「ラッキー」のとらえかた
雑誌の新春号は、「幸運」探しの特集ばかり。
当然といえば、当然。
いい年にしたい。
でも、運を引き寄せるのは自分の力だけでなく、まわりの支えがあってこそ。
最近、電車でよく座席を譲る光景を見かける。
私の視界には、若い女性が高齢者に譲るケースばかり。
一方で、立っている人もいるなかで、空いた席をみつけて、
「ラッキー!」と言いながら座る人もときに見かける。
おいおい、ラッキーではない。
同じ料金を払っている中で、立っている人がいるから席が空いているのだ。
電車の席に限らず、他人の行いに支えられているということに気づかない人も少なくない。
イスとりゲームだとは考えたくない。
久しぶりに仕事上の事情があって、朝ごはんを外で食べることになった。
時間の関係でそのごはんを食べたお店にいた時間は10分もない。
急いで口にいれようとするなか、店内に流れてきたのは、
私の好きな川嶋あい、そのなかでも影響をうけている『カケラ』という歌。
カケラは、欠片。
欠けた一片、断片。
集めたり、あてはめたりで、イメージを広げて、何かができるはず。
世の中の成り立ちが崩れているなかで。
そんな歌が流れてきてことが、ラッキーだと思えた。
その響きのなかで朝ごはんを食べることができて、力がわいてきた。
その力をもって、初対面の人もいるなかでの、私にとってのやや大きめの企画に臨めた。
終わって「このイベント、言葉、力になったよ」なんて、言われた。
ラッキー、支え合い、響き合い、広がるといい。
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