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2010.03.23

演劇「かたりの椅子」、4月2日から

演劇は何度かしか観たことがないけれど。

永井愛さんの作品は評判が高い。

社会的なテーマを、練り込んだ構成で。

永井作品の、吉田栄作主演の「やわらかい服を着て」は4年前に初めて観た演劇。

また、「歌わせたい男たち」はチケットがとれず、DVDを購入。

今度は、竹下景子さん主演で「かたりの椅子」という作品が、4月2日から世田谷パブリックシアターで。

前売り情報をみるとまだ余裕があるようで。

二兎社ホームページ
http://www.nitosha.net/

二兎社公演35-かたりの椅子
http://nitosha.net/kouen.html#top

***
◇竹下景子主演「かたりの椅子」 27日、シアター・ドラマシティ
3月15日15時50分配信 産経新聞

 ■現代描く鋭い視線

 「現代を描いた勢いのある本。ぜひとも演じてみたいと思いました」。竹下景子が、27日午後6時から大阪・茶屋町のシアター・ドラマシティで上演される二兎社公演「かたりの椅子」に主演する。永井愛の作・演出で、竹下はある地方都市の町おこしプロジェクトのいざこざに巻き込まれてゆくイベントプロデューサーを演じる。「人間の多面性をイキイキと演じたい」とやわらかな笑顔で抱負を語る。(亀岡典子)

 「かたりの椅子」は、架空の地方都市、可多里市を舞台に、町おこしのため開催されることになったアート・フェスティバルにかかわる人々の人間ドラマ。

 竹下ふんする六枝(むつえだ)りんこはフェスティバルのプロデューサー。東京から呼ばれてきたものの問題は山積み。市の文化振興財団の女性理事長(銀粉蝶)、イベントのディレクターでもある新進造形作家(山口馬木也)、市役所の課長(でんでん)、町の有力者らそれぞれの思惑がからみあい、事態は混迷を極めてゆく。

 「以前から永井さんの作品にあこがれていて、よく舞台を拝見していました。いまという時代を描きながら、ユーモアのなかに鋭い視点が入っていてすごく力強いですね」。そんな永井作品への初めての出演に「私にとっても大きなチャンス」と瞳を輝かせる。

 物語は、立場や権力、外圧などさまざまな要因によって、自分の信義や生き方を曲げざるを得ない人々の心理がブラックユーモアをまじえながらシニカルに描かれる。竹下ふんするりんこも例外ではない。一時は信念を貫こうとするが、自分の将来を考え、思いはゆらいでいく。

 「りんこさんは私より逆境にあっても打たれ強い女性だと思いますが、それでも現実に流されていく。人間が変わる怖さを感じますし、何をもって自分とするか、演じていて問われる作品です」

 さわやかな清潔感と知性を感じさせる雰囲気は変わらない。若いときは映画やテレビなど映像中心に活躍していたが、近年は舞台も増えた。大劇場での華やかな公演から、大阪・ミナミの精華小劇場で坂手洋二作・演出の社会派作品「チェックポイント黒点島」に出演するなど活動の幅は広がるばかり。

 「舞台はわたしが初心に戻れるところ。稽古(けいこ)場でせりふ一言一言の伝え方を教えていただき、そういう表現方法があるのかと演出家の方の指摘に目を見開かされたり。そういう繰り返しを大切にしながら、今後も出合いのあった作品を一つ一つ深めてゆきたい」

 公演の問い合わせは梅田芸術劇場TEL06・6377・3888。

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