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2009.08.17

酒井法子容疑者をめぐる報道に思う

戦後始まって以来の政治の激動が今月末にも予想されるにもかかわらず、

酒井法子容疑者の出自・生い立ちをめぐる報道ばかりが続いている。

私はふだんからナナメな見方で生きている。

みなさんとは視点が違うことも少なくないと思う。だからこそあえて言いたい。

捜査がまだ第一段階にもかかわらず、和田アキ子やテリー伊藤なども厳しいコメントをテレビ番組で発している。

私は中高生の頃、のりぴーファンだった。

彼女の罪は事実とすればとても重いと思うけれど、

週刊誌やスポーツ紙を読み、テレビニュースにふれるにつけ、報道が行き過ぎていることにうんざりしている。

今日発売の週刊誌「AERA」を手にした。

その芸能コラムでは、「1年前に見た ひとり飲みののりピー 幸せオーラゼロだった」という見出しで、「彼女の自宅近くのクラブで、ひとり飲んでいるのりピーを見かけた。あまりに淋しそうで、幸せオーラゼロ。長男を寝かしてから来ていたようだが、のりピーとはまったく気づかなかった」とある。

クラブでひとり飲みの母親で、幸せオーラがすごく出ている人って、そもそもいるのだろうか。

この号のAERAの特集のひとつは「3人母と家の秘密」。他紙の報道に比べればまだ冷静にも感じる内容だが。

生みの親と幼くして離別(離婚)。親戚の家に別姓で里子に出され、2人目の「母」と暮らし、小学校卒業前に再婚で、3人目の母と暮らすようになった。

この内容は、彼女がいまから20年前に18歳で高校を卒業をしてすぐに実父が事故死して、その当時に週刊誌等でも再三報道されたこと。

当時18歳で身寄りを失った彼女はどれだけその報道に傷ついたことだろう。

だからといって、彼女の今回の罪を弁護するつもりはない。

それでも、父親が暴力団の幹部だと、18歳であっても責められなければならなかったのか。

いま、あれから20年がたち、彼女の3人の母の存在と、父親(暴力団の幹部であったこと)、その周辺について、異常なまでの暴露が続いている。

犯罪の背景に何があったのかを追及することは大切なこと。

しかし、20年前に何の罪もない彼女に対し、その生い立ちと親の経歴について徹底して追い込んだことに、マスコミは一切の自戒をしないどころか、またもや追い詰めていくだけで、更生の道を閉ざそうとしていないか。

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