10年で3割の書店が消えた
この10年で・・・。
新聞を読む若い世代が激減したと、このブログで以前ふれた。
今度は書店、本屋の話。
10年で約3割の減。
本や雑誌を比較的よく買う私だけれど、急ぎや少し古い本の場合は、amazonで買ったりしていて、書店の売り上げには貢献しないときもある。
読みたくて買いたい時に、近くに書店がない人もいる。
amazonなどで買える環境にある人とそうでない人もいる。
万引きの増加で書店の存続ができなくなったところもあると聞く。
本を読まない人が増えていること、またブックオフなどの古本屋の出店攻勢なども、新刊を扱う書店の売り上げに影響しているはず。
10年で3割減という重みに、考えさせられた。
◇消える書店、10年間で29%減 和歌山県ではほぼ半減
(2010年1月26日 asahi.com)
http://book.asahi.com/news/TKY201001260130.html
出版市場が2兆円割れし、縮小が続く中、各地で書店が消えている。この10年間で6403店減少し、ほぼ半減している県もあることが分かった。全国の書店を調査しているアルメディア(東京都)のデータをもとに、2000年と今年1月時点の書店数を比較し、減少率を計算した。00年に全国で2万1922店あった書店は一貫して減少し、10年には約29%減の1万5519店となった。最も減少率が高かったのは和歌山県で、257店から137店へと約47%も減少。次いで山口県、佐賀県が約38%減少した。和歌山県の書店商業組合によると、同県では、スーパーとの複合型店や郊外型の大型店などが増え、中小書店の廃業が相次いだという。店舗数の格差は今年1月、最多の東京都が1739店に対し、最少の鳥取県は80店だった。
また、09年の書店の新規出店数は286店と、同社が統計を取り始めた00年以降で初めて300店を割った。同社の加賀美幹雄社長は「積極的に出店を続けてきた全国チェーンも息切れを始めている。今後、チェーン店の淘汰(とうた)が始まれば、さらに減少が膨らむ可能性もある」とみる。(久保智祥)
« 衝撃のドラマか | トップページ | ジャパンからハイチへ 著名な人々やテレビ局は何を »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- テレビはなぜおかしくなったのか(2013.01.29)
- ショートショートの神様(2012.07.20)
- 世界から飢餓を終わらせるために(2012.04.09)
- 子どもと保育が消えてゆく!?(2012.02.23)
- 被災地の子どもたちが奏で歌う「かぞえうた」(2012.02.06)
「社会」カテゴリの記事
- 「たつ年」あけましておめでとうございます(2024.01.01)
- ハラスメント防止にむけて 講義を踏まえて認定試験を受けました(2022.12.24)
- 赤、青、黄、緑、桃、ジェンダーという壁を振り返ってみる(2022.06.04)
- 11人の教師が関与し53件のパワハラが認定された北海道立高等看護学院の闇を追ったテレメンタリー「やっぱり、看護師になりたかった...」(2022.05.22)
- 就職したばかりだけど、職場がおかしいので退職したいという人へ(2022.04.16)
コメント