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2009.11.25

児童福祉施設の職員が子育てさえできない矛盾

テレビは、きれいすぎる。

三十代も半ばに差し掛かった私は、トレンディードラマの全盛期やや後半を観た世代でもある。

バブルの頃のドラマも、今のドラマも、現実味がないという点ではある程度共通するものも多い。

社会が崩れ出したなか、自分も、友達も、非正規で、彼女も派遣。そんな人も多いはず。

学生時代の友達は正規だけど、別れた彼は非正規に。よくある話。

が、ドラマは綺麗にしか描かない。

児童養護施設も、時にドラマの舞台となる。

が、大人がさまざまな事情で保護できないことで入所する児童養護施設に働く職員の、やりがいと実際の厳しさ(働くルールが守られない、子どもとの対応での困難、人手のなさ、運営者の職員への人権無視など)を聞くたびに、この日本の社会の一番厳しいところで何が起こっているのかが伝わっていないし、マスコミが伝えようとしていないと実感している。

さて、連日ニュースで報じられている事業仕分けについて、仕分けのやり方と対象事業などについての賛否は半々だが、税金のムダを洗いだすという仕分け自体には8割から9割の賛成だという。

でも、でも、考えあいたい。

まったなしで人の手と予算を拡充し、それが実際に使われているかを確認すべき事業があることを。

さまざまな事情で保護者が養育できない子どもたちがいて、それを支える人材の給料が安すぎるとか、24時間体制で休みがとれないとか、学校や病院への対応、生活業務などなどのさまざまな事情でサービス残業を余儀なくされているとか、自分の子どもを産み育てることが保障されないとか、基本的な人権が保障されているかの仕分けや確認を、「コンクリートから人へ」の政権はいつまで先延ばしにするのだろうか。

保育所や児童養護施設、母子寮など、児童福祉施設を支える職員が、子どもを産み育てられないという矛盾に、新しい政権とその政権を誕生させた私たちは、もっと目を耳を傾け、実態を明らかにすべきだと言いたい。

でなければ、今の政権について私は「NO」という仕分けをせざるを得ない。

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コメント

保育士だってそうですよ。
自分の子よりも接してる時間が圧倒的に長いんじゃないか??と言う子がいましたから。
今日はその子の父親のお通夜でした。52歳。若いですよね、まだ。
彼の家族ががけ保のそばに越してきたおかげで?保育時間が30分延びたんです。あそこがターニングポイントだったナァ。(遠い目)

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