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2010.08.26

「いじる」という「いじめ」 やるせなくて

まわりは何をやってたんだろうね。

学校側だけでなく、トモダチは。

私は、人よりもデコボコした、陽のあたらない道を歩いて生きてきたけれど、

気持ちは真っすぐでありたいと、思ってきたし、支えられたり、支えたり。

トモダチは「それはやりすぎ!」ぐらいは言ったのかな。

長いものに巻かれろが、古い日本文化。

いまの若者、古くない?

空気読め!とか。

空気読むより、流れを読めよ、そして、サインを読めよ!

でも、子どもはおとな社会をうつす鏡。

おとな社会で、真っすぐがんばることも、なかなか大変だけれど。

まだわかってないことがたくさんあるにしても、

真っすぐが通じないって、やるせなさすぎる。

教師も忙しいんだろうけど、「いじられキャラ」とか、レッテルはるなよ。

いじられキャラにみえるほど、繊細なんだから。

***
“いじる”という名のいじめ 命絶った「真っすぐな」中3
[スポニチ2010年08月25日 09:36]
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100825014.html

 刻み込むような強い筆圧の文字だった。「いじめられている友達を護れなかった」と遺書を残し、川崎市で6月、市立中学3年の男子生徒=当時(14)=が命を絶った。「真っすぐで正義感が強い子だった」と両親は悲しみに暮れる。学校は、周囲は、なぜ彼と友人を救えなかったのか。

 生徒は6月7日、自宅トイレで硫化水素を発生させ自殺した。そばにあったA4判の紙に、こうつづられていた。

 「困っている人を助ける。人の役に立ち優しくする。それだけを目標に生きてきました。でも現実には友達(実名)も護れなかった」

 「息子のこんな丁寧な字は見たことがなくて」。母親(44)は読み返すたび、涙があふれる。

 遺書には「友達をいじめた」と生徒4人の実名も書かれており、市教育委員会が調査委員会を設置。生徒が通う中学で「うざい」「死ね」と言ったり、ズボンを下ろしたりする行為があったと分かった。生徒もいじめられた友達をかばううち、こうしたいじめの標的にされたとみられる。

 母親は「今思えば、兆しはあった」と感じている。昨年10月の面談で「お子さんはいじられキャラですね」と言った担任の言葉。「いじるとは上下関係があるということ。学校が気付いてくれていれば…」と父親(46)は言う。

 今年3月ごろには「友達がいじめられている」と生徒が母親に漏らしたこともあった。「あなたとほかの友達で助けてあげなさい」と促した母親は「それで『自分もいじめられている』とは言い出せなくなったのかも」と悔やむ。

 生徒は野球部に所属し、友人が多かった。葬儀後、同級生らが毎日のように家を訪ねてくれた。「いじめを止めたら自分も対象になるから、何も言えなかった」と打ち明けた子もいた。

 母親は「今は『いじる』という言葉で、いじめを容認する雰囲気がある。苦しんでいる子は多いはず。どうか息子のようにあきらめないで」と願っている。

***

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