5月16日深夜、「給食の魔女 揺れる食育の現場から」
良質なドキュメンタリー番組として定評のあるNNNドキュメント。
テレビではほとんど取り上げられない、学校の給食現場について放送するという。
ちょうどいま、保育所給食をめぐって、3歳以上児にかぎってはいるものの、
給食室で調理せず、外部搬入してもかまわないとする方針がかためられ、
6月1日の実施にむけて、アリバイ的なパブリックコメント(意見募集手続き)が、
この放送日の前日16日まで行われている。
放送は5月16日(日)の深夜で、日付としては17日。
以下、番組ホームページから。
***
NNNドキュメント’10
「給食の魔女 揺れる食育の現場から」
http://www.ntv.co.jp/document/
放送 : 5月16日(日)24:50~ (30分枠)
ナレーター : 玉川砂記子
制作 : 日本テレビ
再放送 : 5月23日(日)18:30~ CS「日テレNEWS24」
5月24日(月)23:30~ BS日テレ
いま、学校給食の現場で異変が起きている。白飯、豆腐に牛乳といった“白いもの”しか食べられない子や、母親の弁当しか興味がない子。そして「いただきます」を言った瞬間、おかずを食缶に返す行列。全国で子ども達の偏食、少食が問題になっているという。東京都世田谷区にある小学校の栄養士・関はる子さんは、この道40年のベテランだ。児童からは“魔女”と呼ばれている。「先生の魔法で、僕ブロッコリーが食べられた!」そう自慢する顔が、取材中いくつも給食室をのぞいた。献立、言葉、日々の関わりを通して子ども達を導く“給食の魔女”。おかしくてちょっぴり泣ける「食」のドキュメント。
***
« 工事は手抜きで終了 | トップページ | 映画『昆虫物語 みつばちハッチ~勇気のメロディ~』、7月末公開にむけて »
「保育」カテゴリの記事
- 少子化で揺らぐ保育園 保育士などを増やせる政策を(2022.05.05)
- 就職したばかりだけど、職場がおかしいので退職したいという人へ(2022.04.16)
- ドラマ『逃げ恥』と『ダンダリン』のセリフが保育園の職員に何を問いかけているか~「やりがい搾取」を許さずに自分たちの手でよりよいものに変えていくという選択肢とは(2017.04.01)
- 保育士の賃金引き上げと増員を(2017.03.19)
- 保育士不足の背景に丁寧な取材で迫る (2015.03.29)
「学校」カテゴリの記事
- 体罰を認めてもいいとする世論は4割ある(2013.02.13)
- 1月15日(火)NHKクローズアップ現代「生徒がつける先生の通信簿」(2013.01.14)
- 現場の責任をあらためて問い、かみしめたい(2012.07.21)
- 繰り返される悲劇 また子どもが 大人の責任は?(2012.04.08)
- 新聞を「読む」日に考え合いたい 成果主義の行きつく先は(2012.04.06)
コメント
« 工事は手抜きで終了 | トップページ | 映画『昆虫物語 みつばちハッチ~勇気のメロディ~』、7月末公開にむけて »
貧困を知り生産を教えて食べる為に生きる事を教えて欲しい。
今から10年後食べれる事の有難さを知っている人と社会で戦って行かなければならない世界が必ずあります。
生き抜ける人作りが必要だと思います。
投稿: hiro | 2010.05.17 01:20
コメントありがとうございます。
貧困・生産・生きること、大切ですね。
投稿: Tamy | 2010.05.18 21:12