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2009.12.26

映画「パッチギ!」 音楽と心のなかで

今年の梅雨前に、京都に行ったとき、

その仕事が終わったあとに、

不出来を反省して3人で30分ほど立ち寄った赤提灯。

その店で、

すぐ近くを流れる鴨川が、映画「パッチギ!」のロケ現場だったことを教えてもらった。

私は「パッチギ!」も「パッチギ! LOVE&PEACE」も、その前に観ていた。

日本人目線ではない視点での映画に批判も多い。

反石原イズムが作品にはある。

劇場だけでなく、DVDでも何度も観てきた。

そして今週、なんとなく、またこの2作を観た。

今年10月、音楽界の巨匠・加藤和彦さんが亡くなった(自殺)。

この2作の音楽を担当したのも近藤和彦さん。

その歌は作品の中でしっかり生きていた。

「パッチギ!」の沢尻エリカの純粋なオーラもいいけれど、「パッチギ!LOVE&PEACE」の中村ゆりがいい。

その中村ゆりさんは、歌手としてYURIMARIというユニットでも活躍し、その後女優に。

あの映画出演にあたって、父親が在日3世で母親が韓国生まれであることを明らかにしている。作品のなかのストーリーとも重なる。

私は、在日でも被差別部落の出身でもない。

でも、というか、だからこそ、

私たちの心の中と、「イムジン河」、「あの素晴らしい愛をもう一度」について考えあいたいと思う。

中村ゆり、南果歩「カミングアウト」
「在日」隠す芸能界に異変 : J-CASTニュース(2007/5/29)
http://www.j-cast.com/2007/05/29008004.html

中村ゆりオフィシャルブログ
http://ameblo.jp/nakamura-yuri/

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