二度とない「はじめての日」
「お母さんの胸が熱くなる歌がある」と切り出す新聞記事。
「はじめて 小さな命が宿った日を 覚えていますか」
朝日新聞7月30日付、
『五線譜 わが子の「はじめて」歌おう』。
お母さんが情報紙のホームページにつづった詩を作曲家・中村守孝さんがみつけて歌に。
「野に咲く花のように」などで知られる、ダ・カーポが娘とともに歌う。
ダ・カーポ
http://business1.plala.or.jp/dacapo/
一般の店頭では販売されていないと知り、
インターネットですぐ注文。
昨日届いた。
お母さんはスゴイ!を伝える お母さん大学
「はじめての日」
http://www.okaasan.net/?special=hajimete
記事を読んだ日、
そしてこの歌のお披露目コンサートが行われた日の未明、
大阪で2人の幼児の遺体が発見され、そして母親が逮捕された。
「はじめて 胎動を感じた日を 覚えてますか?」
「はじめて わが子を抱いた日を」
「はじめての一歩を 覚えていますか?」
子どもがいない私が言うのも説得力に欠けるのかもしれないけれど、
今朝、この歌を何度も聴いて、そして事件を想って、涙がとまらない。
私たちと、この社会に足りなくなったのは、
「そうだよね」と寄り添う共感力と、優しいおせっかいなのではないか。
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