12月28日午後8時、NHK教育「福祉ネットワーク 大阪・二児虐待死を追う」アンコール放送
11月に放送された、NHK教育テレビ「福祉ネットワーク」の大阪・二児虐待死の回がアンコール放送されます。
無縁社会、子どもの貧困、そんな今年の痛ましい象徴的な出来事ではなかったでしょうか。
仕事納めの方もいらっしゃるでしょうが、お見逃しの方、ぜひ。
***
〈アンコール放送〉
2010/12/28 NHK教育テレビ 午後8時~NHK福祉ネットワーク 消えた子ども ‐大阪・二児虐待死事件を追う‐
2010/11/22本放送 11/29再放送
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/1011/101122.html
いま、日本では高齢者だけでなく、子どもたちも"消えて"いる。
ことしの厚労省の調査では、児童相談所が虐待指導中に行方不明になった子どもは19人。
さらに、文科省のデータでは、1年以上住居不明の子どもは、338名いることが明らかになった。7月に起きた大阪の「二児虐待死事件」も、亡くなった2人の子どもは、所在不明の"消えた子ども"だった。子どもたちの住民票が居住地になかったため、児童相談所は通報を受けていたにもかかわらず、接触することもできないまま、結果的に幼い命を守ることができなかった。さらに、親子が今年12月まで住んでいた名古屋市でも、虐待のリスクが考えられるという通告を受け、児童相談所が接触したものの、親子の所在がわからないために調査を打ち切っていた。
「消えた子ども」の命を守るためには何が必要なのか、大阪の事件を通して浮かび上がった行政システムの課題と、今後の方策を探る。
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