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2010.08.07

スポーツニッポン、平和への「INORI」世界に届けと

夏の甲子園大会が開幕。

こんな日は、ふだん買わない人たちがスポーツ新聞を手にすることも。

地域によって紙面に差があっても、

私が手にとった、今日のスポーツニッポンの社会面には、

A4用紙よりも大きなサイズの注目記事が。

5月にも関連の記事が芸能面に掲載されていた。

今回は、昨日の広島での模様を、USEN(有線)での3度目の1位という反響も含めてつづっている。

また、今日のほかのスポーツ紙もこの関連記事を大きく掲載している。

INORI、広がれ、届け、世界に。

***
◇広島被爆65年…平和への「INORI」世界に届け
(2010/8/7スポーツニッポン)
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/08/07/01.html

 広島市は6日、被爆から65年の「原爆の日」を迎えた。反戦歌「INORI~祈り~」が注目を集める歌手クミコ(55)は、市内の小学校の平和集会でミニライブ。児童を前に同曲を歌い上げ、「この子たちが世界に平和を伝える“種”になってほしい」と願った。その後、平和記念公園内にある「原爆の子の像」を訪問。自身が中心となって集めた6万5000羽の千羽鶴を奉納し、世界平和を祈った。

 クミコが訪れた幟町(のぼりちょう)小学校は、「原爆の子の像」のモデルとなった、故佐々木禎子さんの母校。禎子さんは2歳で被爆、その影響で白血病を発症し12歳で死去した。

 体育館に座る児童400人の前に立つと、マイクを両手のひらで挟むように持つ“祈り”のポーズ。禎子さんのおいで、「INORI」を作詞・作曲した被爆2世シンガー佐々木祐滋(40)とともに、同曲をしっとりと歌い上げた。

 「INORI~祈り~」は反戦歌のバラード。病気の回復と平和を祈って千羽鶴を折り続けた禎子さんがモデルで、祐滋が「平和を願う気持ちを、叔母の折り鶴に託して歌いたい」と08年に作詞・作曲。昨夏にクミコへ歌唱を依頼した。

 当初は被爆者を扱った重い題材に加え、その家族が作った曲であることに「あえて自分が入る余地はない」と思っていた。だが祐滋の熱意に触れ決断。2月にCDを発売すると、ジワジワと話題になり、4日付USEN総合チャートで今年3度目の1位となった。

 歌唱後、禎子さんを歌った唱歌「折り鶴が飛んだ日」を児童が歌っている最中、クミコの目に涙が光った。「広島の子供たちが、世界中に平和を伝える、最初の“種”になってくれると確信した」という。

 その後、「原爆の子の像」に6万5000羽の千羽鶴を奉納。3月に始めた「INORIプロジェクト」の一環で、国内外から届けられたもの。自身も約2000羽を折り、「やってみると凄い労力がかかる。それだけに、重かった」。平和を祈る人々の気持ちの重さを感じていた。

 「“INORI”という言葉が、世界で通用する言葉となるように広がってほしい」。広島から世界へ。平和を祈り、歌い続けていく。

***

【ブログ内関連記事】
「INORI」がUSEN1位に(2010/5/6)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2010/05/inoriusen1-75d8.html

◇「INORI」~「折る」ことは「祈る」こと~|クミコ オフィシャルサイト
http://www.puerta-ds.com/kumiko/features/INORI/index.html
※歌の試聴も。メッセージなどあり。

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コメント

8月6日原爆ドーム川岸でのライブ動画がUPされましたよ!佐々木祐滋さんの歌声が響きわたってます♪Tamyさんも福岡出身だったんですね。素敵な繋がりがいっぱい広がっていくようで不思議です。INORIプロジェクト万歳(^o^)

私は、長崎の原子爆弾が投下される予定だった小倉の出身です。
「怒りの広島、祈りの長崎」ということがよく言われますが、だとしたら小倉は、福岡は・・・。

いま、たまたま仙台にいますが、テレビでクミコさんのINORIを流しつつのクミコさんの宮城でのコンサートチケットのCMがテレビで流れて。感動、広がります。

ありがとうございます。ライブ動画、確認してみますね。たぶん、何回も観ます。

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