12月の電車内で感じる変化
12月に入って、冬としてはあたたかいとはいえ、
朝晩はさすがに寒さがこたえる。
東京で、ほぼ毎日電車に乗っていると、
師走の車内の様変わりに気づく。
忘年会帰りの酒臭いサラリーマンや若者の増加だけでなく。
特に、いわゆるホームレスとみられる乗客が増えているということに。
寒い終電近くまで、そして早朝から電車のなかで暖をとる。
そして深夜は移動するなどして、寒さをしのぐ。
だから、12月の電車内はややツンとしたにおいもする。
そんな変化の背景に、おそらくほとんどの人は気づいていない。
自分が体験したことのない事柄にふれるとき、
人やメディアなどから情報を集めることは大事だけれど、
結局は自らの想像力を支えにするほかない。
冷たい状況にあって、想像力という熱意はいま人を社会をあたためつつあるだろうか。
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コメント
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今年は派遣村?路上生活者の年末年始の支援が東京はしないみたいですね。
たしかに社会復帰する気がない人たちも多いみたいでしたのでやっても無駄なのかもしれませんが…。
投稿: のり | 2010.12.25 16:09
はじめまして。政府と東京都はやらない方針ですね。
気がない人たちもいるかもしれませんが、気のある人もいるはずで。あたたかいところで寝る権利はあるべきで、それをあえて使わない人もいるでしょうが、使いたい人が使えないという現状があるとしたら、それは改善しなければいけないと思います。使いたいと思わせないようにしているという状況もあるように感じていますが。
投稿: Tamy | 2010.12.25 22:08