 午後7時30分~8時43分
NHK総合テレビNHKスペシャル
“35歳”を救え あすの日本 未来からの提言
http://www.nhk.or.jp/special/onair/090506.html
〔再放送予定〕
5月17日(日) 午前2時05分~3時18分30秒 (16日深夜) 総合日本経済を牽引してきた輸出製造業が相次いで正社員削減を発表。日本は今、非正規社員に加えて正社員もいつ失業するか分からない、「大失業時代」に突入しようとしている。
将来どうなるのか。今後20年に渡って社会の中核を担う35歳1万人にアンケートを行い、「20年後の日本」をシミュレーションしたところ、中間層の崩壊が急加速することが明らかになった。これからの日本を支える今の30代が安定した収入を得られず、家庭や子供を持てないと、税収や消費が落ち込む一方で福祉コストが嵩む超コスト負担社会になり、日本は衰退を免れない。どうすれば良いのか。国内外の取材で見えてきたのは、雇用の流動化を前提にしたセーフティーネットやスキルアップ支援などの雇用対策に加え、子育てや教育、住宅支援などを合わせた総合的な新しい社会システムの構築が不可欠ということだ。こうした人に投資する具体的な対策をすぐに行えば、中間層の崩壊は食い止められ、超コスト負担社会を回避できることが未来シミュレーションでも裏付けられた。「大失業時代を」をどう乗り越え、将来に希望が持てる日本を創るか、徹底取材を元に解決への道を探る。
首相「子ども2人、最低限の義務」 国会答弁、後で撤回
asahi.com 2009年5月7日19時52分
http://www.asahi.com/politics/update/0507/TKY200905070225.html
麻生首相は7日の衆院予算委員会で、少子化問題に関連して「私は43で結婚してちゃんと子どもが2人いましたから、一応最低限の義務は果たしたことになるのかもしれない」と述べた。首相はその後、「義務という言葉は不適切だ」と発言を撤回した。首相は、民主党の西村智奈美氏との質疑で「子どもを産んだら楽しいという話をあまり言わないんですね、この国は。子ども産んだらいいことありますよと自分自身は思うが、他の人は大変だ、大変だという話しかしていない」と持論を展開し、「最低限の義務」に言及した。
だがその後、「産みたいと思っても産めない、いろいろなことがあって産めない、肉体的理由で産めないとか、いろいろな理由があろうと思う」と自ら切り出し、発言を不適切だったと認めた。
少子化問題をめぐる発言では、安倍政権当時の07年1月に柳沢伯夫厚生労働相が「女性は子どもを産む機械」と述べたことが問題化し、安倍首相が陳謝している。
« いーてぃーしー、きゅーふきん | トップページ | 東京五輪のPRなどで水道局の宣伝費が倍に »
「政治」カテゴリの記事
- 若者が9条改憲に肯定的との先入観は誤り(2014.01.13)
- 政治に社会に組織に求められるプロセスの公開(2013.01.13)
- 子どもの権利を守るため、人にやさしい都政をつくる宇都宮けんじさんで~猪瀬さんでは保育施策は大・大・大ピンチ~(2012.11.28)
- 湯浅誠さん、都知事選に不出馬(2012.11.06)
- <声明>私たちは新しい都政に何を求めるか(2012.11.06)
コメント