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2009年7月の記事

2009.07.31

「ザ・ノンフィクション」8月2日放送で500回に

毎回観ているわけではないけれど、気になるのがフジテレビ「ザ・ノンフィクション」。

日曜日の午後、長く取材に時間をかけた、最近では珍しいドキュメンタリー。

この番組が8月2日(日)の放送でちょうど500回目の節目を迎えるという。

◇フジの「ザ・ノンフィクション」8月に500回
(2009/7/30 asahi.com)
http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/TKY200907300246.html
    
■愛と人情軸に社会映す

 フジテレビが日曜午後に放送しているドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」が、8月に放送500回を迎える。視聴率もスポンサーも取りにくいとされるドキュメンタリーだが、「愛と人情」にこだわって粘り強くカメラを回し続けてきた。

 「サラリーマンが休日にごろ寝をしながら見られるドキュメンタリー」との狙いで95年に始まった。第1回で取り上げたのは、当時、大リーグにデビューしたばかりの野茂英雄投手だった。

 紀行もの、動物ものなど、様々な分野を手がけているが、多いのは家族を題材にしたものだ。

 埼玉県の会社員一家が北海道の山村に移住し、再び埼玉に帰ってくるまでを9年にわたって追った特集がある。家族の一人ひとりが強く結びつきながらも時には傷つけ合う、きれいごとではないリアルな姿をつぶさに見つめた。

 00年から番組にかかわるチーフプロデューサーの味谷和哉さんは「番組を貫くのは愛と人情の路線。ひとつの家族から社会現象を考える、ミクロからマクロを見る番組を心がけている」と話す。

 昔ながらの商店街で経営危機に陥った老舗(しにせ)だんご屋一家の奮闘を描いた「柴又草だんご頑固物語」(05年)、結婚を機に能登半島の老舗旅館を切り盛りすることになった元看護師を追う「花嫁のれん物語」(07年)の2本で、この路線が確立したという。

 無名の人々が多く登場するのも特徴だ。夢を追う若者、障害と闘う人、逆境をバネに羽ばたく人……。

 個人の感情やプライバシーに踏み込むだけに、取材は一筋縄ではいかない。カメラの前での言動と本音が異なることもあるし、当人から「描かれ方が違う」と文句を言われたこともあった。放送前の社内試写には時間をかけ、気になることが少しでもあれば再取材のために番組を差し替える。

 「ドキュメンタリーは少なくとも半年、通常なら1年以上の取材期間を考えないと、訴える力の強い作品はできない。速成では視聴者は必ず離れていく」と味谷さん。

 民放では、ドキュメンタリー番組は本数も少なく、あっても放送時間が深夜など、厳しい状況に置かれている。「ザ・ノンフィクション」も、この不況下で制作費が大幅に削られた。味谷さんは「ドラマやバラエティーと同じ枠内で考えられると、存続は難しい」と嘆く。

 500回の記念の番組は8月2日放送予定の「康子のバラ」。原爆のため19歳で命を落とした、当時の広島市長の次女・粟屋康子さんの物語だ。台湾出身の留学生との淡く切ない秘話を、残された日記をもとに宮崎あおいのナレーションでたどる。

 番組プロデューサーの森憲一さんは「戦渦の日々と当時の19歳の生き様を、今の若い人にも知ってもらいたい」と話している。(柏木友紀)

内容についてこれ以上詳しくはないが、今月になって 『康子十九歳 戦渦の日記』(著:門田 隆将 出版:文藝春秋 1500円+税 2009.7)という関連書籍も出版されたばかりのようだ。

ナレーションを担当する女優・宮崎あおいさんのホームページにも、その出演情報が掲載されている。

500回、600回と続けていってもらいたい。

2009.07.30

8月はすぐそこに

川嶋あいの言葉の力に驚かされる。

8月22日から自伝的アニメ映画「最後のシンフォニー」が公開されるのを前に、

毎日新聞小学生新聞で語っている言葉が響く。

あの人に会った:川嶋あいさん 歌手 - 毎日jp
(2009/7/19毎日小学生新聞)
http://mainichi.jp/life/edu/maishou/anohito/news/20090719kei00s00s005000c.html

7月29日には、「あいのり」の10年の主題歌、彼女の歌った「明日への扉」「My Love」を含むアルバムも発売された。

あいのり 1999-2009 THE BEST OF LOVE SONGS
http://www.tsubasa-records.co.jp/ainori/pc/index.html

8月はもうすぐ。

映画「8月のシンフォニー」公式サイト
http://www.8gatsu-eiga.com/

ただアクセスをあげるためだけの芸能人ブログもあるが、彼女のブログでの「ひとこと」はやはりまっすぐだ。

川嶋あいオフィシャルブログ「川嶋あい“ひとこと”」
http://ameblo.jp/kawashimaai/

川嶋あい公式サイト
http://www.kawashimaai.com/index.html

2009.07.28

政党との一致度がわかるボートマッチ

質問に答えていくと、自分と各政党との距離がわかる。

2007年に毎日新聞が実施したボートマッチ。

今回は、読売オンラインが開設している。

日本版ボートマッチ 2009総選挙(読売オンライン)
http://vote.yomiuri.co.jp/

設問に若干違和感はあるものの、興味深い。

おためしを。

2009.07.25

女優りょうさんが26日夜「ソロモン流」で明かす過去といま

26日(日)午後9時54分からテレビ東京系「ソロモン流」が感動を呼びそうだ。

ドラマ、映画、舞台などで活躍する女優・りょうさんの素顔に迫るという。

りょうOFFICIAL SITE
http://www.ken-on.co.jp/ryo/index.html

下記ニュースが興味深い。

4人のきょうだいで、ほかは男ばかり。小学生の野球チームに入り、最後はピッチャーでキャプテン。15歳で両親が離婚、きょうだいはバラバラになり、父親とはそれ以降会っていない。その頃、モデルとしてスカウトされ、東京で一人暮らし。売れ始めた頃に兄が病魔に・・・。意外な過去と、結婚し子育てに励むいまのプライベートが明かされるという。

◇両親の離婚、実兄の死…女優・りょうが知られざる苦悩を初告白
(2009/7/25ORICON STYLE)
http://www.oricon.co.jp/news/confidence/67934/full/

テレビ東京 ソロモン流
http://www.tv-tokyo.co.jp/solomon/

2009.07.23

東京の中心で「貧困」をなくせと私たちはなぜ叫ばないのか

昨日と今日、所用があって、東京都庁に行った。

第1庁舎には月1程度、第2庁舎には年数回程度、足を運ぶ。

明日が雨予報の今日夕方、第2庁舎に向かうと、入り口の前の雨をしのげる部分に、すでに二十数人のホームレスが広げた傘や自らの身体でそれぞれの場所を確保していた。

数ヶ月前に第2庁舎に寄った時よりも、気候状況に違いがあるとはいえ、確実に増えていた。

夕方6時すぎに第2庁舎を出ようとすると、その数はさらに。

すぐ近くにある大きな公園からの雨避難として増えているにしても、

新銀行の失敗やオリンピック招致の意義なども含めて、いま東京都がやるべきことについて、あの実情を見ながら出勤・退勤する都職員は何を思っているのだろう。

十数人の知人との数分間の帰り道、そんなことを考えざるを得なかった。

どうしてマスコミは伝えないのだろう。

で、終わっていいのか。

その実情を見た私たちはなぜ都庁に「あのホームレスを何とか片づけろ」ではなく、「あの状況を改善し、しっかり生活を支援するようにしろ」と、10円玉か携帯電話で詰問しないのだろうか。

明日、私は都庁にその件で個人として電話を入れると思うが、

日が暮れて暗くなるなか、東京都の真ん中から自問自答するほかなかった。

この都庁の社長さんを10年以上つとめている東京都知事は、ついこの間まで、ネットカフェに泊まるのは贅沢で、山谷地域には200円程度で泊まれると言っていた。

その矛盾が施策のゆるさに起きていないかということに怒りを覚えた。

怒りを持ち、現状を痛感させられつつも、その事実をなるべく見ないように見ないように、それでも目をそむけている私。

そう、あの1000億円以上かけて建設された都庁のある、東京都の真ん中で。

【ブログ内関連記事】

※いくつか書いていますので、ブログ内検索で「山谷」などで検索してみてください。

◇200円で泊まる宿がある一方で、五輪で3兆もうかるらしい(2008/10/7)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2008/10/2003-9869.html

2009.07.21

不本意なチェンジ!

携帯の本体の充電器につなぐプラグが壊れてしまい、

今日、携帯をチェンジしました。

お店に行って、窓口に呼ばれて機種変更が終わるまで1時間半近くかかりました。

対応したのが要領の悪すぎるお姉さんで疲れました。

機種の一覧を見せられたので、

「違いとか特徴を簡単に教えてください」と聞くと、

「おっしゃる意味がわかりません」と答えられ。

「おすすめは?」と聞くと、

「どれもおすすめですね」と会話にならず。

適当に「この機種の赤で」と頼んで、

倉庫に消えて10分。

「赤は在庫がありません」と。

どれでもいいやという気分になって、

「別のこれのワイン色」と頼むと、倉庫に消えてまた10分くらい。

「あるにはあるんですが、新規用に別の電話番号が入っているものしかありませんが」と。

「逆に、どれならありますか」と私のほうから白旗あげました。

疲れに疲れ、あまり趣味でもない機種へのチェンジになってしまいました。

2009.07.20

海外旅行、20代余裕なし

ブログも5年近くやっていると、過去に書いた記事がどうだったのか振り返るとき、

「ほら、言ったとおり!」と思う場面が出てくる。その逆もあるけれど。

不安定な雇用状況と収入と休暇取得の厳しさで、20代の海外旅行者が激減していると今日の朝日新聞が伝えた。98年に414万人だった20代の海外旅行者が08年には262万人と、この10年で37%も減少したという。リンク先には一目瞭然のグラフも示されている。

◇20代、海外旅行離れ 余裕のない暮らし反映か JTB(asahi.com2009/7/20)
http://www.asahi.com/national/update/0719/TKY200907190219.html

2年前、別の報道では、海外旅行への興味が薄れているという指摘がむしろ中心で、本質にふれていなかったことを踏まえ、私は費用を出せない理由は雇用問題にあるとしていた。

過去記事・tamyレポート「20代の海外旅行者が大幅に減っている」(2007/8/29)より

8月5日付の毎日新聞が昨年の海外旅行者数が史上2番目となったことを報じている。

JTBのリポートをうけたもの。

06年の日本人海外旅行者は前年比0.8%増の1753万4565人で、史上最高だった00年の1782万人には及ばないものの、それに次ぐ数だという。

世代別では00年との対比で、6年前に418万人だった20代の旅行者が06年は298万人に減少したそうだ。

総数ではピークとほぼ変わらないなかで、20代の120万人もの大幅減。

記事は「若者の消費支出が携帯電話やパソコンなどに向かい、海外旅行への興味が薄れているとの指摘もあり」としているが、雇用の非正規化がすすむなかで、海外旅行にかかる費用を出せない青年層が増えているのではないだろうか。

いずれにしても、たった6年での120万人の減は大きい。

2009.07.18

はじめての「おいくつ?」

月に1回、多いときにはそれ以上会っている社会保障関係の役員さんたちとの打ち合わせがあり、会議の合間で、

「お子さん、いくつだっけ?」と言われ、

ビビりました。

そんなこと言われたのは初めてで。

「結婚してるの?」とかはよく言われるのですが。。。

私の母親(還暦)と同じ世代の人なのですが。。。

私もそんな歳になってしまいました。

麻生おろしの失敗、刺客って出ないでしょうに

このブログで政治ネタがつづくことに私自身違和感ありますが。

麻生おろし、失敗ですね。

ちょっと気になることが。

尊敬する学者の五十嵐仁さん(法政大学)のブログで、

「別のマニフェストで闘う」などという阿呆なことを言っている候補者もいるようですが、そんなことをしたら「刺客」を送られるかもしれません。

という指摘があり、また報道でもその可能性が言われていますが、

2割を切る内閣支持率で、しかも次期政権は民主党政権の可能性が高いといわれているなかで、いくら解散から投票日まで期間が長いとはいえ、「刺客」を名乗り出る人がいるでしょうか。

期間があっても、8月30日投票というなかで、今の仕事にケリをつけて、国政へ、しかも当選の可能性があやしいなかで。

「小泉旋風」の再来は考えにくいいま、民主党の追い風が強まるもと、中選挙区制ならともかく、小選挙区制は勝敗が得票率以上にあらわれます。

内輪もめは、民主党圧勝しかもたらさないのではないでしょうか。

いずれにしても、「刺客」はあらわれないと思いますが、どうでしょう。

2009.07.16

核兵器を廃絶していく上で内外のチェンジを

オバマ大統領が4月に核兵器廃絶の決意を初めてアメリカ大統領として示し、ロシアの大統領も目標として呼応した。

チェンジだ。

麻生さんは、党内事情で精一杯。

また、反核平和を求める運動体も、原水禁、原水協などと、バラバラのまま運動を強めようとしている。

バラバラの運動を完全に否定するつもりはないが、

来年5月に開かれるNPT(核不拡散条約)再検討会議がアメリカのニューヨークの国連で開かれるので多くの代表を一人約30万円かけて派遣しようという労働組合のよびかけに、私個人は消極的でいる。

もっと、ほかに、できることがたくさんあると思うから。

原水禁原水協がよびかけている署名や集会に協力すること、

それだけがいまの変化をうけた国民的な行動なのか、その模索が必要な局面ではないかと。

◇三宅一生さん:「オバマさん、広島に来て」米紙に寄稿 被爆体験、初の公表
(2009/7/16毎日新聞朝刊)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090716ddm012040011000c.html

 世界的ファッションデザイナー、三宅一生さん(71)が、広島の被爆体験を初めて公にしたうえで、米オバマ大統領に8月6日の広島訪問を求めるメッセージを米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿、14日掲載された。オバマ大統領が核兵器廃絶への決意を語ったプラハ演説に触発されたためで、同内容の書簡を大統領にも送ったという。【松本博子】

 同紙電子版によると、三宅さんは7歳で被爆し、「赤い閃光(せんこう)と黒い雲、逃げまどう人々の姿が今もまぶたに焼き付いており、それから3年を待たずに放射線の影響で母を亡くした」と明かした。しかし「原爆を生き延びたデザイナー」というレッテルが張られることを恐れ、広島についての質問も避けてきたという。

 また、北朝鮮の核問題や、核技術が拡散している厳しい情勢にも触れ、「ささやかでも平和への希望を見いだすため、世界中の人々がオバマ大統領に続いて声を上げなければならない」と呼びかけた。

 三宅さんはフランスで服作りを学び、71年に米国ニューヨークで初めてのショーを開いた。三宅デザイン事務所(東京都)によると、これまで三宅さんは被爆に関する取材は一切受けず、今回の寄稿についても「気持ちは文面に言い尽くされている」としてコメントしなかった。

このよびかけに、唯一の被爆国に生きる私たちが応えてはどうだろう。

たとえば、井上ひさしさんらがよびかける、

世界平和アピール7人委員会
http://worldpeace7.jp/

がその一定の役割を果たして、

さらに著名な人々によびかけ人を広げ、

直接的な中心団体になるかどうかは別にして、

オバマ大統領の8月6日のヒロシマ訪問を緊急によびかける、

それがダメでも年内のヒロシマ訪問を求めるという、誰でもできるアピール運動、署名運動が街角で、ネット上で、オバマ大統領宛(アメリカ大使館を通しても)にできないだろうか。

大使館経由でできなくても、一定の声を集めて、7人委員会のメンバーが、その声を持っていって、訪米するなどの方策も。

とにかく、旧来型の運動だけではチェンジできないような気がする。

あらたに、だれでも、枠をこえて、今の変化を生かせるチェンジを内外に。

2009.07.15

ヤジの嵐、渋谷区議会の報道が産経新聞東京版に

前々回の記事前回の記事に続き、3回続けて議会の野次(ヤジ)をとりあげます。

今日になって、「渋谷区議会」「渋谷区議会 ゴリゴリ」などで検索されて私のブログにアクセスされる人が増えたようです。

先日紹介した7月11日に産経新聞webサイトに掲載された記事の縮小版が、今日7月15日の産経新聞東京版に掲載されたからだと思います。

紙面を読んで関心を持ったり、産経新聞webの東京版のニュースを読んだりして、検索をかけてみたという流れのようです。

【東京・都市伝説を追う】ヤジの嵐、渋谷区議会は学級崩壊!? (1/3ページ)
(2009/7/15産経新聞東京版)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090715/tky0907150440000-n1.htm

7月11日に産経新聞WEBに掲載された同様の記事の拡大版
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090711/lcl0907110800000-n1.htm

2009.07.14

「首をつれ」という野次が許されているという渋谷区議会

前回の記事で、渋谷区議会の「学級崩壊」の模様を報じた産経新聞のニュースサイトを紹介した。

【都市伝説を追う】「ゴリゴリ!」と議員が大合唱 渋谷区議会は学級崩壊状態!?
(MSN産経ニュース2009/7/11)
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090711/lcl0907110800000-n1.htm

報道記事にも出てくる渋谷オンブズマンのブログをみて、さらにびっくりした。

事実とすれば、6月11日の区議会で、公明党の議員が「首をつれ」と野次ったという。

野次の前後のやりとりの様子はわからないが、「首をつれ」という言葉が、議員の仕事の場である議場で放たれて、何の責任もとらなくていいという議会・会派の体質とは何なのか。

沢島議員「首を吊れ」と野次・傍聴席から批判の声も(渋谷オンブズマン2009/6/12)
http://shibuyaopen.blog17.fc2.com/blog-entry-436.html

上記のオンブズマンのブログの「区議会」のカテゴリをクリックすると、区議会関係の野次の実態がみてとれる。

「都市伝説」ではすまされない。

2009.07.12

都議会だけでなく渋谷区議会も学級崩壊

東京都議会議員選挙は、マスコミも民主党も「政権交代」を大きく掲げる形で投票日を迎えた。

127の議席がならぶ都議会でどのような審議がされてきたのかについて、ほとんどスポットはあてられなかったと言っていい。

私はこのブログでその審議の一部を野次の実情を通してふれてもきた。

が、マスコミは毎回の議会に各社数名の記者を配置しながら、黙殺してきた。

記者会見での恫喝など高圧的な石原都政もあと2年足らずで終わるというのに、何をびびっているのか。

【ブログ内関連記事】

公的な保育をどうするかの質疑にチンピラなヤジも(2006/2/25)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2006/02/post_000c.html

都議会は学級崩壊、知事は・・・(2006/3/16)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2006/03/post_854d.html

石原都政寄りの産経新聞が昨日付で、渋谷区議会の実態を明らかにした。

都議会の野次のひどさを目の当たりにしている私だが、渋谷区議会も同様だということを初めて知った。やはりここも「学級崩壊」だという。

知ってもらいたい。

私のような地方出身者の多くもあこがれる東京・渋谷の選ばれた人たち(代表)が、私たちの働いている日中に、高給をもらってやっている仕事の一端を。

ぜひ読んでほしい。そして考えあいたい。

都知事や区長をチェックする役割を持つのが議会で、議会をチェックするのは私たちとマスコミの役割であるということを。

【都市伝説を追う】「ゴリゴリ!」と議員が大合唱 渋谷区議会は学級崩壊状態!?
(MSN産経ニュース2009/7/11)
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090711/lcl0907110800000-n1.htm

2009.07.08

映画「沈まぬ太陽」今秋公開

20090708seibu_2

今年3回目の野球観戦してきました。

職場を少し早退して、西武ドームへ。

埼玉西武ライオンズのベテラン西口と北海道日本ハムファイターズのダルビッシュの投げ合い。

西口の速球は140キロを超えることもあり、まだまだ通用すると思いきや後半に逆転、

しかし、ダルビッシュもライオンズ打線につかまり。。。

ライオンズの逆転勝ちでした。引き締まった試合。

帰って、ネットをチェックすると、私の気の緩みと相反してビッグニュース。

山崎豊子の「沈まぬ太陽」が、今秋に映画化されるそうです。

初めて知りました。

主演は、あの渡辺謙さん。

映画「沈まぬ太陽」公式サイト
http://shizumanu-taiyo.jp/

私のブログでは渡辺謙さんについては別件で取り上げたばかり。

〔ブログ内関連記事〕

渡辺謙さんのメッセージ「政治家たち 将来像を語れ」(2009/6/26)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2009/06/post-fc18.html

<渡辺謙>「こん身の直球を投げました」 映画「沈まぬ太陽」製作記者会見
7月8日17時54分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090708-00000025-maiall-movi

 「白い巨塔」「華麗なる一族」などで知られる作家・山崎豊子さん原作の映画「沈まぬ太陽」の製作報告記者会見が8日、東京都内で開かれ、渡辺謙さん、三浦友和さん、石坂浩二さんらが出席した。主演の渡辺さんは「この映画は例えて言うなら直球だと思います。コーナーを狙わず、こん身の力を込めて投げる直球。今自分が投げられる一番こん身の球を投げました」と力強く語った。

 「沈まぬ太陽」は、94~99年に「週刊新潮」に連載された小説。単行本は3部構成で累計500万部以上を売り上げている。国内航空最大手の国民航空(NAL)に勤務する主人公の恩地元(渡辺さん)は、労働組合委員長を務めたため、パキスタン、イラン、ケニアなど、へき地勤務を強いられる。本社復帰後、恩地は自社のジャンボ機墜落事故で救援に当たり、NALは再生の道を探る。自らも一員である巨大企業に翻弄(ほんろう)されながら、信念を貫く恩地の生き様を描く。

 これまでは実在の企業にイメージが重なるため映像化は困難だと言われてきたが、角川映画と東宝が共同製作し、映画「ホワイトアウト」で知られる若松節朗監督がメガホンをとった。総製作費は20億円、3時間を超える大作となる。

 原作者の山崎さんは「長い長い道のりがありました。このたび、若松監督の下、渡辺謙さんをはじめ、個性的なキャスト、えりすぐりのスタッフが、映画製作に勇気を持って挑戦してくださいました。原作者として本当にうれしく、完成が今から待たれます」とメッセージを寄せた。若松監督は「山崎先生が『映像化なしに死ねない』とおっしゃったことが頭に残り、なんとか映像化したいと思っていた。企業が人に優しくない昨今、今やらないとだめだと思った。恩地という男の矜持(きょうじ)を前面に押し出し、全体としては御巣鷹の遺族の話をちりばめながら構成した」と語った。

 映画の中の墜落事故は85年の日航機墜落事故がモデルとなっているが、渡辺さんは「事故のシーンでは黙祷(もくとう)をささげてから撮影を始めた。天気が悪くギリギリで、最終カットの後に豪雨となったので、何かに守られていたのかなという気持ちになった」と撮影エピソードを披露。悪役のエリートサラリーマン行天(ぎょうてん)四郎を演じる三浦さんは「演じているうちに四郎がかわいそうになってきた。この時代は、家庭を守るのがお母さん。男は仕事をして、子供を顧みる時間もなく、生きていくのに必死だった。その時代の人たちを否定してはいけない」と思いをはせていた。NAL再建を託される国見会長を石坂さん、恩地の妻を鈴木京香さん、行天の愛人の客室乗務員を松雪泰子さんが演じる。10月24日から東宝系で全国ロードショー予定。【松村果奈】 最終更新:7月8日18時30分

今日の製作報告会見では、貴重な問いかけもされたようです。今秋の注目の映画です。

◇渡辺謙「ど真ん中の直球」 映画「沈まぬ太陽」会見(2009/7/8共同通信)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009070800146&genre=M1&area=Z10

 作家山崎豊子さんのベストセラー小説を映画化した「沈まぬ太陽」(10月24日全国公開)の製作報告会見が東京都内で開かれ、主演の渡辺謙らが出席した。

 国民航空の恩地(渡辺)は、労組委員長として働いた結果、長期の海外赴任を強いられる。会社側の組合分断工作で、恩地を支えた行天(三浦友和)はたもとを分かち、エリートコースに。そんな中、ジャンボ機墜落事故が起きる-。

 逆境の中で誇りを持って生きる恩地を演じた渡辺は「この映画は直球。コーナーを狙わず、結果は問わず、渾身の一球をど真ん中に投げた」。

 原作は文庫版を含め550万部を売り上げたが、映像化は初。渡辺は「昨年後半から経済、社会情勢が急変した。会社って、働くって何だろう、と当たり前のようにささやかれる時代になった。(映画化は)このタイミングを待っていたと感じている」と熱く語った。(共同通信)

2009.07.07

アイスレモンティー、飲み残しのあと

夕方、ある駅前のモスバーガーへ。

話が終わって、飲み終わったドリンク(アイスレモンティー)の片付けへ。

「飲み残しは、こちらへ」に、残った氷と輪切りのレモンを流そうとしたら、

まさか、まさかのサプライズ。

Remon

流した輪切りのレモンが、、、

栓になってしまったのです。スッポリと。

お仲間とウケていると、

後ろにお客が。

なので、ストローでレモンを追い込もうとしたら、

くるっと、回転してかわされたりして。

そう、レモンがくれるのは、ビタミンCだけじゃないってこと。

コーヒーがあまり得意じゃないからって、気にすることはないってこと。

今日、発見。

こんなこと、コーヒー大好きの人には味わえないこと。

スッポリ以降を店員にも見てもらったけど、笑いもなく、

ちょっと笑ってほしかったなぁ。

2009.07.05

アニメ「戦争童話」5作品が7月24日DVDリリース

毎年夏に放送されているアニメ「戦争童話」。

このブログでも何度か放送前に紹介してきました。

2002年「ウミガメと少年」、2003年「凧になったお母さん」はすでにDVD化され、私も持っています。

2004年「小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話」、2005年「ぼくの防空壕」、2006年「焼け跡の、お菓子の木」、2007年「ふたつの胡桃」、2008年「キクちゃんとオオカミ」の5タイトルが、この7月24日にDVDとしてリリースされます。

この夏、おすすめです。

シンエイ動画 戦争童話アーカイブ
http://www.shin-ei-animation.jp/sd_archives/
※DVDの購入、各作品の動画紹介、公式サイトも

野坂 昭如 戦争童話集特集 ドットアニメ
http://www.dot-anime.com/feature/056.html

2009.07.03

都議選の判断材料に

東京都議会議員選挙が告示され、私にも「選挙のお知らせ」が郵送で届いた。

都政新報や夕刊フジは、民主党が40議席台の後半へ、自民党は逆に40議席台の前半にという情勢分析を行っている。

4議席ある地域政党・生活者ネットは限りなく少数となり、共産党も議席を維持できるかは厳しい状況のようだ。

石原都政との対決姿勢はどうだったか、どうするのか、重要な課題だ。

毎日新聞ニュースの解説部分が興味深い。

◇国の行方も左右 一票に託す思い(2009/7/3毎日.jp)http://mainichi.jp/select/seiji/09togisen/news/20090703k0000e040042000c.html

◇見どころは三つ
 佐々木信夫・中央大教授(行政学)の話 今回の都議選の見どころは三つある。一つは自民、公明の過半数割れがあるかどうか。二つ目は政策上の争点で、医療や福祉など生活者の視点を重視する民主か、景気や雇用を中心とする経済対策重視の自民か、どちらに都民が関心を寄せるかだ。

 気になるのは五輪招致の問題だ。民主は次の知事選をにらんで腰が引けているのか、計画の「一部変更」でお茶を濁し、マニフェストでも触れていない。仮に招致に成功した場合、今後7~8年間は五輪の成功に向けて突き進まなければならなくなり、都政はさまざまな面で制約を受ける。それは都民が求めることなのか。都民に是非を問う最初で最後の機会でもあり、全候補が態度を明確にすべきだ

 三つ目は議会に何を期待するのか、という点だ。知事提出議案は自公に支えられ、無修正での可決ばかりだ。石原都政のこの10年、議会は知事に押されて存在感を失っている。議員の数が多すぎるという声が出てもおかしくない。民主もほとんどの議案に賛成しており、共産の指摘のように「立派な与党」と言われればその通りだ

 各党は議会としてどんな都政運営をするつもりなのか、その基本方針を示さなければ有権者に分かりにくい。

 また、今日7月3日の朝日新聞夕刊に掲載された候補者アンケートは注目に値する。

▼都の2016年の五輪招致を支持しますか。

自民 支持・評価する100%

民主 支持・評価する19% どちらかといえば支持・評価する53%

    支持・評価しない9% どちらかといえば支持・評価しない19%

公明 支持・評価する96% どちらかといえば支持・評価する4%

共産 支持・評価しない 100%

▼新銀行東京に対する都の姿勢を評価しますか。

自民 支持・評価する83% どちらかといえば支持・評価する3%

民主 支持・評価しない98%

公明 支持・評価する22% どちらかといえば支持・評価する78%

共産 支持・評価しない100%

▼築地市場の移転に賛成ですか。反対ですか。

自民 賛成97%

民主 賛成2% 反対93%

公明 賛成100%

共産 反対100%

(朝日新聞2009/7/3夕刊 候補者アンケートから)

2009.07.02

円天と新銀行、五輪、都議選

お金じゃない、円天という通貨で買い物ができて・・・。

被害額1285億円、被害者3万7000人。

東京都が設立した新銀行東京の最初の出資が1000億円。

円天の被害規模の大きさに驚くとともに、

新銀行東京も、1200万人の都民が出資してだまされた被害者と言っていいのではないか。

実体のない会社をつくって、融資させてすぐに倒産させるブローカーの暗躍もあったし、複数の都議の口利きもあった。

カジノ構想や競輪復活構想は無理だったが、新銀行東京、今度はオリンピック招致。

オリンピック招致活動のやらせ演出については以前にも書いた。

また、既存の施設を多く利用すると宣伝されているが、いまあるものを壊して建て替える予定のところも既存施設を活用するという扱いに事実上偽装されているとか。

月刊「世界」7月号(http://www.iwanami.co.jp/sekai/)の「民意偽装――第1回 オリンピック招致の虚妄」(ジャーナリスト 斎藤貴男)が詳しく暴いている。

だまされない。

私はいまの都政はおかしいことが多すぎると思っている。

そんななか明日都議会議員選挙が告示され、あさってから期日前投票が始まり、12日に投開票。

私は、石原都知事・都政に、厳しい姿勢をとってきた勢力の躍進を願う。

彼は、私の生まれた1975年に美濃部都知事に再選された際に負けたのが唯一の敗北。

共産党の議席増と、現職の市民の党、自治市民93の議席確保を前提に、自民党と公明党と保守系無所属をあわせて過半数割れという事態を心から期待する。

今回、厳しい批判を行う議員が増えること、与党過半数割れで、彼の思うとおりの施策や人事、予算を通させないという流れをつくりたい。

もっとも、石原都政の議案にほぼ賛成してきた都議会民主党が石原野党でいられるのかはあやしいところだ。

石原都知事に近い民主党の土屋都議(板橋区)、前回の都知事選で石原都知事を応援するハガキを書いて処分をくらった名取都議(しかも都議会民主党前幹事長・大田区)の2人は石原与党に転じる可能性もあるので、もっと大きな議席差をつけないといけないが。

2009.07.01

非戦を選ぶ演劇人の会公演詳細が明らかに

朗読劇を中心とした非戦を選ぶ演劇人の会の公演を何度か鑑賞させてもらっている。

前にもお伝えしたとおり、今年は8月17日と18日に開催される。

昨日、会のホームページがリニューアルされたようで、

あわせて、公演情報の詳細も掲載された。

非戦を選ぶ演劇人の会ホームページ
http://hisen-engeki.com/

全労済ホール/スペース・ゼロ 20周年記念 
非戦を選ぶ演劇人の会 ピースリーディング vol.12
「遠くの戦争 ~日本のお母さんへ~」と題された公演。

著書『ルポ・貧困大国アメリカ』がベストセラーになった気鋭のジャーナリストの堤未果さんは、同時多発テロが自身の転機になった方。17日にはそのインタビューもある。

また、私が行く予定の18日には女優の森光子さんが平和を語るという。

7月5日から、チケットぴあなどでチケットが発売される。

演劇人でない私ですが、おすすめの公演です。

詳しくはホームページを。

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