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2010年10月の記事

2010.10.31

11月3日、午前10時NHKスペシャル「ふしぎがり まど・みちお 百歳の詩」

言葉の使い方、メッセージの数々に興味がある。

そして、詩の朗読をする三國連太郎さんと、透き通る声の宮崎あおいさんにも。

本放送を見逃したなか、11月3日に再放送。

***
NHKスペシャル「ふしぎがり まど・みちお 百歳の詩」
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100103.html
再放送2010年11月3日(水)午前10時5分~10時54分
本放送2010年 1月3日(日)午後9時30分~10時19分

“最後の本物の詩人”と評されるまど・みちおさんが、平成21年11月16日、100歳の誕生日を迎えた。まどさんは、「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」「一ねんせいになったら」など戦後を代表する童謡の作詞をする一方で“誰でもわかることばで、誰もが見過ごしているいのちの不思議”を詩に表現し続け、1994年には児童文学のノーベル賞と言われる国際アンデルセン賞・作家賞を日本人として初めて受賞した。日々の小さな発見から哲学的な思索までを平易に語る独特の詩は、高齢になってもますます冴え渡っている。

90歳を過ぎた頃から増えてきたのが、自らの「老い」を見つめたユーモラスな詩だ。妻の認知症が年々進み、それを苦にして自分も一時うつ病になった。今年は次男にガンで先立たれるなど、様々な“老いの哀しみ”と対峙しながら、まどさんは老いゆく日々を明るく綴り続けている。

今回ご本人と家族、病院の了解が得られ、初めてまどさんの日常に密着することが可能になった。子どもを楽しませ、大人をふと立ち止まらせてくれる独創的な詩はどのように生まれるのか。老いや死、そしていのちの尊さを、いまどのように受け止めているのか。まどさんの詩作の日々を見つめながら、いのちを詠いつづけてきた100歳の大詩人から生きるヒントをもらう。

詩の朗読・・・三國連太郎さん
ナレーション・・・宮﨑あおいさん

2010.10.30

ひだまりの詩

ひだまりの詩。

ルクプルの名曲ではなく。

ヴォーカルグループ・VOXRAY(ヴォクスレイ)
http://www.voxray.net/

のニューアルバム「PEICE」の1曲。

先日、生で初めて聴いて涙が流れた。

たくさんの人がいるのに、一人ぼっちの人が多い世の中で。

いくつもの縁があるはずなのに、つながれなくて、頼れなくて。

彼らのホームページ、4人でつくるグループを「4人の欠片」「組み合わせ」だと。

「PEICE」、つまり欠片(かけら)とは、欠けた一片、断片という意味。

1つのかけらではどうにもならないはず。

人と組み合っていかないと。

以下、「ひだまりの詩」、ユーチューブから。
http://www.youtube.com/watch?v=suOGLyCFuZc

10月30日午後8時、NHK「日本の、これから」高齢者の孤立(無縁化)

無縁社会。

つながりのない生き方を余儀なくされる世の中に。

さまざまな無縁が広がるなか、NHKが高齢者の孤立について取り上げます。

***番組ホームページより***

NHK「日本の、これから」高齢者の孤立(無縁化)
http://www.nhk.or.jp/korekara/

2010年10月30日(土)午後8時~ NHK総合

次回放送のテーマは「高齢者の孤立(無縁化)」です。「何十年も前に出て行ったきり」「生きているのか死んでいるのかさえ分からない・・・」
この夏、高齢者が所在不明になっているケースが全国で次々と明らかになりました。中には、ミイラ化するまで放置されていたケースもあって、高齢者の孤立(無縁化)は、より深刻さを増しています。この状況を私たちはどう受け止め、どう対処していけばいいのでしょうか?他人事ではありません。「老い」はすべての人に訪れます。
地縁、血縁、社縁など人のつながりが薄れた「無縁社会」と言われる現代。誰もが社会から置き去りにされない方法を、一緒に考えてみませんか?

2010.10.29

児童虐待をテーマに週刊少年サンデーで連載へ

ふだんは、漫画・コミックなど読まない私。

11月2日(火)から児童虐待をテーマに連載される、

週刊少年サンデー
http://websunday.net/

は必ず買って読むつもりだ。

原案にかかわった元埼玉新聞の小宮さんのお話も一度聞かせていただいたことがある。

注目の連載!

***
◆児童虐待テーマ、少年誌で異例の連載 元新聞記者が原案
(2010/10/27朝日新聞)
http://book.asahi.com/clip/TKY201010260578.html
 11月の児童虐待防止推進月間に合わせ、児童相談所(児相)を舞台にした漫画の連載が、「週刊少年サンデー」(小学館)で始まる。児童虐待に正面から向き合った漫画の連載は、少年誌では異例という。虐待問題を取材してきた元新聞記者が原案を書く。読者の子どもたちに「救ってくれる大人がいると伝えたい」。

 漫画は「ちいさいひと 青葉児童相談所物語」。2日の販売号から始まる。主人公は新人の男性児童福祉司で、虐待を察知し、子どもを救う。物語の進展に連れて主人公の生い立ちも明らかにされる。

 作者は夾竹桃(きょうちくとう)ジンさん、シナリオは水野光博さんだが、元埼玉新聞記者の小宮純一さん(52)が「取材・企画協力」として原案を提供する。小宮さんは約20年にわたって虐待問題を取材。NPO法人「埼玉子どもを虐待から守る会」の理事も務める。

 漫画は、親が育児放棄のあげく子どもを餓死させたり、殺したりするなど、実際にあった事件を題材にする。母親が子どもに投げつける「ママの子として失格」という作中のセリフは、取材した裁判で明らかになったものだ。「実際の事件から学んでほしい」との願いを込めるが、悲劇となった現実とは違い、漫画では解決策を示し、子どもが救われるようにする。

 小学館コミック営業二課の福本和紀課長代理が、原案を小宮さんに依頼したのは6年前。虐待の現状が想像以上だと感じ、「フィクションではリアリティーに欠ける」と思ったからだ。当時は青年誌での掲載を企画したが実現しなかった。しかし昨年末、「いずれ親になる少年少女が読者層。親子で読める」と少年誌での連載が決まった。小宮さんの解説コラムも設け、虐待の基礎知識や相談先なども載せる予定だ。

 主人公の勤務先の児相の副所長のモデルは、越谷児童相談所(埼玉県越谷市)の副所長だった故・藤井東治さん。通報を受けてから48時間以内に子どもの安否を確認するルールを提唱し、2007年、国の運営指針になった。

 48時間ルールについて、藤井さんは生前、小宮さんに「どんなに厳しい状況でも生き延びてくれたら、この時間内に必ず行くという子どもとの約束」と話していた。藤井さんのこのメッセージを届けるため、子どもを助けようとする大人の奮闘ドラマにしたいという。(帯金真弓)

***
◆児童福祉司:奮闘、漫画に 少年サンデーで来週から連載
(2010/10/27毎日新聞)
http://mainichi.jp/life/health/fukushi/news/20101027ddm013100150000c.html
 ◇虐待の通告で家庭に介入、子どもの命救う 編集部「支援者の存在伝えたい」
 児童虐待の通告を受け、家庭に危機介入して子どもの命を救う児童福祉司。彼らの姿を描く漫画「ちいさいひと 青葉児童相談所物語」が11月2日から週刊少年サンデー(小学館)で連載される。取材、企画協力するジャーナリストの小宮純一さん(52)は「虐待への対応は専門家による総力戦だが、その要となるのが児童福祉司。救ってくれる大人がいることを子どもたちに伝えたい」と話す。【榊真理子】

 主人公は22歳の新任児童福祉司、相川健太。赴任した児童相談所(児相)で、子どもの命を救うために日々格闘する。漫画は夾竹桃(きょうちくとう)ジンさん、シナリオは水野光博さんが手がけ、ストーリーは実際に起きた複数の事件がベースとなっている。

 小宮さんは元新聞記者で、1980年代から教育問題を取材してきた。まだ「虐待」という言葉は広まっていなかったが、少年事件の加害者が親に殴られて育ったという話が多いことが気になり、「家族の中にえたいの知れない深刻な問題が広がっているのでは」と感じていたという。

 子どもに関する取材を通し、児童福祉司の仕事を知った。緊迫した状況下で虐待する親から子を引き離し、命を守る。一方で、児相が関与しながら最悪の事態を招くケースも相次ぎ、社会の目は厳しい。「もっと多くの命を救ってほしいとの願いをこめた作品にしたい」と小宮さん。

 週刊少年サンデーの主な読者は中高生。編集部デスクの袖崎友和さん(35)は「虐待問題の深刻さや児童福祉司の存在をこれから親になる世代に知ってほしい」と話す。

   *

 児童福祉司は自治体の職員で、虐待のほか、障害児や非行少年への対応など、任務は幅広い。今年4月現在、全国の児相204カ所に2477人が勤務。99年から倍増したが、虐待への対応件数はこの間、約4倍になっている。

 関西学院大の才村純教授(児童福祉論)は「主要国ではソーシャルワーカー1人が抱える事例は20件前後だが、日本の児童福祉司は平均107件(06年才村教授ら調査)。圧倒的に人数が足りない」と指摘する。

 日本子ども家庭総合研究所が06年度、全国の児童福祉司1300人に実施した調査でも、平均すると、自分の担当で十分対応できているケースは3割に満たなかった。「身の危険にさらされる」「(保護者や他の機関に責められ)自分が何をしているかわからない」などの訴えも目立ち、精神的負担で休職や退職に追い込まれる人もいるという。

 一方、厚生労働省の調査では、子どもの死亡事例のうち児相が関与していた割合は年々減っており、08年度は10・9%。才村教授は「児相への批判はあるが、児童福祉司らの努力で救われている命も多い」と指摘する。

2010.10.28

相次ぐ水増し発覚・・・

水増しのニュースが続いている。

ひとつは、東京都の観光情報センター。私は何度も行っているが、人をあまり見かけたことはない。

***
◇都財団 来場者数水増し 倍増の日も
(2010/10/26東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010102690071439.html
 東京都の監理団体「東京観光財団」(文京区)が、運営業務を請け負っている都庁内の観光情報センターなど三カ所の観光情報施設で、来場者の数を水増しして都に報告していたことが、内部告発で分かった。水増しは数年続いていたとみられ、一日の入場者の実数七百七十六人を二・三倍以上の千八百二十七人に改ざんした日もあった。

 財団に業務を委託する都観光部企画課は「悪意の水増しはないと聞いている。来場者数は契約金額や人員配置に影響しない」としている。

 水増しが指摘されたのは、都庁一階の観光情報センター本部と二階の全国観光PRコーナー、台東区上野公園にある観光情報センター支所の三カ所。都は二〇〇九年度、羽田空港の施設も合わせ一億七千五百万円で財団に運営委託していた。

 財団はさらに、新宿区のイベント会社と一億円余で契約し、同社が三カ所の施設に派遣社員の女性らを配置。女性らがカウンターを使って来場者を数え、毎日の終業時にパソコンで業務報告書に実数を入力していたが、都観光部や財団本部に提出された報告書には、実際より多い数字が記載されていた。

 都庁の施設には財団の職員一人が交代で常駐しており、女性らの帰宅後、日常的に来場者数を改ざんしていた疑いがあるという。

 告発したのは施設でアルバイトをしていた女性(34)。女性によると、改ざんの資料が残っているのは、〇七年二月十二日から一〇年三月二十七日までのうち、判明しただけでも三十九日分に上り、水増しした人数は一万七千八百四十二人。水増し率の平均は37%だった。

 財団は都に「週に一度は柱の陰の死角にいた来場者も数え、ほかの日にも(推定し)人数を加えていた」と悪意の改ざんを否定しているという。

 告発を受けて、問題を調査している都議会民主党の伊藤悠議員は「財団と契約を継続したいイベント会社が組織ぐるみで、事業実績を過大に報告したいために数字を改ざんしたのではないか」と指摘している。

 財団は〇三年に社団法人東京コンベンション・ビジターズ ビューローの事業を引き継ぎ、東京の観光宣伝や観光客誘致を実施。東京商工会議所の副会頭や都の副知事がそれぞれ非常勤の理事長と副理事長を務めている。

***

もうひとつは、サッカーJ1の大宮アルディージャの観客水増し。

07年11月から主催試合58試合で11万人以上を水増しして発表していた。

「09年までに年間動員30万人」という高い目標設定と、特定幹部がスポンサーやサポーターが離れることを考えての不正行為。

入場者数の実数発表は、92年のJリーグ初の公式戦から。「ファン一人ひとりを大切にする」という理念だという。

日刊スポーツ(2010/10/20)によれば、『当時の川淵チェアマンは、時に実数の倍にもなる日本リーグ時代の観客数に嫌悪感を示し「発表された数字を見て、あのうちの一人は自分だと思えることが大事」と話していた』という。

同じ記事のなかで記者は「興行にとって実数発表はリスクもある。人気衰退も明確に数字でわかる」とし、07年に年間1100万人の目標をたてた「イレブンミリオンプロジェクト」の「一人でも多くスタジアムに」の根本には、「ファンを大切に」の考えがあるとしている。

そして、「数字の見直し以上に、Jの理念を見直すことこそ必要だ」と結んでいる。

さて、私のまわりで、私のかかわりのなかで、「水増し」はないだろうか。

何かのイベントで75人の参加があったとして、「約80人」と言ったところで、その5人とは誰なのか、どこにいたのか。

90人の参加を受付で確認したにもかかわらず、「約100人」としたりしていないか。

また、関係する最大のイベントで2万人程度の参加も、数割増しの人数で発表されていないだろうか。

それは「一人ひとりを大切に」しているのだろうか。

いてもいなくても同じのように思える。

そうであれば、おもしろい、ワクワクする実感になりえないはず。

「4年で11万人」でJ1大宮の社長は辞任した。

「水増し」不正の連続発覚。

私としては、水に流せないのだが。

2010.10.27

川嶋あい「I Remember」

「好きなアーティストは?」

と聴かれたら、

川嶋あい
http://www.kawashimaai.com/

と答える私。

川嶋あいオフィシャルブログ「ひとこと」
http://ameblo.jp/kawashimaai/

もほぼ毎日読んでいる。

その川嶋あいさん20作目のシングル「I Remember」。

「ありがとう」が繰り返されるメッセージソング。

彼女が無名時代に「路上ライブ」を繰り返す中で、出会った学生、ボランティア。

その実りとして事務所がつくられて。

発売はまだ先なのに、

PVがユーチューブで配信されている。

感謝の気持ち、大切にしたいもの。

下記、ユーチューブもぜひ。

I Remember / 川嶋あい
http://www.youtube.com/watch?v=0bD_Ly7fMZw

保育の基準を自治体に? 屋根の上に屋根?

ここ数日の報道に驚いている。10月25日の報道ステーションの偏向には特に。

ほかにもある。

琉球新報は社説で、『例えば保育所の居室面積基準や保育所に対する給食の外部搬入規制、保育士の配置人数基準などの「緩和」は、地域の実情に合わせて地方自治体が責任を持って判断すればいい内容だ。むしろ国が権限を握るのは「屋上屋を架す」ようなものだ』とした。

◇知事会特区提案 「主権」を奪い取る気概で
(2010/10/26琉球新報社説)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-169242-storytopic-11.html

長野の有力紙、信濃毎日新聞もそれに近い。

◇特区共同提案 地域主権を前進させよ
(2010/10/26信濃毎日新聞社説)
http://www.shinmai.co.jp/news/20101026/KT101025ETI090003000022.htm

「屋上屋を架す」(おくじょうおくをかす)とは、屋根の上にさらに屋根をかけるということ、ムダという意味。

その特区構想の中心の橋下大阪府知事は「徹底抗戦」の姿勢を示しているという。

私は、国としてせめてこれだけはと保障する責任を否定することは許せない。

責任を持たない、切り下げるという判断を自治体として行う危険性があるからこその国のセーフティーネットではないのか。

***
◇府の保育特区:30の都道県が賛同 知事、国規制撤廃へ徹底抗戦の姿勢
(2010/10/26毎日新聞大阪版)
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20101026ddlk27010385000c.html
 保育所に関する面積要件などの最低基準について、国の規制を解消する特区申請を府が発案したところ、約30の都道県が賛同したことが分かった。国が法令で地方の業務を制限する「義務付け・枠付け」の撤廃に向け、全国知事会が進める「全国一斉の特区申請」の一環。橋下徹知事は25日、府庁内で「保育所問題は義務付け・枠付けの『本丸』。国の基準に合理的根拠はない」と述べ、徹底抗戦の姿勢を示した。

 保育所の設置は、国が「保育室の面積は幼児1人当たり1・98平方メートル以上」などの細かい最低基準を設けており、待機児童問題の一因との指摘もある。今回の特区申請は、基準を定める権限の市町村への移譲などを求めている。

 橋下知事は、国の直轄事業負担金を「ぼったくり」と批判し、議論を喚起した経験から「保育所の面積要件も一点突破だ」と表明。さらに、自宅保育の「保育ママ事業」に関する府の特区申請(却下)を受け、これまで保育の専用部屋を求めてきた国が、家具がある居間などの部屋も保育室として使用できるとの新たな指針を示したことを、橋下知事は事実上の面積要件の緩和と解釈。「国の数字に合理的根拠はない。厚労省はぐらついている」と攻め立てた。

 全国一斉の特区申請は7月の全国知事会で橋下知事が提案し、各知事が次々に賛同。現在、保育や介護、下水道など約20案件に絞り込みが進んでおり、11月にも国に申請する。【田辺一城

***

あまりにバランスが悪いので、

検討されている保育・子育て新システム案の問題点にもふれた、下記記事も添えておきたい。

◇幼稚園と保育園の統合計画(2010/10/26読売新聞夕刊)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/trend/ansin/20101026-OYT8T00770.htm

2010.10.26

規制、基準の緩和のオンパレードで

記事中の表には、「検討している主な構造改革特区案」として、

保育所の居室面積基準、給食の外部搬入規制、保育士の配置人数基準の緩和が記載されている。

「地方分権」の側から、また「経済成長」の側からさまざまな動きがあって、

同じ方向にすすもうとしているように思う。

しかし、そこに子どもの姿、この国としての子育ての姿、支える本気の姿勢・施策がみえないのだが。

◇項目ごと、特区一斉提案 知事会(2010/10/25東京新聞朝刊)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010102502000045.html
 全国知事会(会長・麻生渡福岡県知事)は二十四日、国が法令で地方自治体の仕事を縛る「義務付け」「枠付け」の見直しを求め、都道府県が一斉に構造改革特区を国に提案することを決めた。保育所の設置基準を条例で設定できるようにするなど約二十項目の特区案を最終調整中で、賛同する項目ごとに都道府県をグループ編成し、十一月に内閣官房に共同提案する方針。

 知事会は長年にわたって、国が全国一律に決めている義務付けなどで地方行政の自主性が損なわれているとして見直しを求めてきた。しかし、政権交代後も期待した改革が進まないため、既存制度を活用した直接行動に踏み切る。

 該当法令の所管省庁が権限移譲に抵抗することも予想されるが、知事会は「義務付け見直しは政権が最重要課題とする地域主権改革のメーンテーマ。ゼロ回答は許されない」と強調し、首相官邸に特区実現を働き掛ける考えだ。

 特区が認められれば、例えば保育所の場合、乳児なら一人当たり一・六五平方メートル以上などと厚生労働省令で定めている居室面積や職員数の基準を市町村条例で規定することが可能になる。これにより地域の実情に合った保育所の整備が進み、都市部では待機児童の削減、地方では施設の充実につながると期待される。

 特区案には、法律で都市公園面積の2%以内とされている建築物要件を自治体の裁量で運動施設を整備しやすくしたり、病院や介護老人保健施設に限っている訪問リハビリ事業所の設置主体を拡大、株式会社も参入できるようにすることなども想定されている。

入れればそれでいいんですか?保育の質は?

先週発売されたAERAの注目記事がasahi.comのWebに掲載された。

今出ている号のひとつ前のもの。

複合的な要素、いくつかの立場から「保育の質」に焦点をあてている。

PC環境の方、ぜひ↓

◇入れればそれでいいんですか? 後回しにされがちな保育の質
http://www.asahi.com/edu/kosodate/news/TKY201010250196.html
(AERA 2010/10/25号)

2010.10.25

まず詰め込み保育?いっせい特区提案?

せめてこれだけは・・・、という最低保障。

崩したいのは、まず保育所、なんですね。

これをもし認めるのなら、2009年7月1日時点で民主党に所属していた国会議員は、極めて重い説明責任をどのように果たしてくれるのでしょうか。

政権交代「前夜」と言っていい時期に、「次の内閣」として真逆の方針を「閣議決定」しているわけですから。

***
◇都道府県が一斉に特区を提案へ 全国知事会、11月に
2010年10月25日 共同通信

 全国知事会(会長・麻生渡福岡県知事)は24日、国が法令で地方自治体の仕事を縛る「義務付け」「枠付け」の見直しを求め、都道府県が一斉に構造改革特区を国に提案することを決めた。保育所の設置基準を条例で設定できるようにするなど約20項目の特区案を最終調整中で、賛同する項目ごとに都道府県をグループ編成し、11月に内閣官房に共同提案する方針。

 該当法令の所管省庁が権限移譲に抵抗することも予想されるが、知事会は「義務付け見直しは政権が最重要課題とする地域主権改革のメーンテーマ。ゼロ回答は許されない」と強調し、首相官邸に特区実現を働き掛ける考えだ。

 特区が認められれば、例えば保育所の場合、乳児なら1人当たり1・65平方メートル以上などと厚生労働省令で定めている居室面積や職員数の基準を市町村条例で規定することが可能になる。これにより地域の実情に合った保育所の整備が進み、都市部では待機児童の削減、地方では施設の充実につながると期待される。

 提案に対する判定は本年度中に出る見込み。了承された場合は来夏の特区申請を経て、早ければ申請直後に義務付け撤廃や基準の条例化などが実現する。

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保育サービスについての考え方(2009/7/1)
http://www.dpj.or.jp/danjo/report/090701.html
民主党『次の内閣』子ども・男女共同参画調査会

保育サービスについての考え方

1.基本的な考え方 ~子どもたちは日本の未来を担う宝物~

 民主党は、子どもの立場に立ち、子どもたちが安心して育つことのできる社会の実現のため、「チルドレン・ファースト(子ども第一)」で政策立案に取り組んできた。

 現在、子どもの数が減っているにもかかわらず、保育など子育て支援に対するニーズはますます増え、多様化している。また政府の対策にもかかわらず待機児童問題は解決せず、子どもたちの置かれている状況は年々厳しさを増している。住む地域や家庭の状況などにより、保育に格差を生じさせることのないよう、個々のニーズに合わせた保育の量の確保とともに、子どもたちにとって質の良い保育の環境整備や子育て支援を進めていく必要がある。

 保育制度の改革にあたっては、保育の質の確保が大前提であり、国や地方公共団体は質の高い保育を十分提供するため、優先的に財源を確保すべきである。安易な規制緩和等によって質よりも量を追い求め、結果的に子どもに不利益を与えるようなことがあってはならない。

 また、現在国が設けている保育室の面積や保育士の人数などの最低基準についても、子どもたちに良質な保育を提供する視点で改善することが必要であると考える。

2.待機児童対策

 2008年10月現在、認可保育所に入れない待機児童は約4万人にのぼる。入所児童は1997年から2007年までの間に20%以上増加したが、保育所数の増加は2%程度であり、単に保育所が足りないだけではなく、詰め込みによる保育環境の悪化も懸念され、子どもたちが受ける保育の質に差がうまれている。

 民主党は、「日本の未来を担う子どもたちを社会全体で育てる」という考え方のもと、小・中学校の余裕教室や統廃合などにより使用を止めた学校施設等を利用した認可保育所分園の増設、2008年の法改正により法制化された「保育ママ」の増員、また将来に渡っては、認可保育所の増設を推し進める。

3.今後の課題

 現在、98%程度の4、5才児が幼稚園か保育所に通っており、保護者の経済的負担も大きく、無償化を求める声が高いことから、就学前教育・保育の実質無償化を検討する。

 また、幼稚園は文部科学省、保育所は厚生労働省という二元行政を改め、子どもに関する施策を一元的に責任をもって担える仕組みを作り、幼稚園と保育所の一本化を目指す。
***

セクハラ裁判 訴えは私たち日本人と司法に響くのか

この1ヶ月間、ずっと怒り狂っていることがある。

中国政府の極めて独裁的な圧力と攻撃姿勢。

もうひとつは、日本で起きた中国人へのセクハラ事件。

ちょうど1ヶ月前、被害者の訴えを生で聴いた。

きちんとした日本語で、怒りをこめて。

「日本人、恥ずかしくないですか」と。

日本人として恥ずかしいにもほどがあった。

聞き手の9割近くは40・50代の男性で。

非正規雇用で、日本人でない中国人。

この事件・裁判については、作家の雨宮処凛さんが「マガジン9条」に連載してきた。

158. 中国人だから? アルバイトだから?「女」だから?
あるセクハラ裁判を巡って その1。の巻
http://www.magazine9.jp/karin/100901/

159. 中国人だから? アルバイトだから?「女」だから?
あるセクハラ裁判を巡って その2。の巻
http://www.magazine9.jp/karin/100908/

160. 中国人だから? アルバイトだから?「女」だから?
あるセクハラ裁判を巡って その3。の巻
http://www.magazine9.jp/karin/100915/

161. 中国人だから? アルバイトだから?「女」だから?
あるセクハラ裁判を巡って その4。の巻
http://www.magazine9.jp/karin/100922/

私にとって、セクハラとの出会いは、中学校のとき。

教頭に次ぐ地位の教師がおとなしい女性教師に、宴会で・・・。

中3のときに、熱血女性教師から聞いた話。

あれから20年の時を経て、学校現場でもいまだに根強くあるという。

それにしても、ほんの氷山の一角なのだと思う。

お金のかかる裁判までしてたたかう当事者の、誇りを、尊厳を。

日本人の意識と日本の司法が問われている。

思い知らされた。

知らないではすまされない、知らなければならないことが、たくさんあることを。

訴えなければわからない、訴えなければ、なかったことにされるということを。

そして、もしかすると、訴えても、なかったことにされるかもしれないということにも。

だから伝えたい。

2010.10.24

中越地震で救出された優太くんはもう8歳に

6年前、中越地震があって当時2歳の優太くんの救出劇に、世間も私も注目した。

あれから6年、同級生より身体は大きく、スポーツもがんばっているというニュースが目に入った。

あの頃、かけだしブロガーだった私。

6年前の文化の日に、優太くん救出に関連してつづっていた。

長くやっていると過去も振り返ることができて。

通算のブログ記事数は2つ前の日立の樹の記事で1700になった。

〔Tamyレポート! ブログ内関連記事〕
アンパンマンのおくりもの(2004/11/3)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2004/11/post_2.html

以下、報道より

***
◇優太君も小3に、スキーに野球も…中越地震6年
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101023-OYT1T00483.htm?from=navr
 新潟県長岡市妙見町で中越地震による土砂崩れに遭い、母と姉と一緒に車ごと生き埋めになり、4日後に奇跡的に救出された同県魚沼市の皆川優太君(8)は、小学3年生になった。

 当時2歳だった優太君の身長はもう1メートル37に。毎日外で友だちと遊ぶ活発な子どもに成長した。小学校に入学してから始めたスキーや柔道に加え、この春からは地元の少年野球教室にも通う。「明るくておおらかなところが、お母さんにそっくり」と祖母のミハルさん(72)は目を細める。

 最近、近所の友人とけんかをしたが、祖父の敏雄さん(74)に「自分たちだけで解決できたよ」と話し、敏雄さんはその言葉に頼もしさを感じた。

 昨年まで、祖父母を悲しませたくないと気遣ってか、母や姉の話を聞くのを拒んでいた。が、今では母にかわいがられていたことなどを話すと、うれしそうに耳を傾けるという。

(2010年10月23日17時23分  読売新聞)
***

◇奇跡の優太君がチリの奇跡に「すごい!」
(2010/10/24日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20101023-693613.html

 6年前の新潟県中越地震で車が土砂崩れに巻き込まれ、4日後に奇跡的に救出された皆川優太君(8)は小学3年になった。最近は地震の話も怖がらなくなり、チリの鉱山落盤事故で作業員が生還したニュースを見て「すごい、すごい」と手をたたいたという。

 同県魚沼市の自宅。居間の柱に黒い線が横に引かれ「8月3日 137・4センチ」と記されている。祖父敏雄さん(74)によると、優太君は1年間で6センチほど身長が伸びた。同級生より一回り大きい。「好き嫌いなく食べるから、すぐに大きくなるんでしょう」

 元気に学校に通い、放課後は友だちと外で遊ぶ毎日。数年前からは柔道教室に通っている。「どんな相手でも物おじせず試合に臨んでいる。ずぶとい神経の持ち主なのかもしれない」と敏雄さんは笑う。

 ただ、土砂崩れで亡くなった母貴子さん(当時39)や姉真優ちゃん(同3)の話題を避ける様子は変わらず、子どもなりに我慢しているように見えるという。

10月25日、26日、NHK教育午後8時から「ハートをつなごう」 働くことの意味とは

25日、26日と、働くことの意味と向き合うテレビ番組が放送されます。

私の知人も取材を受けたそうで、ぜひ視聴をとよびかけられました。

以下、番組ホームページより

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NHK「ハートをつなごう」
http://www.nhk.or.jp/heart-net/hearttv/index.html
新テーマ 働くことがツライです
教育テレビ 10月25日(月)、26日(火)午後8時~8時29分
再放送 11月1日(月)、2日(火)正午~12時29分

「ひどい労働環境の会社に憤りを感じている」
「仕事が原因でうつに追い込まれた」
「収入や職場環境が安定せず、やりがいがある仕事にめぐりあえない」など、
みなさんが日々働く中で感じている“生きづらさ”をテーマとして取り上げます。

今、多くの若い人たちから、
仕事に希望ややりがいを抱けず悩んでいるという声が、
ハートをつなごうのホームページに送られてきています。
夢を抱いて入った会社で、働き続けられなかったのはなぜなのか?
1日目は、「心のエネルギーが切れる時」をテーマに語り合います。

2日目は、非正規雇用など不安定な仕事から、失業を経験した人々の心のうちに迫ります。
「失業を経験したからこそ、踏みとどまれる今がある」
「やりがいのある仕事にやっと就けた」
“働くことの意味”を手に入れるには何が必要なのか。
一緒に考えていきたいと思います。

取材を通して感じたのは、
私たち若い世代が“働くことの意味”
を獲得しづらい現代社会の姿です。
入社7年目、今年30歳になった自分はどうだろう?
「一歩間違えば、自分もそうだったかもしれない」
「今、やりがいを持って働けているとしたら、何が自分を支えてくれたのだろう」。
日々、自分に問い返しながら番組を制作中です。
( 担当ディレクター記 )
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2010.10.23

変えないことも大切だと思えた歌

変えていくことも大事だけれど、変わらないこと、変えないことも大切。

そして「みんながあつまる」って、いいなぁと。

「日立の樹」(この木何の木)、日立のCMは37年前から流れていると、

10月23日の朝日新聞夕刊「be」の「うたの旅人」特集で知った。

「青雲」「きのこの山」の伊藤アキラさんの詞、小林亜星さんの曲、歌っていいなぁ。

変えてはいけないものがある。

CM部分だけでない、フルバージョンがあることを初めて知った。

また、テレビCMで30年以上も基本を変えていないことも貴重な存在。

変えないこと、続いていくことで守られていることが、たくさんあるはず。

以下、PC環境の方、ユーチューブで。

2010.10.22

待機児ゼロ特命チームの始動で、株を上げたのは

市民運動出身、庶民派を売りにした首相のもとで、「雇用!雇用!雇用!」「規制緩和」「成長戦略」の声が大きくなって。

この国は、子どもの権利の視点よりも、経済成長に重きを置こうとしているのか。

障がい当事者、家族、そして施設職員などに負担と混乱を招いた障害者自立支援法の成立に大きく貢献したとされる注目の女性がその中心に座った。

そして、「村木銘柄」なるものも。

株を上げたのは何で、この国の政治に何が欠けていて、私たちと社会は何を失おうとしているのか、残された時間はあまりない。

◇これが「村木8銘柄」だ!特命チーム始動で熱い期待  
2010.10.22 夕刊フジ
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20101022/ecn1010221635003-n1.htm

 文書偽造事件で無罪が確定し、復職した村木厚子・内閣府政策統括官(54)が事務局長を務める「待機児童ゼロ特命チーム」が21日、初会合を開き、本格始動した。認可保育所への入所を待つ待機児童の増加に歯止めをかけるため、11月に基本構想を取りまとめ、2011年度予算に反映させる。カネが動けば敏感に反応する株式市場。早くも保育所に関連する“村木銘柄”が取りざたされている。

 関連銘柄の代表格として市場関係者が注目するのは、子育て支援事業を展開しているジャスダック上場のJPホールディングス(愛知)。

 小泉純一郎政権下で、少子化対策が打ち出された06年以降、保育所や学童クラブなどを積極的に開設。「現在の総拠点数約130」(IR担当)を誇る業界トップクラスの企業だ。

 政府が待機児童の特命チーム発足を発表したのは、株式市場が閉まった後の今月19日夕。同社の株価は翌20日、大きく反応し、前日比42円高の1530円まで上げた。

 この日は中国の利上げショックによって、株式相場は大幅下落。そんななかで同社株は数少ない上昇銘柄となった。

 全国の幼稚園や保育所で体育指導事業を展開する、ジャスダック上場の幼児活動研究会(東京)も関連銘柄の1つだ。

 子会社などを通じて待機児童問題に取り組んでいる企業も多い。

 東証1部上場の育児用品最大手、ピジョン(東京)は本業以外に保育所や国立病院内の託児所などを運営しており、すでに「国内に200カ所近くの拠点を持っている」(同社広報室)。

 同社の株価は20日、前日比4円高の2492円と上げた。

 ジャスダック上場の人材派遣会社、夢真ホールディングス(東京)も地方自治体などと連携し、首都圏を中心に保育所の開設を急ピッチで進めている。同社の株価も同1円高の87円と堅調な値動きだった。

 家計を助けるため働きに出る母親が増え、今年4月時点の待機児童数は約2万6000人と過去最高水準。特命チームも待ったなしで成果が求められる。

 元少子化担当相の猪口邦子参院議員(58)=自民=は「待機児童ゼロに総合的に取り組む体制づくりをしたことは評価できます。(待機児童は)都市部だけでなく、農村や漁村といった地方でも待ったなしの問題。既婚の女性医師の就労支援などさまざまな問題があるが、総合的に取り組んでもらいたい」と期待を込める。

 具体策としては、企業などが経営する認可外保育所への公費支給や、小規模保育所に対する公的支援強化が浮上。JPホールディングスは「待機児童問題解消へのさまざまなノウハウを持つわれわれの事業には追い風」(IR担当者)とみている。

 市場関係者は「少子化・子育て対策は日本経済の根幹にかかわるもの。保育関連銘柄も長い目でみて、期待してもいいのでは」(エコノミスト)としている。

2010.10.21

だいじょうぶ

チリの落盤事故、全員生還のニュースをうけて、どうとらえたらいいか。

なかなか頭のなかの整理ができず。

そんななか、やっぱりこのコラムがヒントを教えてくれているような。

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香山リカのココロの万華鏡:「なんとかなるさ」 /東京
(2010/10/19毎日新聞東京版)
http://mainichi.jp/area/tokyo/archive/news/2010/10/19/20101019ddlk13070219000c.html
 作業員33人全員が無事、救出されて幕を閉じたチリの落盤事故。

 ほとんどが身体的にも心理的にも健康な状態で、医療を受ける必要もなく自宅に戻ったという。「どうしてあんなにタフなのだろう」と驚いた人も少なくないのではないだろうか。そこには「チリ人の国民性が関係している」という説もある。この国の人たちは冷静沈着でまじめなタイプが多く、それが地下での生活にも有利に働いたのでは、というのだ。

 だとしたら、日本の人たちも同様の状況には強い、ということか。長引く不況によるストレスからうつ病になる人が続出している現状を見ると、とてもそうとは思えない。

 では、どうして鉱山の彼らはあの限界状況に耐えられたのだろう。とくに、地上からは生存が絶望視されていた17日間、食糧なども乏しかった時期に、うつ状態やパニックにも陥らずに一致団結してすごせたのは驚異的だ。そこにはやはり、“ラテン系”といわれる前向きで明るい気質、そして信仰の力が強く関係していたのではないだろうか。

 その前向きな気質や信仰が与えてくれたもの、それは「必ず助かる」という希望だ。「助からないはずなんて、あるわけないじゃないか!なんとかなるに決まってる」という信念と言ってもよい。そして、それ以上、あまり思いつめることもなく、ときには笑顔で“そのとき”をゆっくりと待つ。

 最近、日本でもとくにビジネスの世界で、前向きな考え方が「ポジティブシンキング」などと言われて重要視されている。しかし、それは「ゆっくり待つ」とか「楽観的に信じる」とかいうことではなく、努力、競争するための動機づけのようなもの。その先にあるのは、「なんとかなる」ではなくて、「必ず大成功する」というゴールだ。

 しかし、大成功を目指し努力し続けるための前向き思考は、疲れてくると次第に効力が薄れてくる。「絶対に1位になるという夢をかなえるぞ!」と力を入れすぎ、いつのまにか心身がすり減って、うつ病などに倒れることにもなりかねない。

 チリの作業員たちはたしかにポジティブだが、それは人を蹴落とし、自分だけが勝ち残ることを目標にはしていない。「だいじょうぶ、きっとみんな助かるよ」というある意味で根拠のない楽観主義のようなもの。ただ、今回はそれこそが彼らを守り続ける原動力となったのだ。

 「なんとかなるさ」という肩に力の入りすぎない前向き思考が、結局は人を救う。ここから私たちも学ぶべきことがあるだろう。

2010.10.20

保育制度、クライマックス?!

国と自治体が保育行政に責任をもち、保育料も基本を払える能力に応じたしくみとしてきたものが、大きく変えられようとしている。

企業参入を推進し、保護者も役所を介さずに、園と直接契約し、受けるサービスによってその負担も決まっていく骨格がみえている。

規制緩和、企業参入、雇用拡大による新成長戦略としても位置づけられている。

菅首相は「一に雇用、二に雇用、三に雇用」と言うが、規制を緩和して、ビジネス路線にのせて、拡大する雇用とはどこまで安定的なものになるのか。

規制を緩和すること、また企業が本格参入することのデメリットはどこまで検証されたのか。

年内にも新制度案がまとめられ、2011年法改正、2013年実施というスケジュールで。

お友達ブログの、
記憶鮮明、文章不明
http://blog.goo.ne.jp/567ga3daroriga3

制度活用。クライマックスに学ぶ(記憶鮮明、文章不明 2010/10/20)
http://blog.goo.ne.jp/567ga3daroriga3/e/a66ecfd2a0787f79b9c6b4402b8b14cd

に連帯して、

当ブログは、検討されている「子ども・子育て新システム」に反対です。

そして、国が子どもも保護者も、そして「子ども・子育て」を支える人材も、思い切って支援していくことを求めます。

制度の動向、攻防もクライマックスとも言えるけれど、逆転できると思いたい。

いまこそ、おとなのチカラのみせどころ。人から人へ、さまざまなツール、ここではネットという網をつかって。

以下、ユーチューブのアニメ動画、3つをご覧ください。

◇九州保育三団体は「新たな保育制度」に反対します
(2010/10/1福岡市保育協会オフィシャルサイト)
http://www.hoiku.or.jp/general/2010/10/01/post_51.html

◇内閣府 少子化対策ホームページ
http://www8.cao.go.jp/shoushi/index.html

2010.10.17

「知っているけれど差別されない社会」に

この8月20日の「記者の目」について、ブログで当時ふれようと思っていた。でも、留まった。

その後、賛否両論の反響があったという。

私の育った地域にも、被差別部落が隣接していたし、在日の人を「チョン」と呼ぶ家庭もあった。

暴力団やそれに近い筋の存在もあり、またその構成員の子どもは親を選べないという矛盾・苦悩も。

すぐそばに、さまざまな差別、矛盾があった。でも、背景がなかなか見えにくかった。

それにしても、書き手の名前と視点がみえる「記者の目」には教えられることが多い。

人の心はなかなか読めないけれど、新聞の文字とその背景は読み取っていきたい。

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◇記者の目:弥栄中の人権教育・読者の声に答えて=林由紀子(大阪社会部)
(2010/10/13毎日新聞東京朝刊)
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20101013ddm004070237000c.html

 ◇学びと出会いが偏見取り去る
 同和地区や児童養護施設で育つなど、複雑な社会背景や家庭環境を抱えた生徒が多く通う京都市立弥栄(やさか)中学校(東山区、野里基次校長、72人)。長年、真正面から同和問題に取り組む同校を取材し、差別と向き合う生徒と保護者の姿を紹介した本欄(8月20日)に、全国の読者から約20通の投書が寄せられた。

 ◇「もう終わった」否定的投書4割
 「子どもたちの姿に感動した」「問題意識を薄れさせてはいけない」など、私の主張に共感する意見の一方で、「同和問題はもう終わっている」「無関心な人が増えていい」「逆差別や差別の利権化こそ問題」といった否定的な意見も4割あった。

 被差別部落の出身や血縁を理由に、不当に差別される同和問題。02年まで、30年余り続いた行政の特別措置は、同和地区の生活水準を一定レベルまで引き上げた。その過程で、一部の人間による利権行為が問題となったことも事実だ。しかし、結婚や就職など、偏見や誤解から生まれる差別は、利権とは関係のない人々を今も苦しめ続けている。

 同和問題を「もう終わった」とか、利権との関係だけでとらえようとする人にこそ、弥栄中の今春の卒業生に密着した本紙大阪本社版朝刊のルポ「弥栄のきずな」(毎日jp「http://mainichi.jp/kansai/reportage2010/archive/」参照)を読んでほしい。彼らは教えてくれる。正しい知識を持つこと、そして仲間を大切にする気持ちが、差別につながる偏見や誤解を取り去り、問題解決への近道になるのだと。

 私自身、弥栄中の生徒と出会うまで、同和問題には偏見さえ持っていた。利権や糾弾といったイメージが先行し、同和問題を色眼鏡で見ていたのだと思う。それが、今ここにある差別の現実を直視する邪魔をしていた。

 弥栄中の教師にも、赴任当初は偏見や誤解を持っていたと語る人が少なくない。現在は別の中学に勤める女性教師(26)も「言動には出さないまでも、心の中では偏見を持ち続けてきた」と語る。しかし、日々生徒と接する中で「この私の思いが、目の前の子どもを傷付ける、悲しませることになるんだ」と気付いた時、見方が変わったという。

 彼女は、地元の運動団体などが主催する啓発劇の舞台にも立った。「あんたの弟が部落の人と結婚したら、私まで部落の人間になるやんか」。役の上で、婚約者の弟が同和地区出身の女性と結婚することになった時のセリフだ。「あんたなんか幸せになる権利あると思ってるの?」「死んでよ」と相手の女性に詰め寄るシーンもあった。

 あまりに過激なセリフに、演じられるか悩んだが、同和地区出身の女性に励まされた。「先生があの役を思いっきり悪く演じてくれて、お客さんに『あの女、なんてやつや』って思わせてくれることが、この劇の一番の成功なんやで」。強烈な差別意識を持つ人物を演じた経験が、彼女を教師としても成長させた。

 ◇自分の目で見て判断する生徒ら
 一度とらわれた偏見をぬぐい去るのは容易ではない。しかし、それを変えるのが「学びと出会い」だと思う。弥栄中の教師は口をそろえる。「同和問題を教えたことで、逆に偏見を持ったり、差別者になった生徒は一人もいない」と。「部落はきれいごとだけやない」「大人になったらわかる」。家族からそう聞かされた生徒もいる。しかし、彼らは自分の目でしっかりと相手を見つめ、自分の尺度で判断する力を持っている。

 「親にはいろいろ言われることもあるけど、(地区出身でない)僕も(地区出身の)友達も何も変わらない」。男子生徒の言葉だ。同和地区の出身だと隠していた友から事実を打ち明けられた女子生徒は、当時の気持ちをこう表現した。「どこに住んでるって知る前から友達やったやん。私に差別されると思って黙ってたんやったら、失礼やわ」

 地区出身のある女子生徒は、在日の友達と出会い、差別を恐れる自分の中にも差別の芽があったことに気付き、全校生徒の前で訴えた。「国や名前で差別することが悪いことだと分かった。今まで、一緒になって悪く言ってきた友達や弟にも差別はあかんて伝えたい」

 生徒たちの姿は、子どものころから正しい人権感覚を身に着けることの大切さを教えてくれる。さまざまな環境の仲間と共に学び、育つことが差別をしない人間をつくる。記事への否定的な投書を読み、落ち込んでいた私を救ってくれたのも、ある女子生徒の一言だった。「私は、知らないから差別されないのではなくて、知っているけれど差別されない社会の方が、いいと思う」

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2010.10.14

ネットカフェの変化、キレイになったが

仕事で外の会議に行き、時間があいたりするときに、

ネットカフェで調べたり、入力したりすることがある。

7月1日から東京都の条例で、身分証明できる物を所持していなければ、利用できなくなった。

あれから猛暑が過ぎて3ヶ月。

久しぶりに、以前よく寄っていたネットカフェへ。

1500円程度で「泊まり」に来ている風貌の人や、明らかに家がなさそうな人も条例施行前にはいた。

お店としての清潔感はあまりなかった。

今回行ってみると、他店と同じように、身分証明書をみせて、会員証をつくらされ。

「身分証明ができない方で、以前は利用できていたけれど、これでできなくなって帰っていくような人は何人かいらっしゃいますか」

と私が聞くと、

「何人かいらっしゃいますね」と店員さん。

さらに、

「明らかに泊まるところがなくて利用していて、そうなった方も何人か?」と突っ込むと、

「そうですね、何人かいますね」と。

店内の雰囲気は以前より清潔になっていた。

が、何かを排除して、何かを捨てて、そうなったのではないか。

キレイにすることの裏には何があるのか。

そして彼らはどこに行ったのか。

2010.10.11

日弁連、決議で保育制度の規制緩和路線に転換求める

日本のすべての弁護士が登録している、

日弁連(日本弁護士連合会)。
http://www.nichibenren.or.jp/

その日弁連が10月8日、第53回人権擁護大会を開き、

「貧困の連鎖を断ち切り、すべての子どもの生きる権利、成長し発達する権利の実現を求める決議」
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/hr_res/2010_1.html
を採択したという。

そのなかで、保育分野の規制緩和の動きについて強い懸念を示し、転換と充実を求めている。

***
提案理由
第3 子どもの貧困問題の要因
3.脆弱な社会保障
(2) 保育
政府は、近年、保育政策でのコスト削減を優先させてきた。

その結果、働く母親が増えたことなどによる需要の増大にもかかわらず、認可保育所数は微増にとどまった。保育が必要であるのに保育を受けられていない待機児童数は、この10年間、増加傾向にある。貧困のため働く必要から子どもを保育所に入所させようにも、認可保育所への入所は容易ではなく、さらに認可外保育施設は費用負担が大きく、その費用をまかなうことは困難である。

また、保育分野でも規制緩和政策が推進され、定員超過の容認や保育士の非正規化、保育施設設置への株式会社参入の促進のみならず、保育施設の最低基準の一部の撤廃・地方条例化が進められようとしている。これらの政策は、保育の質の低下を招き、子どもの成長と発達に重要な意義を有する保育の機能を弱めることとなる。

さらに、保育の市場化に向けて、保育の実施義務を廃し、保育の公的保障の責任を放棄しようとする動きもあり、このような責任放棄は、子どものいのちや健康を脅かすものとして強く懸念される。

***

第5 提言
3 保育を受ける権利の保障
乳幼児のいる親が貧困から脱するために労働したり求職活動をしたり職業訓練をしたりするには、保育が必要不可欠である。にもかかわらず、保育施設の不足は深刻であり、量的な拡充がなされなければならない。しかし、それだけでは子どもの貧困の解決に向けて保育の機能を十分に発揮することはできない。

保育とは、乳幼児期の子どもが、安全に、安心して生きていくこと及び成長発達していくことを保障するための営みをいう。憲法13条、25条、26条及び子どもの権利条約によって、子どもには、保育を受ける権利が保障されている。

乳幼児期の子どもに対し、できるだけ早期に良質な保育を保障することによって、その後の成長発達に良好な影響を与えることが、欧米での数々の研究結果で明らかになっており、良質な保育の保障は、貧困の連鎖を断ち切るための大きな力となる。

政府及び自治体は、保育を必要としているすべての子どもに保育を実施する仕組みを作らなければならない責務、すなわち保育の公的保障の責任を負う(児童福祉法24条本文)。同規定は堅持されなければならず、同旨の規定が幼稚園・認定子ども園を含むすべての保育施設について規定されるべきである。

政府は、現在進めている最小のコストによる保育政策を直ちに転換させ、保育の質を向上させるべく、保育分野での規制緩和政策を転換し、保育施設の最低基準を堅持・充実させなければならない。
***

この決議を力に、その力をみなさんとあわせたいです。

歌声が心に響きあって

10月10日、日比谷公会堂で開かれた集会に参加してきた。

児童虐待死を悼(いた)み命を讃える市民集会http://www.orangeribbon.jp/info/detail.php?uid=261

数年前に新宿でたまたま路上ライブを聴いて、CDを買ったヴォーカルグループ。

メンバーの一人が、私のお世話になっている方々と関係も深く。

私のかかわったイベントでも歌を披露してくれて。「INORI」の歌とはまた別のつながりがあって。

そんな奇跡のつながりと歌声のハーモニーに感涙。

ルクプルのカバーではないオリジナルの「ひだまりの詩」がさらに感動を呼び。

「ひだまりの詩」を含むアルバムが10月24日に発売されるという。

14歳の中川あゆみさんが大人へと問いかけるメッセージソングも涙を誘っていた。

20歳も年下のアーティスト。しっかり、あゆみ続けている。

私のブログ上でも共演!パソコン環境の方、ぜひ。

VOXRAY(ヴォクスレイ)
http://www.voxray.net/

YouTube VOXRAY INORI【PV】
http://www.youtube.com/watch?v=zY5edRft-YQ&feature=related

中川あゆみ / 事実  12歳で私が決めたコトShort Ver.
http://www.youtube.com/watch?v=vquea7K0dwU&feature=channel

2010.10.10

いま必要なのは、やわらかい対応力

国が、政治が、アイツが悪い。

批判する。責める。

どこが、誰が、間違っている。

否定する。攻める。

そればかり。

一本調子のお説教。

鏡が手元にあったとして・・・。

自分のこわさに気づかされることがある。

終わってから。

「私が正しい」ばかりが目立って、正論でさえ悪口にとらえられることもある。

いつも批判して、いつも反対して、いつも主張をふりかざす。

悪口ばかり言っている、口の悪いヤツだと思われ、

そんなスタイルや人、組織は嫌われる。

嫌われることも時に大事だけれど。

低迷傾向の労働組合や政党なども、自分がどう思われているかに疎すぎないか。

実際に内側にそんな意識はないにしても、レッテルははられてしまうもの。

その点も含めて何かを指摘すると、一切受け付けないどころか、逆に攻撃されてしまうようなイメージさえ持たれていないか。

同じスタイルで同じ言葉を繰り返すだけでは、外の変化についていけない。

黒と赤のペンだけでは描けないものがあるはず。

求められているものはなんだろう。

クリエイティブな提案と、どこが一致してどこが違うのかも含めた、同じでない個性の認め合い、打ち出し。

やわらかい対応力。

私自身の不出来な性格も含めて、そんなことを思わざるを得ない。

※投げっぱなしの問題提起とし、この記事についてはコメント欄を設けません。悪しからず。

2010.10.09

失われた人とのつながりの深さや強さとは

今朝は少し遅めの出勤で、朝にゆとりがあり。

ニュースチェックをしていると、サンケイスポーツに川嶋あいさんと興味深い番組の情報が。

数日前につづった「10の世界」。

十人十色の世界。

今年は「カラー」という言葉にこだわってきた。

そんな2010年も第4コーナーを迎えた。

サンスポの記事にも、大切なことが色々と。

BSフジ開局10周年記念番組 10月10日(日)午後7時~10時
『10の世界 ~10歳、10ヵ国、10人の世界…~』
http://www.bsfuji.tv/10worlds/

***
◇【ヒューマン】川嶋あい、羽ばたく路上の天使
(2010/10/9サンケイスポーツ)
http://www.sanspo.com/geino/news/101009/gnj1010090504012-n1.htm
 シンガー・ソングライター、川嶋あい(24)が、10日放送のBSフジ開局10周年記念番組「10の世界~10歳、10カ国、10人の世界…~」(後7・0)でリポーターに初挑戦した。世界有数の人口過密都市、インド・コルカタで懸命に生きる10歳の少女の姿を目の当たりにし、音楽活動と並行して積極的に取り組む社会貢献活動に新たな思いが芽生えた。(ペン・納村悦子、カメラ・中川春佳)

 「渋谷駅前のスクランブル交差点の4倍ぐらい人口が集中しているようだった。人の多さとか車の混雑ぶりとか。生命力があふれるというか、大きなエネルギーを感じて圧倒されました」

 初めて訪れたインドを彼女は路上ライブの思い出の地に例えて、こう表現した。

 デビュー7年にしてリポーターに初挑戦。7月中旬にコルカタで暮らす10歳の少女、メガちゃんを訪ねた。人、牛、バス、人力車がごった返す喧騒の地。青空教室や簡素な露店、子どもが暮らす長屋など積極的に動き回る中、貧困の格差に衝撃を受けた。

 「富裕層が通う大きなデパートがあれば、路上で寝泊まりする一家がある。メガちゃんの家は中間層の家庭だったけど、日本の子供たちより遙かに貧しかった」

 だが、厳しい現状の中にも希望の光がみえる。 「支え合いとか、助け合う精神を自然に備えていて、人とのつながりが明確で強くてうらやましかった。メガちゃんも先生になるためにできることを一生懸命やりたいと話していて、子供たちが夢を持って明るくまっすぐ生きてるのも分かった」

 24歳にして波瀾万丈な人生を経験した。養護施設での生活や、養父母の死、1000回もの路上ライブ…。さまざまな苦難を乗り越え、歌手になる夢を実現させたが、「私が10歳のときはこんなにまっすぐ走れてなかった」と振り返る。

 一昨年の米国留学などで音楽的成長を遂げる一方、エチオピアでの児童養護施設建設をはじめ私費を投じて途上国へ学校を建設するなど社会貢献活動に力を注いでいる。

 「保健と教育の充実が一番重要。現地の人たちが自立できる援助のやり方を考えて、プロの方達と連携していきたい。貧しいことが不幸だとか、裕福だから幸せだとかそういうものじゃない!! 旅で日本で失われた人とのつながりの深さや強さがいかに大切なのか分かった。この経験を音楽にも還元していきたいです」。

 そういって笑う“路上の天使”の瞳の奥には強い意志が宿っていた。

2010.10.08

保育の市場化に危機感

保育制度がどうなるか。

この2ヶ月が正念場のようですが、

10月6日付の朝日新聞熊本版がその危機感を伝えています。

関係者のみなさん、ぜひ。

◇保育の市場化に危機感
(2010年10月06日 asahi.com マイタウン熊本)
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001010060004

2010.10.07

10月10日、十人十色

十人十色。10月10日、午後10時まで(午後7時から)。

BSフジで、10ヶ国の、10人の、10歳の子どもたちのいまを映し出す「10の世界」が放送されるということを知った。

私の好きな、川嶋あいさんもその子どもと向き合った一人。

BSフジ開局10周年記念番組
『10の世界 ~10歳、10ヵ国、10人の世界…~』
http://www.bsfuji.tv/10worlds/

同じ10月10日、日比谷公会堂で、

児童虐待死を悼(いた)み命を讃える市民集会
http://www.orangeribbon.jp/info/detail.php?uid=261

も開催される。

この日は、社会と自分を見つめ直すきっかけと思い出になるはず。

そして、この流れの裏で、私にとって、ずっと思ってきたことが驚きをもっていずれ実現しそうというウワサも入り。失笑をうけたあのときから、何年越しだろうと思うとスキップぐらいしたくなる。

ともあれ、10月10日は大切な日になる、はず。

***
◇BSフジ:「10の世界」 歌手の川嶋あい、インド・コルカタへ
(2010/9/30毎日新聞夕刊)
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20100930dde012200057000c.html
 ◇10カ国に住む10人の子の今
 10カ国で暮らす10歳の子供たち10人の姿を通して、それぞれの国が抱える問題などを見つめるドキュメンタリーが、BSフジで放送される。開局10周年記念番組「10の世界」(10月10日、午後7時)。インド・コルカタからリポートを送るのは、生みの両親と暮らした経験がない女性ミュージシャンである。【岩崎信道】

 町じゅうにあふれかえる人、人、人……。ところ狭しと並ぶ露店。道は車や牛でごった返し、クラクションがひっきりなしに鳴っている。

 1平方キロあたり約2万4700人が暮らすコルカタは、人口密度の高さでは世界有数の都市だ。「わずかなスペースがあれば、そこで商売を始めてしまう。ものすごい生命力に圧倒された」と、現地リポーターを務めたミュージシャン、川嶋あい(24)。

 川嶋は3歳で生みの親と離れ、児童養護施設で育った経験を持つ。養女として自分を引き取った父と母は、川嶋が10歳、16歳のときにそれぞれ他界。大切な人たちが次々と亡くなる不幸に落ち込むが、周囲の支えなどで立ち直りを果たす。路上ライブから再出発。06年には11枚目のシングル「My Love」が、フジテレビのバラエティー番組「あいのり」の主題歌に採用されるなど、才能を開花させた。その傍ら、開発途上国に学校を建設するNGO活動にも取り組んでいる。

 コルカタで川嶋が出会った少女も、家庭の事情から両親と別れ、叔父ら8組の親類と、一つしか部屋がない家で暮らしている。子供たちが炊事など家事全般を分担し、何ごとも家族全員で譲り合い、助け合う暮らしぶり。そんななかで少女は教師になる夢をかなえようと予習復習をかかさない。

 自分によく似た境遇の少女を見つめながら、「いきいきとした表情が印象的だった」と川嶋。さらに「貧しいことは、不便だけど不幸じゃない。あるものに感謝して明るく生きる姿に、生きるエネルギーをもらった気がする」とも。

 学校へ通えない子供たちをボランティアで教える青空学校へも取材に行った。地面に敷いたビニールシートに座った子供たちが、ボランティアによる授業に耳を傾ける。ここでも、年長の子供が、小さい子をいたわる姿が印象的だったという。

 「この子たちのために学校を建ててあげたいと思った」と話す川嶋にとって、テレビ番組でのリポーター役は初めて。今後もできるだけ多くの国々を旅して、子供たちと触れ合いの場を持ちたいという。

2010.10.06

チャンピオンは同い年

日頃、節制していないことの裏返しか、ボクシングの世界戦がテレビである時は、必ず観る。そして翌日のスポーツ新聞を複数買う。そんな生活を何年も。

そこにどんな裏話があるのか、その一戦の見方・報道がどう違うのかを知りたくて。

知名度もファイトマネーも低い、チャンピオンは、同い年。

東大阪の児童養護施設で働いた経験があると知った。

逆境でも、スポーツのなかでも一発逆転の可能性が最後まであるボクシング。

石田順裕公式サイト
http://www.nob-ishida.com/

には、「初志貫徹」とあり、

その夢に限界を決められるのは自分のみ

その夢へ歩み続け道を切開けるのも自分のみ

世界でたった一人自分のみ

というメッセージが。

テレビ放映はないようで、条件もジャッジも厳しい敵地での試合。

考えさせられることが多すぎる。テレビ観戦はできないけれど、さまざまな報道にふれたい。

***
◇正規王座戦に臨む苦労人・石田「海外でアピールしたい」
(スポーツニッポン)
http://www.sponichi.co.jp/battle/flash/KFullFlash20101005063.html

 ボクシングのWBA世界スーパーウエルター級暫定チャンピオン、石田順裕(金沢)が9日にメキシコのテピクでリゴベルト・アルバレス(メキシコ)と正規王座決定戦を行う。

 敵地での闘いにも「海外で自分をアピールしたい気持ちがある」と意に介さず、強打のアルバレスには「自分の技術が出せれば問題ない」と勇ましい。35歳の年齢を感じさせないスピードと抜群の防御で主導権を握る考えだ。

 大事な試合の前に行うロサンゼルス合宿は今回が8度目。日本では層が薄い階級でも本場米国は猛者がそろう。9月5日から腰を据えて鍛え、パンチのコンビネーションを磨いた。メキシカン独特のリズムにも慣れたという。

 近大卒業後に競技をやめ、児童養護施設で働いた経験を持つ。教え子に高校のボクシング部員がいて、頼まれてコーチをするうちに競技復帰の思いを募らせ、24歳でプロデビュー。昨年8月にようやくつかんだ世界挑戦を実らせた。昼間は電車の内装を手掛ける会社に勤め、臨床心理士の妻と生計を立てる。

 今回の合宿も宿泊費などを切り詰めながら、減量に気を配った。「貯金はないが、好きなことをやって食べていけてる。ほんまに周りの人に恵まれている」。恩返しの朗報を届けられるか。

[ 2010年10月05日 16:20 ]

2010.10.05

理想の姿

心に余裕がないと、見えないことが多くなる。

ゆとりのない社会で先行きが見えず、みんな不安に陥っていて悪循環の連鎖を生む。

これが現代社会。

以前から注目してきた香山リカさんのコラムは、やはり鋭い。

私は親ではないけれど、年下と接することは当然年々増えてきているわけで。

なかには干支一回り以上若い人もいて。

言葉が通じているのか、対応にアタフタ。

名前覚えて、全体をどうするかで精一杯の日も多く。

誰が誰で、誰がどうで・・・。

でも、それだけでは・・・。

謙虚にとらえ、考えあいたいものです。

***
◇香山リカのココロの万華鏡:理想の親の姿 /東京
(2010/10/5毎日新聞地方版)
http://mainichi.jp/life/health/kokoro/news/20101005ddlk13070278000c.html

 北海道出身の私は、いつのまにか日本ハムファイターズのファンになっていた。帰省するたびに実家の家族や地元の友人が、ファイターズの話をするのを聞かされていたからだろう。

 今季のファイターズはいつもの調子がなかなか出ずに、前半戦では最下位に甘んじていた時期もあった。ところが後半ではかなり持ち直し、「クライマックスシリーズ(CS)に出られるかも」とファンの期待は高まった。結局、自力で3位をつかみ取ることはできず、CS出場となるためには、ロッテが最終戦でオリックスに敗れることが条件ということになった。

 そのロッテの最終戦が行われる日、北海道の中学のミニ同窓会が、ファイターズの森本稀哲選手の実家が営む東京・日暮里の焼き肉屋で開かれることになった。同級生のうちの何割かは首都圏で仕事をしているので、ときどき集まりを開いているのだ。

 ファイターズにとっての“運命の日”が同窓会の開催日になったのは、たまたまのこと。自力でCSに出られないためか、ファイターズファンが押し寄せるということもなく、店内は比較的、静かだった。私たちもおしゃべり半分、テレビでロッテ戦観戦半分、という感じですごした。

 結果は、ロッテ勝利。ファイターズは4位でシリーズ終了となり、5年連続のポストシーズン出場は夢と消えた。「あーあ」と店内の人たちがため息をついたとき、パチパチという拍手の音が聞こえてきた。音のする方を見ると、森本選手そっくりの父親が手をたたいている。

 「ロッテもがんばった。でも、ファイターズも最下位からよくここまで来たよ。がんばった。よくやったよ」

 わが息子のいるチームと、そして見事3位となったライバルチームに、心からのエールを送っているのである。失意のあまりうなだれる私たちはなかなか手をたたけなかったが、“森本パパ”の拍手はいつまでも続いた。

 私は、ここに誰もがあこがれる“理想の親”の姿がある、と思った。

 結果がすばらしいからほめてくれるのではない。1位じゃなくたって、みんなはがっかりしたって、親である自分からすれば、息子はいつだってすばらしい。そう思ってもらえたら、子どもはどんなにうれしく、勇気が出ることか。

 誰もがそんな親になれるわけではないが、目指してみるくらいはできるかも。私も、学生や患者さんに対して、こうやって心の底から肯定してあげられる存在になりたい、と思った。

2010.10.04

思い出そう「初めての日」

秋風は、寂しさを誘うような。

今年は、くじけて初心に帰ろうと思う場面がよくあるけれど、初心への帰り道で迷い、結局行き詰まっているような気がする。

今日この記事に出会って、以前にこのブログで紹介していたことも思い出し、携帯プレーヤーで歌も聴きながら。

母親応援だけじゃないと私は受け取っているけれど。

この記事読んで、久しぶりに自分から母親に電話した。近く帰省するよというメッセージもこめて。

「ありがとう」が返ってきた。初心に少しは戻れるかもね。

***
◇思い出そう「初めての日」 ダ・カーポが母親応援歌

(2010/10/2東京新聞夕刊)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010100201000025.html
 わが子を初めて抱いた日を覚えていますか―。フォークグループ「ダ・カーポ」が問い掛けるように歌う曲「はじめての日」が母親たちに共感を広げている。痛ましい児童虐待が相次ぐ中、「育児に悩んだら、幸せだった初めての出来事を思い出して乗り越えて」とのメッセージを込めた“お母さんへの応援歌”だ。

 榊原政敏さんと妻広子さんのデュオからスタートしたダ・カーポは3年前、一人娘の麻理子さんも加わった。今回の歌は、横浜市で母親の学びや交流の場「お母さん大学」を主宰する藤本裕子さん(54)がつくった詩に、作曲家が曲をつけた。藤本さんから歌ってほしいと依頼され、3人が快諾。7月に自主制作のCDが完成した。

 命が宿った日、初めての一歩、ランドセルを背負った姿…。日常の忙しさで忘れがちな「はじめて」を思い出せば、「悩んだ日も消えて 笑顔になる」と歌いかける。

 CDは千円。10~12月に埼玉、愛知、福岡、熊本でお母さん大学主催コンサートも開く。問い合わせは同大学、電話045(444)4030。

(共同)
***

ダ・カーポ 新曲 はじめての日
http://www.youtube.com/watch?v=ec2m4fnBv8I&feature=player_embedded

ダ・カーポ 野に咲く花のように
http://www.youtube.com/watch?v=QVGV0nkSz0M&feature=related

《ブログ内関連記事》
◇ダ・カーポ「はじめての日」、「野に咲く花のように」
(2010/8/15)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2010/08/post-3d9f.html

2010.10.03

10月8日、夜7時半NHK教育「あしたをつかめ 平成若者図鑑 学童保育指導員」

学童保育指導員の仕事に密着した番組が放送されます。

2010年10月8日 金曜日 よる7:30から (NHK教育)
あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑
NO.255 学童保育指導員
http://www.nhk.or.jp/shigoto/index.html

2010.10.02

10月3日夜9時NHKスペシャル「核を求めた日本 被爆国の知られざる真実」

わからないから知りたい。知らないからわかりたい。

早速、録画予約した。

*** 
NHKスペシャル スクープドキュメント
“核”を求めた日本~被爆国の知られざる真実~
http://www.nhk.or.jp/special/onair/101003.html
2010年10月3日(日) 午後9時00分~9時49分
*再放送予定
2010年10月5日(火)  午前0時15分~1時04分(4日深夜)総合

今年9月、国連で「核廃絶」をめぐる外相会合が初めて開かれる。
唯一の被爆国・日本は、その役割を今問われている。日本の国是となっている「持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則。その信頼を揺るがしかねない新たな事実が明らかになってきた・・・。

「非核三原則」の裏側で、日本は、核とどう向き合ってきたのか。独自に入手した極秘文書と、当事者たちの証言から検証し、核廃絶に向けて日本の果たすべき役割を問う。
***

 

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