« 11月10日はプチ・サプライズ | トップページ | 11月16日の午前10時半から延長保育事業、17日午後4時45分から保育所運営費負担金が事業仕分け »

2009.11.11

仕分け人自体の仕分け作業はなぜ公開しなかったのか

驚いた。

行政刷新会議http://www.cao.go.jp/sasshin/で、まくしたてる蓮舫(れんほう)参議院議員。

3つのうちの1つのワーキンググループの評価者(仕分け人・議員)として。

蓮舫議員のホームページ
http://www.renho.jp/


には、100%現場主義とある。

事業仕分けというものをまったく否定はしないが、

1年かけてその現場をみて、事業の全体の構図をみて、無駄かどうかを検討することが重要ではないか。

評価者(仕分け人)が事業の判断をすることになれば、国会議員の役割はほとんどいらなくならないか。

政治主導といいながら、政治・政権が多くの議員をつかいこなせていないという現実。

たった1時間足らずの「仕分け」で、保育や教育など、国の根幹にかかわることが評決されようとしている。

保育関連の2つの事業、保育所運営費負担金と延長保育事業は第2ワーキンググループで今後仕分けされる。

評価者(仕分け人)の名簿を見ても、おそらく保育所なんか利用したこともない、あるいは保育関係者とつながりの薄い人たち。

というよりも、高コスト構造として一定の結論なり先入観を持って、評決しようとしている人たちではないだろうか。

評決の結果に拘束力はないというが、最大限、来年度予算に反映させる方向で大臣間・閣僚委員会で調整がすすむようだ。

国会議員以上の力を持つことになった仕分け人(民間有識者とされる人たち)の構成自体に非常に違和感を覚える。

仕分け人自体の仕分け作業はなぜ公開しなかったのか。

せめて、この人はこのような理由で選んだという説明をする責任が行政刷新会議及び新政権にはある。

私は、当初この政権に期待をした部分も大きかった。

いま、はっきり言える。この政権を支持できないと。

« 11月10日はプチ・サプライズ | トップページ | 11月16日の午前10時半から延長保育事業、17日午後4時45分から保育所運営費負担金が事業仕分け »

保育」カテゴリの記事

政治」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 仕分け人自体の仕分け作業はなぜ公開しなかったのか:

« 11月10日はプチ・サプライズ | トップページ | 11月16日の午前10時半から延長保育事業、17日午後4時45分から保育所運営費負担金が事業仕分け »

2025年1月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

ツイッター

影響されてるよー

注目!