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2010.11.26

保育士の異動で、おもちゃの移動!?

政府がねらう保育制度の転換。

権利としての福祉から「買うサービス」へ。

そんななか、下記のコラムが興味深く。

ご存知でしたか?

知人に聞くと、自腹で買う公立園もあるそうで。

***
◇発信箱:自腹でおもちゃ=本橋由紀(夕刊編集部)
(2010/11/26毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20101126ddm004070157000c.html

 東京都内の公立保育園の予算が少なく、保育士が自腹でおもちゃを買って使っているために、保育士の異動があるとおもちゃも移ってしまうという話を聞いた。以前から教材費は少なく、保育士が牛乳パックでままごと用のテーブルやいすを作ったり、広告の裏紙を活用していたが、子どものためとはいえそこまでだとは聞かなかった。

 予算の仕組みが変わり、国が負担していた公立保育園の運営費の一部が、どのようなことにでも使える一般財源に組み入れられたのは04年度からだ。今年8月、東京特別区議会議長会が国に出した要望書では04年以来、財政が厳しく「多くの自治体で保育予算を減らさざるを得ない」、「国の進めようとしている規制緩和による詰め込みでは真の待機児解消にならないことは明らか」と財政的な支援を求めている。

 以前、ある地方議員は子育てに関して「高齢者は票を持っているが、子どもにはない」とけんもほろろだった。昨年の政権交代で、「子ども」に対するスタンスが変わるのかとちょっぴり期待した。「子ども手当」などの手法はともかく、社会で子どもを育てようという意図はくみ取れる、とあの時は思った。でも今、どのような責任を果たそうとしているのかわからない。

 国は10年後をめどに幼保一体化する構想を打ち出したが、ワーキングチームでは反対論も噴き出し議論が沸騰している。この過程で語られているお役所用語を読み解くと、すべての子どもを対象に、低所得者には配慮するものの保育時間の長さによって保護者の負担額を決める、財源が確保できなければもっと負担させる、ともなる。

 あの時、子育てへの覚悟を期待したのが甘かったのか。自分でおもちゃを買いに行く保育士は、どんな気持ちでおもちゃを選んでいるのだろう。(夕刊編集部)
***

ぜひ、こちらもご覧ください。

日本の保育・子育てをよくするためのアピール運動
http://www.no-shinsystem-hoikuappeal.com/
※ホームページの内容も充実してきています。私も賛同しました。

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コメント

自腹玩具。
自腹絵本。

・・あると思います!!!!(古)

手製の玩具の材料だって
自分で空にした洗剤のはこや
自腹で飲んだ牛乳のパックですよ。(号泣)

異動ない民間ですのでロートルの私より先に玩具や本が朽ち果てていますよ。
毎日新聞、取材に来いよ・・です。

流行語発表された日に、「あると思います!」にウケましたhappy01

「大量仕入れなのでコストが・・・」と大手の派手派手社長さんはおっしゃいますがね。

どうも、マスコミ報道が薄いどころか、なくなっているのが腹立たしいです。

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