まるいケーキ、たりないピース
まる。
まるくいく。
まるくなる。
月も月1回は、まんまるになって人々を癒してくれる。
まるい地球に生きて、○(まる)をみて安心する。
人それぞれが完全じゃなく、欠けているからととらえたい。
カケラ(欠片)。
足りないピース(カケラ)があるはずで。
お祝い事に好まれるケーキ。
ホール(whole)とピース(peice)が買える。
丸いホールケーキを嫌う人はいないはず。
ただ、「ホール」が、欠けたところのないまるごと(whole)と穴(hole)だとしたら、
ホールケーキは、欠けてない全体だとしても、穴があるような気がする。
「ピース」がカケラ(piece)と平和(peace)だとしたら、欠けてることはないだろうか。
そんな折、
ラブケーキプロジェクト
http://www.worldvision.jp/involve/lovecake/index.html
をごく最近知った。
ホールケーキを買うと、1ピース分のお金が途上国の子どもたちの食糧支援にまわるというもの。
ケーキをつくり、売るだけでなく、希望を届けるってすばらしい。
2009年は首都圏の7人のパティシエが協力。2010年は全国的にもっと広がり、まだ買える店舗もある。
プロジェクトを知ってから、私の好きな川嶋あいさんも応援メッセージを寄せていることにあとで気づいた。
日本でも生活の厳しさが深刻になってきているとはいえ、相対的にかなり豊かな私たちの物や富は何かを犠牲にして成り立っている。
いまあることは、ラッキーではない。
ラッキーだとしても、それはいつもではなく、いつまでもつづかない。
成人の日。
大人に成る日。
まわりに、社会に、足りないものが増えているとしたら、支えあわないと。
そして、自分に足りないことの多さに気づかされる毎日。
いくつになっても、人によって人が成り立っていることは忘れないようにしたい。
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