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2011年2月の記事

2011.02.28

お米の国なんだから

千葉県の南房総市で4月から幼稚園と学校の給食の主食がすべて米飯になり、パンが消えるという。

しかも地元産。完全米飯は県内でも初めてのようだ。

TPPをめぐって、「開国」を掲げる首相と、農業がつぶれると反対する動きがある。

私はTPPには反対だけれど、国産、地元産をなるべくつかうという努力を重ねることが同時に必要だと思う。

そんな心がけで、以前よりは国産のものを買うようになった。

◇南房総市、給食すべて米飯に 4月から、中学生は増量も
(2011/2/26asahi.com 千葉)
http://mytown.asahi.com/areanews/chiba/TKY201102250636.html

危機感をともに

中日新聞の「子ども貧国」という大型連載企画。

1月1日からの第1部「未来が泣いている」に続き、

2月20日から第2部「先生たちの危機感」。

2月27日でその第2部が終わった(東京新聞は3月1日付?)。

「いつまでも、教え子だ」と語る先生、その危機感を少しでも、一人でも多く共有したい。

情熱を注いだ記者に感謝し、次の記事を期待したい。

そう考えるなかで、私にできることを模索中。

【子ども貧国】教え子ずっと見守る 先生たちの危機感(7)
(2011/2/27中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/hinkoku/list/CK2011022702000111.html

2011.02.27

3月3日は「耳の日」で、3月5日は

2月は28日までしかない。

まもなく、終わる。

つづく3月はすぐ始まって、3月3日にゾロメ。

「ひなまつり」でもあるけれど、耳の日でもある。

3月3日、「全国ネットで字幕付きCMを実施する全国初の試み」が行われるそうだ。

そして2日遅れの3月5日、特番が放送される。

日本テレビ・耳の日特番
「なんくるないさぁ 今井絵理子が息子と歩んだ6年 」
http://www.ntv.co.jp/miminohi/
3月5日(土)AM10:30~11:25
(※詳細はリンク先を!)

聴覚障害のある子と生きるSPEEDのメンバー・今井絵理子さんの6年。

「障害は個性 不便だけど不幸ではない」という彼女の生き方、変化、メッセージにふれたいと、早速予約録画した。

今井絵理子オフィシャルサイト
http://www.ellymusic.com/

今井さんのかかわった、映画「ゆずり葉」。

話題になっていたけれど、まだ観ていない。

DVDも販売されている。

最近、こんなとき、もったいない、なんとかしようと思うことが増えた。

映画「ゆずり葉」
http://www.jfd.or.jp/movie/

無視と関心

見えないことは無視につながり 関心は尊重につながる

反貧困ネットワークの湯浅誠さんの座右の銘で、先日のテレビ放送でも言っていた。

私は、本をそれほど読んでこなかったけれど、新聞にはこの20年以上、ほぼ毎日ふれてきた。

まわりにとにかく関心をもちたいということ、ただそれだけだった。

もったいないことも今までたくさんしてきたけれど、

尊重につながる条件は、見ること、かかわることだと思う。

見ないのではなく、見えなくなる。

いつのまにかそうなっていく。

そうならないために、好奇心は持っていたい。

そして、かかわる心としての関心も。

気づいた時に、かかわりがなくなっている。

それがいまの無縁社会なのではないだろうか。

街中で、電車内で、さまざまな「無視」を目にする。

まわりに関心を持たず、尊重しあえない社会にすすんでしまっていないだろうか。

新聞を読まなくてもいいのかもしれない。

でも、一人で何かと向き合うということが必要で、その上でまわりとかかわることでさまざまな確認、発見につながっていくのだと思う。

最近、少しだけ本を読み出して、自分と向き合いつつ、そんな思いを募らせている。

わかり始めたこと

2月も、もうすぐ終わり。

がんばったけど、疲れたなぁ。

疲れたけど、がんばった。

私のいまの気持ちはこのブログの「ひとこと」。

2月26日のひとこと|川嶋あいオフィシャルブログ「川嶋あい“ひとこと”」
http://ameblo.jp/kawashimaai/entry-10811723143.html

もう少し早くわかり始めたらよかったとも。

2011.02.26

抱きしめる、心ごと

何度もふれてきた。

中日新聞(東京新聞)の今年1月1日から始まった連載「子ども貧国」。

第2部「先生たちの危機感」が始まった。

今日付では、子ども・家庭の厳しさを受け止める保育園のぬくもりが取り上げられている。

この危機感を共有したい。

『子ども貧国』「抱き締める、心ごと 先生たちの危機感(6)」 
(中日新聞2011/2/26)
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/hinkoku/list/CK2011022602000171.html
※ズレがあり、東京新聞では2月27日付になるようです。

くさい、におい、かいで

臭い仲とはよくいったもの。

コトバの背後、想像したいものですね。

においをことさら嫌がる風潮、人間臭さを失っているのかも。

そう思わされもしました。

◇しあわせのトンボ:「臭い仲」を考察する=近藤勝重
(2011/2/25毎日新聞夕刊)
http://mainichi.jp/select/opinion/kondo/

2011.02.25

人それぞれの「コトバのチカラ」にふれあって

あのときのあの人のあの言葉、あの歌のあのフレーズ。

大切にしている言葉があるはず。

でも、それらはなかなか口に出されない。

心のなかで大切にしておくべきものなのかもしれない。

ただ、その言葉と背景を知る中で、人の生き方が見えてくる。

この書籍(というほど厚くはないけれど)にふれて、そう思った。

宝箱をあけて、みせてもらうようなものなのかなぁ。

「家族はみんな笑っているほうがいいから」という4歳の子ども。

「いついつまでも幸あれ!!」という、離れて暮らす父親の言葉。

「心を磨きましょう」「心は磨いただけしか光りません」という教師。

同じ教育者でも、「赤い花は赤く咲け」「白い花は白く咲け」と贈った話も。

そして、「アンパンマンのマーチ」や、オフコース、一青窈、キンキキッズのあの歌詞も。

その人にとってかけがえのない言葉が、世界でたったひとつしかないエピソードにつづられている。

私たちは、誰もが、ご飯を食べ、睡眠をとって、生きている。

また、言葉をかけ、かけられて、生きている。

エネルギーは、食事、睡眠、そして言葉の力。

どれも欠けては生きていけないし、どれかが足りないと不調をきたす。

これは誰も否定できないこと。

この「コトバのチカラ」についてのメッセージが3万2千通寄せられ、そのなかの65作がまとめられ、出版された。

2003年に日本民間放送連盟、ラジオ局101局が「コトバのチカラ」キャンペーンをはり、その後出版され、2008年に文庫化。

たった500円のエピソード集。

私もコトバのチカラで生きていこう、もっと自分と人の言葉を頼りにしていこうと思えた。

もし機会があれば、どこかでエピソードをつづっていけたらとも。

私は、冒頭の「魔法のメガネ」「僕のほうこそ」「心のコップはいつもからっぽに!!」「してあげるではなく、させていただく」に深く考えさせられた。

『コトバのチカラ』というせっかくの宝箱、私だけが持っておくのはもったいない。

知人に渡してみることにする。

この本にふれるだけでなく、複数の人がかかわれば、ふれあうことになるのではないだろうか。

PHP文庫『コトバのチカラ』(日本民間放送連盟ラジオ委員会編 PHP研究所 500円)

第1章《家族》誰もが愛されるために生まれてきた
第2章《人生》信念をもって今を生きる
第3章《自分》あなたがあなたであるために
第4章 私の好きなコトバ、心を動かされた歌詞

春すぐそこ、旅立ちの日に・・・

卒業シーズンを迎えていく。

出会い、別れ、旅立ちの日。

この春、3月下旬にはTBS「3年B組金八先生」が最終回となる。

さらに、佐々木蔵之介さんが盲目の教師を主演したNHKドラマ「チャレンジド」の続編も「卒業」編として、3月26日と4月2日に放送されることが決まった。

NHKドラマ チャレンジド
http://www.nhk.or.jp/dodra/challenged/index.html

3年前に引越すまでは、最寄り駅に行くまでに中学校の脇を通るのがいつもの道。

卒業式前の今ごろは、学校からおくりだすピアノの演奏もきこえてきたけれど、いまは・・・。

私の好きな川嶋あいの「旅立ちの日に・・・」、今年も卒業ソングの上位にランクされているようで。

【PV】川嶋あい 旅立ちの日に・・・ 
http://www.youtube.com/watch?v=4YiXzQfi7Mo

中学を卒業して20年。

いま、厳しい社会になっている。

道を歩みつつ、社会の一員として「希望の道」を私も開いていかないと。

気温と気持ちの変化もあって、ブログデザイン変えてみました。

2011.02.24

人として、国として恥

子どもたちに、こんな言葉をつかう人間にはならないようにと伝えたい。

それが元総理大臣だということが国の恥。

人格としてどうなのかとさえ問いたくなる。

どれだけの問題発言をしても、大臣なら辞任が迫られる程度で、議員でいることを許しているということを私たちは恥ずべきだと思う。

早く議員をやめてもらいたい。

たとえとして、これほどまでに下手で不適格なケースもない。

***
小沢氏は生き埋めみたい…麻生氏また不穏当発言
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110224-OYT1T00888.htm

 自民党の麻生元首相は24日の麻生派総会で、民主党の小沢一郎元代表の党員資格停止処分に関し、「党内の一部の人を生き埋めにしようというみたいな話だ」と述べ、ニュージーランド地震での日本人被災者と、元代表を重ね合わせるかのような発言をした。

 発言は、地震発生当日の22日、首相が元代表の処分を決めた民主党常任幹事会に出席したことを「優先順位の付け方が違う」と批判する文脈だったが、自民党内からも「不謹慎だ」との指摘が出た。

(2011年2月24日21時02分  読売新聞)
***

「幸せを感じる社会とは」ふたたび

再放送のお知らせです。

NHK教育テレビ「Q~わたしの思考探究~」
http://www.nhk.or.jp/program/tanq/
〔再放送〕【教育】2月26日(土)
午前10時30分~11時00分 (再)
「幸せを感じる社会とは」
*2月19日(土)午後11時45分~午前0時15分の回の再放送

希望や愛、絆(きずな)をテーマにした歌で人気のシンガー・ソングライター、川嶋あい。ライフワークとしているのは、途上国への社会貢献活動。活動を続けるうち、川嶋は「日本は豊かなのに、幸せを感じられない人が多いのでは?」と考えるようになった。自由で平等な社会について考察し続けている、倫理学者で東京大学大学院教授の川本隆史は、川嶋の疑問に、「“正義”というコトバを用いて、答えを見つけたい」と語り始める。
***

考えてみよう 幸せな国

みんなで目標や理想を考えあうことは、とても大変なこと。

おとなになると、現実をただやりすごすだけだったり、あきらめてしまったり。

とても大切なことを私たちは忘れてしまっているのではないだろうか。

早速、録画した。この人の話も興味があって。

***以下、番組ホームページより***
http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/index.html

NHK「課外授業ようこそ先輩」

2011年2月27日 (日)総合8:25~8:55

「考えてみよう “幸せな国”」

東京都世田谷区 私立 和光小学校

堤未果(ジャーナリスト)

アメリカ社会の現実と向き合い、人々の生きる姿や希望へのメッセージを記してきた堤未果さん。授業では、子どもたちが“理想”について考えます。難しそうだけど、とても大切なこと!

東京都出身。ベストセラー「ルポ 貧困大国アメリカ」を執筆。新書大賞、ジャーナリスト会議新人賞、エッセイストクラブ賞などを次々と受賞。和光小、中、高を卒業後アメリカに留学、ニューヨーク州立大学で修士号取得。2001年9月11日、ニューヨークで会社勤務中に同時多発テロ事件に遭遇。帰国後、「グラウンド・ゼロがくれた希望」を書き、ジャーナリストして生きることを決意する。以後、さまざまなテーマで発言、執筆や講演活動を続けている。

みどころ

   2001年9月11日、ニューヨークで同時多発テロ事件に遭遇、その衝撃の体験が人生観を変えたという堤さん。子どもたちにニューヨークでの出来事を語り、幸せとは何だろうと問題提起します。

 子どもたちはクラスの話し合いだけでなく、学校の外へ出てインタビュー取材にも挑戦。「毎日十分に食べられること」、「家族が健康なこと」、「戦争がないこと」など、答えは人によってさまざまです。

 そこで堤さんが紹介したのは、日本やアメリカ、ブータンなど5カ国の憲法。国の状況は違うものの、それぞれの国の憲法前文には国民が幸せになるための要素が集約されています。幸せとは何かを考えるとき、こうした憲法やその前文を見つめることで、改めて気づかされることがあると語る堤さん。そして授業はいよいよ大詰めへ。

 今回の課題は「自分たちで理想の憲法を作ること」。子どもたちはまず、その精神を盛り込む前文を作ることから始めます。憲法前文には何が必要なのか。子どもたちは堤さんと一緒に悩み、考えます。果たしてどんな憲法が出来上がるのでしょうか。
***

2011.02.23

連載「子ども貧国」をぜひ読んでもらいたい

「なんちゃってチキンライス」の衝撃から私にとっての2011年は始まった。

ケチャップをかけるだけの、具のないご飯。1月3日付。

東京新聞の連載「子ども貧国」は1月1日から9回、休刊日を除いて1月10日まで続いた。

この第1部の副題は「未来が泣いている」

1月28日にはその反響も掲載された。

そして、2月20日から「子ども貧国」の第2部「先生の危機感」が始まった。

連載が載ったのは系列で、東京新聞55万部、中日新聞270万部。

さまざまなところで私も紹介させてもらった。

が、ウェブサイトでは掲載されていなかった。

あらためて検索をかけると、中日新聞のWebに記事がすべて載っていた。

6年半近いブログ経験のなかで、これほど読んでもらいたいと思った連載はない。

私のブログを読んでくださっているみなさんに、ぜひ読んでもらいたい。

そして、まわりの方にも知らせてほしい。

「子ども貧国」と称される現実が起きていること、そしてそれと向き合っている人と記者がいるということも。

中日新聞:記事一覧 子ども貧国
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/hinkoku/list/

2011.02.22

ひとつのボールをめぐって

プロ野球のオープン戦も始まり、球春へ。

また、春のセンバツにむけて高校野球の特集記事も増えてきた。

海外で活躍するサッカー選手の動きを伝える報道も。

そして、思う。

投球や送球、パス、それぞれは、ボールをめぐって1対1としての対(ツイ)から始まる。

やがて、かかわる人が増え、弧を描き、円に、輪に。

野球では、プレーの節目に内野でボールを弧を描いて回して確認する。

勝負のときにはベンチ前で円陣を組む。

イニングは「回」と表現もする。

サッカーでは、どれだけ広く展開できるかでチーム力も問われる。パスは「回す」とも言う。

対、弧、円、輪、回。

その中心となるものは球。

「対」は基本、その力、そして「対」からの展開で、チームの力が問われる。

球技、スポーツだけでなく。

1対1、2(人)の関係から始まる。

ボールを持っているほうから「いくよ」と言うか、持ってないほうから「いいよ」と言うか。

2って、大事。

そして、いま、2月22日22時22分。

2011.02.21

あたたかいご飯が食べられないという地域格差

福岡県で子ども時代をすごした私、中学校は給食がなかった。

給食実施を求める声はあったように記憶しているけれど、

あたたかいご飯は3年間なかった。

地域主権なんて言われて、さらに自治体ごとの格差を広げる話もあるけれど、もともとすでに格差がある。

そこを、前橋では追いつこうと踏み出すようで、大阪では中学給食がないのが当たり前という文化を変えようと。

特に大阪では今まで何をやってきたんだろうとも思うけれど。

加えて地域主権が本格化すれば・・・。

***
◇4月から5市立保育所で米飯提供/前橋市
(2011/2/21読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110221-OYT8T00060.htm
完全給食実施へ一歩

 前橋市は4月から、5市立保育所で3歳児以上の園児へ市費による米飯提供を始める。市内の全18市立保育所の完全給食実施へ向けた先行措置。県内のほかの市立保育所では、既に保護者に主食代を負担してもらって米飯を出しているところもあるが、市費によるものは珍しい。

 同市は現在、児童福祉法の規定に沿い、18のうち16市立保育所で副食のおかずを出し、主食のご飯やパンは家庭から持ってきてもらうようにしている。富士見と粕川両地区の2保育所は、既に同市との合併前から完全給食を実施していた。

 多くの保護者からは、「保育所でも温かいご飯を食べさせたい」と要望が多く、16市立保育所での完全給食実施を目指すことにした。4月から完全給食となるのは細井、芳賀、桂萱(かいがや)、上川淵、下川淵の5保育所。市は関連予算として、2011年度に600万円を計上した。保護者には月額1000円を負担してもらう。18市立保育所すべてが完全給食に移る時期は未定という。

 市内にはこのほか、3歳児以上を預かる35の民間の認可保育所があり、このうち19保育所は、保護者が負担する主食代をもとに、完全給食を行っている。同市は新年度以降に、残る16保育所が完全給食への移行を希望すれば、炊飯器や食器などの購入費を最大10万円補助することにしている。

 同市保育課は、「共働き夫婦などは、朝の弁当作りは手間がかかると思う。子どもたちに温かいご飯を食べてもらうためにも、市立、民間ともに完全給食にしたい」としている。

***
◇大阪市、全校で中学給食導入へ 弁当も選べる選択制
(2011/2/21asahi.com 15:00)
http://www.asahi.com/national/update/0221/OSK201102210059.html

. 大阪市は、2013年度から市立中学校128校すべてで給食を導入する方針を固めた。給食か、持参した弁当かを選べる「選択制給食」方式を採用する。文部科学省によると、09年の公立中学校の給食実施率は全国81.6%だが、大阪府は都道府県で最低の7.7%。中学給食は07年に初当選した平松邦夫市長の公約の一つだった。

 大阪市解体を唱える橋下徹府知事が代表の地域政党「大阪維新の会」も、4月の統一地方選公約に中学給食を掲げており、維新の会の攻勢をかわす思惑もにじむ。

 市によると、12年度中に全中学校で、調理施設から配送される給食を適温で保管する配膳室を整備する。初期費用は約20億円、年間コストは十数億円と試算している。

 市は09年に全中学校で1食280円の「選択制弁当」を始めたが、利用率は平均7%台。1食分の保護者負担は弁当より給食の方が安い。弁当では低所得世帯の生徒に就学援助費を支出できないが、給食なら適用できるという。19政令指定都市で給食未実施は横浜、大阪、堺市だった。

 また平松市長は21日、12年度から3年程度かけて市立小・中学校の普通教室にクーラーを整備する方針を示した。設置費は103億円と試算している。(坪倉由佳子)

2011.02.20

「あつまれ」ってよびかけても

あつまって!

って言っても、

あつまってこない。

誰が、って?

保育士があつまってこないよって、

和歌山県の話。

年収200万円前後でフルタイムの。

資格が必要で、休みもなかなか。。。

もう、国として改善やらなきゃ。

それに、半年待たないと有給休暇がとれない仕組みも、非現代的。

労使で合意すれば先取りでいいわけだけど。

自立できる条件を前提にしていないという時点で、国からは「子どもと遊んでる」程度の、上から目線でみられているんだと思わざるを得ない。

***
御坊市が保育士賃金引き上げ
2011年2月19日  
http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2011/02/post-3684.html
 平成22年度の市立臨時保育士募集が定員割れとなったことを受け、 市は臨時保育士・幼稚園教諭の賃金体系引き上げの見直しを行い、 4月1日から適用する。

 現行は日額6900円。 休日を除く毎月の実務日数は19~21日で、 月額で換算すると13万1100~15万8700円。 さらに年間で賞与13万8000円があり、 年間の賃金合計は179万4000円だった。 見直しでは賃金に安定性を持たせようと日額を廃止し、 実務日数に限らず月額15万2800円に設定。 賞与も15万2800円に引き上げた。 年間の賃金合計は192万8190円で、 現行と比べ13万4190円 (7・5%) のアップとなる。 担任を持つ幼稚園教諭についてはもともと月額15万2800円だったが、 見直しで3000円プラスして15万5800円に設定。 賞与40万8196円と合わせて年間の賃金合計は224万8120円となる。 さらに有給は労働基準法で半年間の勤務につき10日間が付与されるが、 初任の半年でも3日間までなら付与されるようにする。 かねて臨時保育士については 「臨時で賃金が安く、 安定していない。 担任を持っても賃金は同じ。 正職員並みの仕事量がある」 などの不満があり、 募集の定員割れの要因とみられていた。 現在、 臨時保育士については平成23年度分を募集しているが、 定員に対して3人足らずの状況となっており、 賃金見直しの効果に期待がかかる。

 日高地方をみると賃金体系が最も優遇されている日高町は時給で1000円。 1日8000円で、 月額に換算すると平均16万円、 年間は192万円。 市が肩を並べた格好だ。

2011.02.19

他人にどう観られるかよりも

「他人にどう観られるかよりも、自分がどうありたくて何を楽しみたいかということに貪欲であろう」

これは、今年注目のアーティスト・高橋優の『「福笑い」発売記念 期間限定オフィシャルブログ 笑う門に訪れる何か』(2011/2/19付)で出逢ったメッセージ。

人とのそれとは違い、言葉には出逢いがあっても、別れはない。

冒頭の言葉は大切にしたい。

そして、高橋優の「福笑い」、いよいよ2月23日にリリース!

その前にNYタイムズに・・・、そして現地でも路上ライブとは。。。

***
◇高橋優NYタイムズにメッセージ広告(2011/2/18日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20110218-738264.html

 女優新垣結衣(22)が出演する東京メトロのCM曲「福笑い」(23日発売)が話題になっているシンガー・ソングライター高橋優2 件(27)が、米ニューヨーク・タイムズ紙に同曲のメッセージ広告を掲載することが17日、分かった。広告は1ページの4分の1サイズで、同曲のサビ部分の歌詞「きっとこの世界の共通言語は 英語じゃなくて笑顔だと思う」の英訳「I think a universal language of the world is not English but a smile」と、15カ国語の「福笑い」の歌詞が展開される特設サイトのURLが掲載されている。日本出身のアーティストで同新聞のメッセージ広告を掲載するのはオノ・ヨーコさんに続いて2人目。

 今回の広告は、高橋がプロデューサー箭内道彦氏に「笑顔で何かを変えられると思う。だから1人でも多くの人をこの歌で笑顔にしたい」と曲への思いを語ったところ、箭内氏が「英語圏の土地でこの歌を歌いに行ったらどうだろう」と提案。さらに「世界的な新聞に、レコード会社ではなく自分で広告を掲載するのはどうか」とアイデアを出し、その10分後に広告のデザインを完成させた。

 広告は現地の17日付紙面に掲載され、高橋はアメリカでさまざまな人種が集うニューヨークで26日(日本時間27日)に路上ライブを行うことも決定した。高橋は「難しいこと抜きにただ腹から笑えているときの幸せを思いながらこの曲を作りました。歌詞の『理屈ではないところで僕ら通じ合える力を持っている』ということを強く信じて、大声張り上げてこの歌を歌っていこうと思っております」と意気込みを語った。
***

♪きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う♪

1日中は無理でも、時折、力を抜いて、笑っていたい。

笑わせたい。

そして、また言葉へ。

「他人にどう観られるかよりも、自分がどうありたくて何を楽しみたいかということに貪欲であろう」

局面や一面では厳しくても、笑い合えるように。

風は強く冷たくとも。

【Youtube】高橋 優「福笑い」PV!
http://www.youtube.com/watch?v=7a657CRRZaE

東京メトロ TOKYO HEART
http://www.tokyoheart.jp/
※「福笑い」挿入歌のCM公開中

「福笑い」発売記念 期間限定オフィシャルブログ
笑う門に訪れる何か
http://ameblo.jp/takahashiyu-fukuwarai/

2月20日、日テレ「バンキシャ!」で「こども園」特集第2弾

日本テレビ「バンキシャ!」2月20日(日)PM6:00~

1月30日に放送されたシリーズの2回目のようですね。

ちなみに情報番組としては視聴率が高く、先週放送分は関東地区で17.8%。

内容と影響力がとても気になります。

日本テレビ「バンキシャ!」
http://www.ntv.co.jp/bankisha/index.html

以下、日本テレビ番組表より

《アクション「子どもの未来を考える」第2弾》

待機児童1年で3分の1に減った都市の取り組みとは?一方の地方では次々と幼稚園や保育園が廃園に。民主党政権が進める“こども園”構想で何が解決されるのか?

いよいよシングルマザーズ

朝日新聞の夕刊見て、うっかりに気づいた。

2月20日から始まる二兎社の演劇「シングルマザーズ」、忘れてた。

永井愛さんの作・演出、沢口靖子、根岸季衣、吉田栄作らのキャスト。

どこかで行かねば、後悔する。

二兎社「シングルマザーズ」
http://www.nitosha.net/sm/

ホントのシングルマザーの人は、限定チケットで無料とか。

この記事の構成もテンポよく、ポイントが伝わるようですばらしいと思う。

◇日常の言語を劇的に 二兎社30周年「シングルマザーズ」
(2011/2/18asahi.com)
http://www.asahi.com/showbiz/stage/theater/TKY201102180295.html

 暮らしの視点から社会や歴史を描いてきた劇作家、永井愛の新作「シングルマザーズ」(永井作・演出)が20日開幕する。題名通り、1人で子育てする母親たちの奮闘、悩み、連帯などを生き生きとつづる。永井にとっては主宰する二兎社(にとしゃ)の30周年、執筆した戯曲30本目という節目の作品でもある。

 「二兎社」は、同じうさぎ年生まれの永井と大石静の2人で作った。10年後、脚本家として忙しくなった大石が離れ、この20年は永井がひとりで公演ごとに俳優やスタッフを集めて自作を上演してきた。

 「2人で10年やったのだから、1人であと5年続けられたら自分を許そうと思っていたのですが、結果として2倍になりました。人生の半分、二兎社をやってきたことになります」と永井は振り返る。「30周年記念と銘打ちましたが、気持ちの中では毎回が『一世一代』、一本一本が何周年記念作品なんです」

 この20年で二兎社は「時の物置」など戦後生活史劇3部作、「歌わせたい男たち」などの秀作を生み、「こんにちは、母さん」など永井が外部に書いた戯曲の評価も高い。

 「演劇言語としては弱いと言われる日常の言葉を、どうやったら劇的な言語にできるか、それを探ってきました。ホームドラマと軽く見られがちですが、誰もが根本に抱える『生活』というものを描き続けたい」と言う。

 新作は「久しぶりに女の群像劇を」と母親たちの取材を始めた。「生活の苦しさがただごとではないことを知る一方で、支え合う人間関係の濃密さに心を動かされた。困っている人には自然に手を差しのべ、共感を寄せる。無縁社会と言われる現代に、精神的にも経済的にもぎりぎりの所で生きている母親たちのネットワークは本当に熱いです」

 舞台は、様々な理由で離婚や非婚を選んだ母たちが、児童扶養手当の削減凍結のために奔走する姿を縦糸に、彼女らの日常を横糸につづる。中心となるシングルマザー団体の事務局長役は沢口靖子。仲間たちを根岸季衣、枝元萌、玄覺悠子が演じる。自らの暴力がもとで妻に去られた男で、吉田栄作が出演する。

 3月27日まで、東京・池袋の東京芸術劇場小ホール1。4月30日まで全国を巡演する。電話03・3991・8872(二兎社)。(山口宏子)

2011.02.18

フシアワセ

◇しあわせのトンボ:大阪の「府市合わせ」=近藤勝重
(2011/2/18毎日新聞東京夕刊)
http://mainichi.jp/select/opinion/kondo/news/20110218dde012070100000c.html
 昨今、大阪へ行くと「フシアワセ」という言葉をよく耳にする。フシアワセ? 不幸せ……そのうち「府、市合わせ」という字を当てての造語とわかり、うーんとうなる思いであった。

 大阪では今、大阪府の橋下徹知事率いる地域政党「大阪維新の会」が「大阪都構想」を掲げて、統一地方選の大阪府議選、大阪市議選挙の過半数を目指してボルテージを高めている。先に愛知県知事選と名古屋市長選で「減税」と「中京都構想」を掲げてそれぞれ圧勝した大村秀章氏と河村たかし氏との連携を強め、勢いづきそうだ。

 しかし、橋下知事が大阪府、市の二重行政はムダだ、と訴えれば訴えるほど、府、市が対立する構図にあり、「府市合わせ」はますますもって不幸せのニュアンスを深めるのである。

 以前、禅僧で芥川賞作家の玄侑宗久さんが夕刊「新幸福論」で「大切なのは新たに出てきたことに、どう仕合わせるかです」と「しあわせ」という和語の歴史を語っていた。要略すると、奈良時代に「為合」という字を当てたのから始まり、室町時代のころは「仕合」という文字になり、明治以降、ハピネスを幸福と訳し、「幸せ」になったという。

 大阪府、市がうまく仕合わせることができるかどうかも、橋下知事と大阪市の平松邦夫市長の両者にかかっているわけだが、2人に握手の気配はない。反目を強め、大阪を舞台に「国盗(と)り物語」が始まった感さえある。加えて「大阪都構想」は大阪市のみならず堺市も解体して「特別区」を設ける考えらしく、「大阪維新の会」は堺市議選での過半数も目指している。

 大阪が舞台となった国盗りの歴史では、いわゆる石山合戦がすぐに思い浮かぶ。中世末期、蓮如が石山本願寺(石山城)を建立して本願寺の興隆をもたらしたが、戦国の世になって織田信長が石山の明け渡しを迫る。10年戦争の後、信長は石山城を手に入れ、一大首都を建設しようとするが、2年後の「本能寺の変」で夢を絶たれた。豊臣秀吉が信長の遺志を受け継ぐものの、大阪城の運命も秀吉一代で終焉(しゅうえん)に向かった。このあたりのことを中心に、司馬遼太郎氏は「政権を亡(ほろ)ぼす宿命の都」としての「大坂」をしばしば描いてみせた。

 大阪は低迷して久しい。「これ以上の不幸せはご免や」は府民全員の声であろうが、はてさて平成の国盗り物語はその先に何をもたらすのか。地域政党のうねりと相まって大阪は全国的な関心を集めることだろう。(夕刊編集長)
***

この連載コラムとは、ホントに相性がいい。読んで教わることが多い。

先週は11日で夕刊がなかったために、2週ぶり。

1ヵ月くらい待たされた気がする。

迎えた今回が「ふしあわせ」。

節と節はあわせないほうがいいのだけれど。

幸せの由来も知ることができた。

こんな味わい深いコラムをめざしたい。

さあ、ナニワ友あれ、府市はどうなるのか。

やまがある ここにあそこにやまがある

恒例の第一生命サラリーマン川柳コンクールの優秀作100句が発表された。

ここからベスト10の投票が呼びかけられている。

第一生命 サラリーマン川柳
http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/index.html

やまがある、最高!

***
山GIRL?妻はお腹に山がある サラリーマン川柳入選作
2011年2月17日 19時35分 東京新聞Web(共同通信)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011021701000659.html
 「小遣いを 下(ゲ)・下(ゲ)・下(ゲ)と下げる 我が女房」―。第一生命保険は17日、「第24回サラリーマン川柳コンクール」の入選作100句を発表した。「イクメン」「ゲゲゲの女房」「女子会」といった2010年の流行語や世相を織り込み、家庭の人間関係などをコミカルに描いた作品が多かった。

 妻との上下関係をうかがわせる「イクメンと 乗せられ今や 家事すべて」という句があれば、「山GIRL? 妻はお腹に 山がある」では、カラフルなファッションで登山を楽しむ山ガールにかけて妻の体形を皮肉った。

 不況を詠んだ句も目立ち「小学生 夢見る職は 『正社員』」は就職氷河期を反映した。3次元立体(3D)映画と絡めて「ボーナスは メガネかけても 飛び出さず」と、増えない賞与を嘆く句もあった。

 高齢化が進む中では、65歳は昔と違って若い年代に入るようで「老人会 65才は パシリ役」。「見栄で買い 使いこなせぬ 哀フォンだ」は身の回りのIT化の進展に付いていけない中高年の悲哀が漂う。

 サッカーのワールドカップ(W杯)で大音量が注目された南アフリカの民族楽器「ブブゼラ」と、元気な女性の姿を重ねたのは「居酒屋で 開く女子会 ブブゼラ級」。

 サラリーマン川柳には2万6686句の応募があった。3月16日までインターネットなどで投票を受け付け、5月に上位10句を発表する。

***

山の中のおうちえん

子どもの声を耳にすることが少ない生活。

それは人間的な生き方ではないはず。

微笑みかげんになれる番組なのかなと期待する。

***
NNNドキュメント'11
山の中のおうちえん あつおさんと14人の子ども達(30分枠)
放送時間  :  2月20日(日)24:50~ 
ナレーター : 中里雅子
制 作   : 山口放送
再放送   : 2月27日(日) 11:00~  BS日テレ
         2月27日(日) 18:30~  CS「日テレNEWS24」

実家の洋菓子店を経営するかたわら、米や野菜をつくり、自給自足的な暮らしを送る山口県の大下充億さん(42)。自らを「半農半菓」と呼ぶ大下さんが、去年の春、住居もまばらな山あいの古民家を使って、保育施設をオープンした。現在14人が通う「こびとのおうちえん」には、子どもたちの遊びを無限に引き出す田んぼや畑といった自然がある。生活の一部に、当たり前のように小さな虫や動物たちの命がある。スタッフは、子どもたちと気持ちは共有しても、極力干渉はしないように努めている。「自分の気持ちを大切にし、相手の気持ちも大切できるような大人に育ってほしい」という願いからだ。里山で始まった小さな取り組みと、体と心を動かしながら様々な体験を重ねる子どもたちの成長を追った。
***

2011.02.17

かんたんたんか?

たんか、っていい。

きるほうのタンカでも、

ケガして運ばれるタンカでもなく。

短歌ね。

今度の2月20日放送のNHK教育テレビ「NHK短歌」朝6時~
http://www.nhk.or.jp/tankahaiku/index.html

は、

ゲストが川嶋あい、なんだとか。

特選歌も入選作もすばらしい。

過去放送の特選歌
http://www.nhk.or.jp/tankahaiku/tanka_tokusen/index_week.html

たった31文字の制約のある歌。

長い歌もいいけれど、短い歌はもっとこめられている思いが深いように感じる。

想像力をかきたてられる。

そんな歌を詠んでみたい。

簡単にできないよね。

簡単短歌。

かんたんたんか。

上から読んでも下から読んでも。

そんなふうには詠めないよね。

2011.02.16

幸せを感じる社会とは

私が尊敬するアーティスト・川嶋あいさんの出演する番組。

「幸せを感じる社会とは」

最近よく考えるテーマ。

こんなことを身近で話せたらいいのにね

さあ、考え合ってみようか。

***
NHK教育テレビ「Q~わたしの思考探究~」
http://www.nhk.or.jp/program/tanq/
2月19日(土)午後11時45分~午前0時15分
「幸せを感じる社会とは」

希望や愛、絆(きずな)をテーマにした歌で人気のシンガー・ソングライター、川嶋あい。ライフワークとしているのは、途上国への社会貢献活動。活動を続けるうち、川嶋は「日本は豊かなのに、幸せを感じられない人が多いのでは?」と考えるようになった。自由で平等な社会について考察し続けている、倫理学者で東京大学大学院教授の川本隆史は、川嶋の疑問に、「“正義”というコトバを用いて、答えを見つけたい」と語り始める。
***

迷子

孤独、幸せ、月、人、

みんなにあるもの。

その孤独と幸せを、月が照らすんだって。

あなたとよくすれ違う人のこと、知ってる?

私なんて、ホントに迷子の日々のような。

NHKドラマ「迷子」
http://www.nhk.or.jp/osaka/maigo/
2月19日(土)夜9:00~10:13 NHK総合

2011.02.15

功名についての巧妙なコラム

この人の文章をいつも楽しみにしている。

週に1回、期待を外さない。切り口、とらえ方、参考になる。

***
◇香山リカのココロの万華鏡:カゼの功名 /東京
(2011/2/15毎日新聞東京版)
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20110215ddlk13070235000c.html

 からだが丈夫なことだけが自慢の私なのに、不覚にもカゼを引いてしまった。熱は一晩で下がったが、そのあと声がまったく出なくなった。

 声の出ない精神科医、なんてしゃれにもならないが、実はそれほど不便はないことがわかった。ささやき声で「ちょっとカゼで……」と伝えようとすると、患者さんは身を乗り出してそれを聞こうとしてくれる。それだけで、距離がぐっと縮まったような感じになるのだ。

 それからは、「先生、わかりました」と自分の話したいことの要点をかいつまんで語ってくれる人もいれば、「クスリですが、あれとあれは余ってまして……」と処方のことまで指示してくれる人もいる。こちらはおんぶにだっこ、すべてを患者さんにゆだね、うなずいているしかない。

 もちろん、言いたいことが言えなくてやや困ることもあったが、どうしても必要なことははじめのようにささやき声で伝える。不思議なことに、そのほうが聞く側も真剣になるためか、よく伝わる気がする。いつもは「いや、そのクスリは好きじゃないんで」と拒みがちな人も、「はい、わかりました」と同意してくれる。

 こうしてみると、ふだんの診療であれこれしゃべっていたことのほとんどは不要だったのではないか、と思えてくる。的確なコミュニケーションのために必要な言葉なんて、本当はほんのわずかなのかもしれない。

 これぞ、ケガの功名ならぬ、カゼの功名。

 私たちは気まずいとき、自分に負い目があるときほど、不安な気持ちを相手に悟られないために、言葉数を多くしてペラペラしゃべってしまう傾向があるが、それでは信用をなくすばかり。私も今後の診療では、なるべく落ち着いた態度で、必要な言葉だけを短く発する“デキる精神科医”を目指そう……。

 「カゼで声が出ない」という事態は、診察には必ずしもマイナスにはならなかったのだが、大学では大きな迷惑をかけてしまった。入試監督にあたっていたのに、声が出せないのでは使いものにならず、会場に着いてからほかの先生にかわってもらうことになったのだ。

 朝、監督集合の場に座っているのに、説明係の人が「カヤマ先生にかわりまして○○先生」と発表。ああ、恥ずかしかった。やっぱり健康には気をつけよう。

***

日常では見えないことが、思いがけないことによって、見えてくることがあるんだね。

私も、「なるべく落ち着いた態度で、必要な言葉だけを短く発する」デキる人になりたいと、ちょうど思っていたところ。

2011.02.14

何とかならんかねえ

***
【コラム】金口木舌(琉球新報2011年1月26日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-172797-storytopic-12.html
 先日、東京などで放映されたテレビ番組。県出身のお笑い漫才コンビ「スリムクラブ」が出演した

▼ボケ役の真栄田賢さんの声がかすれている理由について、出演者たちが「米軍にやられている」「飛行機が上飛ぶから、皆大きい声でしゃべると声かれんねんや」と言い放つとスタジオは爆笑に包まれた

▼嘉手納基地では25日午後、F22戦闘機が次々と飛び立っていた。耳をつんざく爆音が響き、大声でないと話もできない。別の基地から31機が飛来しており、騒音は激しさを増している。米軍再編で一部訓練が本土移転されても、外来機が大量に押し寄せては負担軽減どころではない

▼スタジオで笑った出演者と観客の大半はおそらく基地被害とは無縁の生活を送っているだろう。一方で爆音にさらされる嘉手納基地周辺に暮らす住民2万2千人は3月にも第3次爆音訴訟を起こす

▼民主党政権は先日、一部訓練のグアム移転を発表したが、閣僚の中には普天間飛行場の県内移設の進展との関連を示唆した。同政権のかじ取りが騒音軽減を担保に県外移設を封印するなら、基地のない暮らしを享受する圧倒的多数の日本国民と基地集中の「甘受」を強いられる県民との差は埋まらない

▼スリムクラブがM1グランプリで2位を獲得した時の漫才の掛け合いが耳に残ったままだ。「何とかならんかねえ」「民主党ですか」
***

M1で2位になったときの漫才を、この記事を読んで初めて観た。

「民主党ですか」

この記事を思い、現地を思い、現状を憂い、笑えなくなった。

あの声は好きだけど、

どこかの番組での、「米軍にやられている」「飛行機が上飛ぶから、皆大きい声でしゃべると声かれんねんや」という掛け合い、そして爆笑、それを私は笑えない。

2011.02.13

ジャスト2000に感激!そしてみなさんに感謝

ブログやって、6年半近く。

もうひとつのどうでもいいブログも含めて、

この記事で2000です。

最近はツイッターにシフトしつつあり、

また、気力、体力、ほかにも諸々下降気味な日もありますが、

なんとかこうやって続けてくることができました。

ありがとうございましたhappy01

心から感謝です

公明党が統一地方選挙の重点政策を発表

地方議員が全国で約3000人いる公明党が、

4月の統一地方選挙にむけて重点政策を発表したそうで。

支えあう社会へ(2011/2/12公明新聞)
http://www.komei.or.jp/news/detail/20110212_4478

どうしても気になるのは2点。

***
○公営住宅の入居基準や保育所の設置基準など、国が地方をしばる「義務付け・枠付け」を廃止します

○幼児教育の無償化を進めます。小学校就学前3年間の幼稚園・保育所・認定こども園などを無償化。子育てを支援します
***

保育所の設置基準や職員の配置などは国のラインがまずあって、

その上をどうするかは自治体の判断でいいと思いますが、

「廃止」では切り下げ権限を与えるだけで、結果として切り下げ競争になる懸念があります。

また、幼児教育、就学前3年間の無償化の一方で、乳児保育、0~2歳児までは現行でいくというのでしょうか。整合性が見えてきません。

引越しのアートが力をこめるのは

アートコーポレーションが、事業の軸を、引越し、物流、保育の3つにするという。

***
◇アート、保育事業を強化 9月までに施設数1割増
2011.2.12 20:59 msn産経ニュース

 経営陣による自社買収(MBO)に乗り出したアートコーポレーションは12日、中核3事業に位置づける保育事業を強化し、運営する保育施設数を今年9月末までに、約10%増の125カ所程度とする方針を明らかにした。運営拠点の増加に伴い、前期に26億円だった保育事業の売上高も30億円に拡大し、全売上高の5%弱を占める見通しだ。

 同社は昨年9月、保育事業を手がける3子会社をアートチャイルドケア(大阪府大東市)に統合し、受託件数の拡大を本格化した。

 平成23年9月末までには、直営と運営受託を合わせて管理する保育施設数を15カ所程度増やす。すでに、10月には高松市の保育所の運営受託も内定しており、四国にも初進出する計画だという。

 同社は17年に保育事業に参入。19年には同業の2社を買収して事業を拡大。病院や企業に併設された保育施設の運営を請け負う方式で急成長した。企業が設置した保育所にも公的な助成金が支給される首都圏などでは、直営保育所の設置拡大も進めている。

 同社は、寺田千代乃社長ら創業者一族が全額出資した会社を通じ、3月22日までTOB(株式公開買い付け)を実施中。TOBが成立して上場が廃止されれば、単年度の業績にとらわれず、引っ越しを主軸に企業物流、保育を3本柱として事業を再構築する。輸入車販売など不振事業は縮小する。
***

荷物を運ぶことが事業のメインだった大手企業が、保育事業に入ってくることの違和感は持ってきたけれど、

現在の社長の夫である創業者が、淫行容疑で会長を辞任したのが2010年6月。

保育事業に本格的に乗り出したのが2010年秋。

社会福祉法人であれば、理事長が児童関連の不祥事を起こして辞任し、その妻が後釜として保育の運営に携わるなんていうことは、ありえないと思うが。

“タレントの卵”誰が食い物に 淫行で立件のアート元会長、泥沼訴訟の高い代償
2010.6.12 11:40 sankeiニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110120/crm11012019550238-n1.htm

保育制度が民間企業の参入をたやすいものにしていくとなれば、この手の企業やさらにグレーなものも入ってくることになるはずだ。

学びたいを守りたい

映画「学校」。そのモデルの先生がみつめる「学校」とは。

30年で何が見えてきているのか、いま夜間中学に吹き付ける逆風の影響は・・・。

そして、山田洋次監督が何を語るのか、注目したい。

***
NHKクローズアップ現代 2011/2/15(火)19:30~19:56
「学びたい」を守りたい~夜間中学30年を見つめて~(仮題)
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/

「夜間中学」で繰り広げられる涙と感動の物語を描いた映画『学校』。西田敏之が演じた教師役のモデルになった松崎運之助先生が、『学校』を書いてから30年を迎える今年、全国の夜間中学を巡り、そこで学ぶ人たちの姿を本にまとめる取り組みを始めている。きっかけは、夜間中学をめぐる大きな動き。今、自治体の財源不足などから給食費など補助の打ち切りや削減が行われ始め、通えなくなる人が出てきている。その一方で、映画をきっかけに全国各地で立ち上がった自主夜間中学に、イジメで不登校になる中学生や、卒業証書はあるものの学びたいと願う人々など、公の夜間中学には入ることができなかった人々が集まってきているのだ。義務教育の就学率100%とされる日本で、そこからこぼれ落ちた人々と支える教師たちの学舎に密着。今改めて、「学びとは何か」を考える。

【出演】・・・山田洋次(映画監督)
***

2011.02.12

《子どもの詰め込みにNOと言う緊急アピール》

声があげられない子どもたちのために、

また明日のために、おとなの責任として、

NOと言わなければならないときがあると考えます。

重要なことが、広く議論がされていないまま、

一部のメンバーによって決められようとしていることに、

今まで感じたことのないほどの違和感を覚えます。

保育園を考える親の会の緊急アピールに賛同します。

以下、転載・転送、また東京都の内外を問わずご賛同をよびかけます。

***
《子どもの詰め込みにNOと言う緊急アピール》
http://blogs.yahoo.co.jp/fkn_ak
※このURLを広めてください!

(保育園を考える親の会)
http://www.eqg.org/oyanokai/

10年以上にわたり、保育所の新設を抑制し、
定員弾力化による「詰め込み」で待機児童対策を行ってきた結果が、
今日の都市部の深刻な保育所不足を生んでいます。

このことを顧みることなく、東京都がさらなる「詰め込み」による待機児童対策をめざし、
一日十数時間を保育所で過ごす子どもの視点に立つことなく、
その命の安全や発達する権利を侵害するような面積基準の緩和を行おうとしていることについて、
私たち保護者は、子どもに成り代わって、NOと言わなければなりません。


日本一裕福な自治体である東京都は、
子どもの心身の豊かな発達を保障する保育環境をふやすことに最大限の努力をすべきです。
児童福祉審議会専門部会は、議論を白紙に戻し、
適正な保育環境について、養護と教育*の観点から国内外の知見を洗い直すことから始め、
保育現場、保護者、子どもを代弁する者(子どもの発達や心理についての専門家)、
市区町村の意見を聞き、行政の果たすべき役割の原点を見据えた議論を行うべきです。

*養護と教育:
保育所保育指針に示された保育所保育に必須の内容で、
養護=生命の保持と情緒の安定、教育=健康、人間関係、言葉、環境、表現とされる。

[このアピールの背景]
*東京都児童福祉審議会専門部会は、保育所の0-1歳児一人当たり面積基準を3.3平米から2.5平米に切り下げる検討を行っている。会議は3回で終了する予定で、すでに2回目までが終わり、3月に中間まとめを検討する3回目が予定されている。

【参考資料】東京都児童福祉審議会第1回専門部会(2010/12/21)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/katei/jifukushin/senmon1/index.html

*2009年に研究結果が報告された「機能面に着目した保育所の環境・空間に係る研究事業」の結論では、最低限度という意味での最低基準を、0-1歳児4.11平米、2歳以上児2.43平米とした。同研究の調査では、先進諸国と比較して、日本の面積基準は最低ランクであることが明らかになっている。また、1999年には、駅型保育所における幼児の運動能力が全国平均を下回ったという研究結果も発表されている。

「機能面に着目した保育所の環境・空間に係る研究事業」
http://www.shakyo.or.jp/research/09kinoukenkyu.html

アピールに賛同メッセージをくださる方、こちらにお願いします。
http://my.formman.com/form/pc/MBoCKoK79xOWsjFo/
***

2011.02.11

1994年2月12日、17年前の東京は23センチの積雪だった

雪に見舞われて冬を感じている。

来週からは花粉が本格的に。

そして、いよいよ春へ。

もう、受験シーズンは結果の段階を迎えていて。

親元を離れる10代が、地方で暮らすのもあと1ヶ月程度。

逆風人生の私、

今から17年前、1994年の2月12日、

初めて上京していて、私大受験の日。

その日は、なんと東京で23センチの積雪。

何度も何度もスベッて、受験会場の大学に向かったことを思い出す。

◇大雪、受験、東京、すべったのは12年前(2006/1/21)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2006/01/12_23fb.html

その3月下旬、上京して。

挫折して、いまだに挫折ばかりの日々だけれど。

いま思えるのは、「ありがとう」という感謝の大切さ。

上京が決まってから実際に旅立つまでの、わずかな間。

その大切な時間。

1日1日を大切にすればよかったなぁという少しの後悔も。

「♪つらくなったときはいつでも帰っておいでと♪」

ではなくて、

その逆で、帰ってくるなよ、だったけれど。

親元を離れてがんばるみなさんへ、これから離れるみなさんに、届けたい。

この歌がしみてくるようになるといいねと。

そして、「ありがとう」の言葉は、いつでも誰にでも大切だっていうことを。

それにしても、17年前の23センチという積雪は驚きだった。

その翌日も残っていて。

【YouTube】大橋卓弥 / ありがとう(公式PV)
http://www.youtube.com/watch?v=pEZQ_IwvK2M

2011.02.10

バレンタインデーを前にアレコレつぶやいてみる

あと数日でバレンタインデー。

特設コーナーなども含めて、一種の風物詩となっている。

私にもたくさん、、、ないか(u_u。)

そんなヒガミもチョコっとこめて、

このブログでは以前から、

チョコレートの光ばかりに人々の目が行き、陰が見えていないことを伝えているつもりだ。

私だって、チョコレートは時々食べる。

私たち、米がどこでとれたのかについてはイチイチうるさいはずなのに、チョコのそれに疎い人が多すぎる。

***
◇余録:カカオ豆(2011/1/31毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20110131k0000m070109000c.html
 中米に栄えた古代マヤ文明は、壮麗なピラミッドや石碑を築いたことで知られる。メキシコ南部やグアテマラに点在する遺跡を巡ったことがあるが、密林の中にそびえ立つ巨大な神殿は圧巻だった▲トウモロコシを主食としたマヤの人々はカカオの栽培も行っていた。中央高原のアステカ族にも伝わり、メキシコ先住民はこの熱帯植物の豆を砕いて水とともに煮て飲んでいたという。その現地語の「チョコラトル」という呼び名がチョコレートの語源とされる▲カカオ豆を初めてスペインに持ち帰ったのはコロンブスだ。だが、当時は価値が分からず、後にアステカを征服したコルテスがスペイン国王に献上したことで、欧州でもチョコレートが飲まれるようになった。現在のような食べる菓子に変わったのは、19世紀になってからだ▲カカオの栽培は数百年の間に南米やアジア、アフリカなどにも広がっていく。今は西アフリカのコートジボワールが最大の生産地になっている。時空を超えた伝播(でんぱ)の跡は壮大な文明史の絵巻物のようだ▲そのコートジボワールで、カカオ豆の輸出を1カ月禁止する措置が発表された。大統領選で敗れた現職が居座ったため、当選した「新大統領」が資金源を断とうと決定したのだ。バレンタインデーを前に、チョコレートの価格高騰が気にかかる▲カカオ豆はアステカでは貨幣としても使われており、元々政争の具に利用されやすい貴重な産品だったのだろう。コートジボワールでは多くの人がカカオの生産や貿易で生計を立てている。世界中のチョコレート好きだけでなく、自国民のためにも混乱の収拾を急いでほしい。
***

語源はほとんど知られていないのではないか。

さらに、現状、そして背景を考えあいたい。

そんなきっかけになる短いコラムをみつけた。

***
【琉球新報コラム】金口木舌(2011年2月10日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-173345-storytopic-12.html
 趣向を凝らしたチョコレートが店頭に並ぶ季節。その原料となるカカオ豆がこの1カ月で高騰している。世界一の産地コートジボワールが、1月下旬から輸出禁止に踏み切ったからだ。選挙で新大統領が当選したものの現職が居座り、政情不安が続く
▼同国やガーナなど西アフリカは世界のカカオの7割を生産する。だが、農場で働く子どもの奴隷が問題となっている。国際熱帯農業研究所の調査では、その数28万人。人身売買された例も多い
▼早朝から12時間以上、実の収穫や運搬、薄いシャツ1枚での農薬散布などの重労働を、ただ同然で強いられる。64%が14歳以下。学校にも行けず、チョコなんて見たこともない。大企業やNGOが児童労働撤廃の声明に署名したが、根絶には程遠い
▼人権団体アムネスティによると、製品価格のうち農家に渡るのはわずか0・5%。200円のチョコだと1円にすぎない。労働者の賃金はさらに少なくなる
▼正当な報酬のために今広がりつつあるのがフェアトレード(公正取引)チョコだ。小規模農家と直接取引し、適正な対価で貧困脱出を支援する。県内で扱う「えころん」の宇地原睦恵さんは「どこの原料か分かるから安心。それ以前においしいのが一番の魅力」と語る
▼甘いチョコの向こうにある苦い現実。バレンタインデーを、遠く離れた国の実情を知る機会にもしたい。
***

このアムネスティの試算が事実なら、100円のチョコレートを買っても、農家の収入は0.5円で、日本では硬貨にもならないということだ。

板チョコの1カケラにもならない。割る際にこぼれる粉を集めるとちょうどの割合になるのかもしれないと思うと、やっぱりやるせない。

1つ買うと1円が支援にまわるキャンペーンを始めた会社もあるけれど。

身近なドラッグストアで、有名メーカーの板チョコが激安の69円で売られていたのを見つけた。

言葉も十分に使えず、読み書きも学べずに、

働いても働いてもの児童労働。

そして自分の作っているものが何なのかさえわからない子どもたち。

69円という大きく書かれた値札と山積みのチョコ、やっぱりせつなく思える。

バレンタインデーアクション2011 
(アムネスティインターナショナルジャパン)
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2188&frmtp

2011.02.09

愛知県知事選、名古屋市長選挙の結果をどうみるか

だぎゃー、の、河村たかし名古屋市長が再選。

スカウトされて自民党の衆議院議員をやめた大村前衆院議員まで当選。

いずれも圧勝。

これをどうみるか。

盛り上がりの報道が目についても、投票率はほぼ変わらずという事実。

また、この現象自体をどうみるか、危険性をどうとらえるか。

私より少し若く、私より大幅にイケメンで、

熊谷俊人・千葉市長のブログが的確に分析しています。

ご覧ください。

愛知県知事選挙、名古屋市長選挙結果を受けて
(千葉市長 熊谷俊人ブログ 2011/2/7)
http://kumagai-chiba.seesaa.net/article/184734986.html

2月11日午後7時から、金曜特別ロードショー「沈まぬ太陽」4時間ノーカット

地上波初放送、4時間ノーカット。

いよいよ放送です。劇場やDVDで観ていない方、ぜひ。

【日本テレビ】2月11日(金)19:00~22:54

金曜【特別】ロードショー「沈まぬ太陽」
http://www.ntv.co.jp/kinro/
http://www.ntv.co.jp/kinro/lineup/20110211/index.html

2011.02.08

できる範囲の関係性、そしてあの歌が聴こえる

毎週楽しみにしているコラムが2つあって。

その1つ。

精神科医でテレビや著書でもおなじみの香山リカさん。

今回は前半からどう展開していくのか、途中で気になって。

そして、読み終わって、

そんな親の介護を心配する年代の少し前はどんな歌を聴くだろうかと想像してみた。

ある歌が浮かんできた。

***
◇香山リカのココロの万華鏡:遠距離介護に悩む人へ /東京
(2011/2/8毎日新聞東京版)
http://mainichi.jp/life/health/kokoro/news/20110208ddlk13070297000c.html

 私自身、実家が北海道、勤務先が関東、と離れているためもあってか、「遠距離介護」についての取材を受けることがたまにある。

 たしかに、離れた実家に暮らす親が高齢になってくると、若いころには予想もできなかったような問題があれこれ出てくる。病気の治療をどうするかということから、買い物や掃除などの日々の生活のことまで。近くにいれば「じゃ、今日、帰りに寄るね」と言えるが、電球ひとつ取り換えるために飛行機に乗って駆けつけるわけにはいかない。

 私など、「何もできなくてゴメンね」と言いながら、心のどこかには「やらずにすんでよかった」という思いもある。遠くにいるのを、介護や手伝いを避ける方便にしているのだ。

 ところが、診察室に来る人たちは、もっとまじめだ。「ちょっと具合が悪いのよ、なんて郷里の母親から電話が来ると、ドキドキしちゃって……」と心身の不調を訴えてやって来る人もいる。中には、どんどんマイナス思考に陥って、「やっぱり都会で仕事をしよう、と思ったのは間違いでした。ずっと実家にいればよかった」などと言い出す人さえいる。

 その親への愛情ややさしさはすばらしいと思うが、そこまで自分を責めるのは、やっぱり間違いなのではないだろうか。

 そういう人には、「どうでしょう、今はご両親も弱気になっているかもしれませんが、かつては都会で自立しているあなたに喜んでいたのでは?」と昔のことを思い出してもらう。すると、最初は「いえ、近くにいてほしかった、と嘆くばかりです」と言っている人でも、次第に記憶がよみがえってくる。

 「そういえば、近所の人に“ウチの子、東京でがんばってるのよ”と自慢した、と言っていたこともあったような。“お母さん、やめてよ、恥ずかしい”と止めたのですが」

 そうそう、どの親にとっても子育ての目標は、「子どもに介護してもらうこと」ではなくて、「子どもを自立した人間に育てること」。遠距離介護に悩む人たちは、「親の願いをかなえて自立した子ども」でもあるのだ。きっと親は、地元を離れてがんばるわが子を誇りに思い、そんな子育てができた自分にも満足しているに違いない。

 遠距離介護をしている自分を、責めたり恥じたりしていないで。自分は「子どもとして不合格」だなんて思わずに、自信を持って。その中で、できる範囲でケアしてあげれば、それで十分。

 悩む人たちに、そう声をかけたい。
***

その歌とは・・・。

このブログでも紹介してきた、

成底ゆう子さんの「ふるさとからの声」

You Tubeで検索をかけると、

キングレコードがその公式PVフルバージョンを数日前にアップしていた。

【YouTube】ふるさとからの声 成底ゆう子【PVフル】
http://www.youtube.com/watch?v=E9MIRXeVwgE

成底ゆう子オフィシャルサイト
http://www.dictorland.net/narisoko/

2月11日&12日、NHKが「無縁社会」を連日特集!

昨年12月に発表されたユーキャン新語・流行語大賞2010のトップテンに入った「無縁社会」。

受賞したのは、NHKスペシャルの取材班。

今年も「無縁社会」が取り上げられていく。

***
2011年2月11日(金) 午後7時30分~8時43分 NHK総合テレビ
NHKスペシャル「無縁社会 新たな“つながり”を求めて」 
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110211.html
〔再放送〕2月12日(土)  午前10時05分~11時18分

‘社会に居場所がない’――‘無縁’となる人たちは高齢者だけでなく、すさまじい勢いで低年齢化し、日本列島に無縁社会が広がっている・・・。
「未婚で高齢の親と同居しています。私も無縁死するかもしれません」「介護で仕事をやめざるをえなくなりました。日々、自分は無縁だと感じます」。無縁社会の放送を見てNHKに寄せられた一万件を超える声。多くは20代から50代の働き盛りの世代からだ。未婚、離婚、失業、職場での人間関係の希薄化。若い世代を無縁社会に引きずり込むきっかけはあらゆるところに転がっている。この世代に広がる自殺や心中。無縁化した若者たちが社会での居場所も、自分の存在意義も見失い「無縁死せざるをえない、無縁死してもかまわない」と考えるようになっている深刻な現状が浮き彫りになる。
‘心の居場所’を作りたい――無縁化した人たちが再び、社会とつながるための様々な試みを通じて、無縁社会を乗り越えるための処方箋は何か、解決の道筋を模索していく。
***

そして、

NHK「日本の、これから」
http://www.nhk.or.jp/korekara/

も、今回は無縁社会キャンペーン。

NHKスペシャルとあわせて、連日の「無縁社会」特集となる。

「日本の、これから」は、「働く世代の孤立を防げ」(仮)として、

2月12日(土)21:00~NHK総合で生放送が予定されている。

2011.02.07

日本再生への鍵 保育問題を考えるおすすめのブログ

日弁連貧困問題対策委員で、弁護士の大井琢さん。

民主党政権が現行の保育制度から「子ども・子育て新システム」への転換をすすめようとするなか、

その現状の検討内容では、子どもの人権問題、貧困拡大につながるとして、声をあげている弁護士です。

日本再生への鍵 保育を考える弁護士・大井琢のブログ
http://ameblo.jp/hoiku-taikijidou/

で、保育問題をつづられています。

私のブログ、保育関係者の方のアクセスもあるはずですが、

毎日その関連をつづっているわけではありません。

保育問題が主題の大井弁護士のブログをおすすめします。

出演されるシンポジウムが近づいています。

***

★日弁連シンポジウムのご案内
すべての子どもへの良質な生育環境を保障し,子どもを大切にする社会のために
~「子ども・子育て新システム」を考える~

2010年6月に「子ども・子育て新システムの基本制度案要綱」が決定され,子どもに関する新たな施策の検討が急速に進められています。

この制度案要綱は,子ども・子育てを社会全体で支援し,すべての子ども・子育て家庭に必要な良質のサービスを提供することを方針の第一としていますが,子どもの貧困問題の解消という視点に立った具体的制度の言及がなく,困難を抱えた子どもに対する施策についても,直接触れられていません。

また,要綱中のいわゆる保育制度改革についても,さまざまな意見があるところです。

子どもたちを第一に大切する社会とは,どうあるべきでしょうか?
本シンポジウムでは,基調講演とパネルディスカッションを通じて,子ども・子育て新システムの内容を御説明し,子どもたちの良質な生育環境を保障するためにはどうするべきか,「子ども・子育て新システム」のあり方などについて,皆様と一緒に考えたいと思います。

日時:2011年2月9日(水)18時~20時(17時30分開場)
場所:弁護士会館17階1701会議室
(千代田区霞が関1-1-3)
(地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線 「霞ヶ関駅」B1-b 出口直結)

基調講演「子ども・子育て新システムについて」(仮題)
・実方伸子 氏(全国保育団体連絡会事務局長)

パネルディスカッション
パネリスト
・秋野純一 氏(全日本自治団体労働組合社会福祉評議会事務局長)
・泉  健太 氏(衆議院議員)
・中島圭子 氏(日本労働組合総連合総合政策局総合局長)
・実方伸子 氏
・寺町東子 氏(弁護士・東京弁護士会)
コーディネーター
・大井 琢(日弁連貧困問題対策本部委員)

※参加費無料・事前申込不要です。直接会場へお越しください。
※具体的な内容は,日弁連ホームページをご参照ください。
(チラシも掲載しております。)
http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/110209.html

問い合わせ先
日本弁護士連合会 人権部人権第一課
TEL:03-3580-9857/FAX:03-3580-2896

甘いチョコレート 苦い現実

あと1週間でバレンタインデー。

ご存知だろうか。

チョコレートの原材料のカカオの多くは西アフリカで栽培され、いまだに児童労働、さらに奴隷労働がはびこっているということを。

その「苦い現実」のドキュメンタリーが放送される。

番組はガーナを取材するが、いま世界最大の収穫を誇るコートジボアールは大統領選をめぐっての政情不安で、カカオの輸出が禁じられたばかりだ。

その国では「チョコレートとは、カカオ豆を炒(い)って砂糖と牛乳、それにアフリカの子どもたちの汗と血と涙を加えたもの――地元の人たちは悲しみを込めて、そう言う」(2005/6/12朝日新聞社説)そうだ。

日本の輸入の7割から8割はガーナ産。

甘さという光だけでなく、苦さという陰の面もみなければ、偏って生きていくことになる。

***
2月9日 水曜 午後11:00~11:50 
NHK-BS1 世界のドキュメンタリー
甘いチョコレート 苦い現実 (再)
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/101217.html
※制作:BBC(イギリス2010年)
***

【児童労働の実情がよくわかるサイト】

世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)
http://acejapan.org/

【ブログ内関連記事】〔チョコレートシリーズ〕

「ちいさな手で」 子どもたちの叫びに(2011/1/22)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2011/01/post-be0b.html

バレンタインデーを前に 
1月16日(日)18:00NHKBS1 カカオ畑から子どもを救え(2011/1/14)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2011/01/1161800nhkbs1-6.html

しょっぱいチョコレート(2010/12/25)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2010/12/post-8f8f.html

児童労働反対世界デー 子どもたちの汗と血と涙の苦味を想像して(2005/6/12)
http://tamy.way-nifty.com/tamy/2005/06/post_10ed.html

2011.02.06

2月8日(火)BShi午前10時からNHKドラマスペシャル「心の糸」再放送

「ほどけて結んで 人と人とは強くなる」

昨年11月27日にNHK総合で放送され、12月19日に再放送、そしてこの2月8日にBSで再放送。

放送と同じで、今回で3回目の紹介になる。

NHKドラマスペシャル「心の糸」
http://www.nhk.or.jp/nagoya/ito/

これほど静かなドラマは初めて観た。

耳の聞こえない母とその子どもの絆。

その母子愛がせつなく、そしてあたたかく心をつないでいく。

ピアノと手話、主演・松雪泰子さんの演技が印象的。

【全編字幕版】NHK-BShi 2月8日(火)AM10:00~11:13

今日は、2月6日、ブ(2)ログ(6)の日なんだそうで。

更新、多めにしました。

感動が響きあう映画「ハーモニー 心をつなぐ歌」

女子刑務所を舞台に描く、人との調和、家族との絆の大切さ。

映画「ハーモニー 心をつなぐ歌」
http://www.harmony-movie.com/

苦難と希望、そしてたくさんの喜怒哀楽が深くこめられた物語。

声、出してますか?

ひとりよがりになってませんか?

声を合わせようとする前に、その隣の人の生き方にふれようとしてますか?

「音楽は、心の門を開くこと」

心を寄せあい、声をあわせるからこそ、表情も歌声も美しい。

姿勢をただし、お腹に力をいれて、いつも微笑みかげん。

その表情はとても綺麗。

笑いあり、涙あり、そこに澄みわたる歌声があり。

声の高さ、音感、個性、人生・・・。

それぞれすべてが違うなかで、歌う声が響きあう。

違うからこそハーモニーになる。

その過程にたくさんの苦労が。

私は、人とそんな「音楽」とをつなぐ指揮者でありたい。

もう一度観に行きたくなった映画。

感動が響きあう「ハーモニー」、ぜひご覧ください。

「持っている」もの、「持たない」もの

プロ野球のキャンプが連日報道され、「持っている」新人投手に注目が集中している。

気持ちはわかるが、マスコミの姿勢がアオリに近く、度が過ぎると感じている。

一方、政治は大揺れで、党首兼首相は、チーム内から「持たない」と言われ始めた。

もともと、党首交代を繰り返すチームではあるけれど、

先発して制球が定まらずに降板した前党首が、

味方の連合チームのキャプテンと相手チームの元監督といっしょになって・・・。

リリーフを指して「持たない」とベンチ裏で言ってしまったら。。。

マウンドでは、カンカンだろうね。

常識的には、ピッチャー交代(党首交代)か試合を投げるか、しかなくなる。

ブルペンで、誰か準備してるのか。

ベンチでは、イチローを追い出せとか、追い出すことはないとかで、

モメにモメていて、それどころじゃないようで。

ギリギリのところで何とか政権が「持っている」状況。

さらに、「打倒」を掲げて相手チームにいたヨサノさんが、

試合途中に急にチームをかえて、内野を守っていたり。

観客は、たまったもんじゃない。

あきれるほど、つまらない。

でも、「観客」ではいけない。

こんな下手くそな八百長合戦に税金を払っていると思うと、嫌になる。

***
◇「菅政権は持たない」 鳩山、亀井、森氏が一致
(2011/2/6共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011020501000466.html

 民主党の鳩山由紀夫前首相と国民新党の亀井静香代表、自民党の森喜朗元首相が1月下旬に会談した際、ねじれ国会で2011年度予算関連法案成立のめどが立たないため「菅政権は長くは持たない」との認識で一致していたことが分かった。関係者が5日、明らかにした。

 予算関連法案の成否をめぐり菅直人首相の政権運営が行き詰まる「3月危機」説や、事態打開へ首相が衆院解散に踏み切る可能性が取りざたされているだけに、与野党有力者による政局分析は波紋を広げそうだ。

 会談は亀井氏の呼び掛けで1月28日夜に都内の料亭で開かれた。亀井氏は公明党が政権への対決姿勢を強めたことなどを根拠に3月以降、政権は立ち行かなくなると予測し、鳩山、森両氏もこの見方に同調した。

 さらに亀井氏は強制起訴された小沢一郎民主党元代表について「政治力の低下は避けられない」と指摘した。森氏も同様の認識を示した。

 3者は「菅・小沢抜き政局」について意見交換。亀井氏は、小沢氏に近い鳩山氏に「影響力が低下する小沢氏に付くのはやめて、若い政治家の指導に当たるべきだ」と働き掛け、党派を超えた「救国内閣」の実現を提案した。鳩山氏は「それは難しい」とした。

***

「こころづかい」と「思いやり」はみえるから

「こころ」はだれにも見えないけれど

「こころづかい」は見える

「思い」は見えないけれど

「思いやり」はだれにでも見える 

※宮澤章二「行為の意味」より

ACジャパン全国キャンペーン「見える気持ちに。」
http://www.ad-c.or.jp/campaign/self_all/02/index.html

素晴らしいメッセージを含むコマーシャル。

AC(公共広告機構)の2010年度の全国キャンペーン
http://www.ad-c.or.jp/campaign/self_all/index.html

テーマは、ヒューマニティ、つまり人間性。

スローガンは「共感という鍵で、心の扉を開こう」

集まったアイディア、広告の力、創造性って素晴らしい。

さすが、プロ。

そして、いくつかのCMにふれると、

テーマもスローガンも、なんだか本当に感じ取れるような気がしてくる。

地域キャンペーン
http://www.ad-c.or.jp/campaign/self_area/index.html

クリックすると、東北版は方言と地域グルメたっぷりで、また大阪版は車イスを贈り続ける元阪神・赤星さんが登場する。

中四国版は、いま「話題」の相撲の地域文化にふれたもの・・・。

それぞれに味とメッセージがある。

全国キャンペーンの「あなたの手当て」のCM
http://www.ad-c.or.jp/campaign/self_all/03/index.html

「大丈夫だよ」で始まる。

いま、そう言ってもらえない子ども、おとなが増えているとしたら、

共感という鍵で、心の扉を開いて、素直に人間性を見つめ合いたい。

ACジャパン
http://www.ad-c.or.jp/index.html

2011.02.05

政治の貧困 アイディアが言葉が響いてこない

政治のリーダーシップが完全に崩れていると思う。

何をしたいのか、その考えが見えてこない。

アイディアと言葉に、希望を感じない。

政治の貧困とも言っていいのではないか。

政治評論界で一定の役割を果たしてきた岩見隆夫さんの下記コラムのエピソードを読んで、あらためてそう感じた。

続きを読む "政治の貧困 アイディアが言葉が響いてこない" »

質の高い保育者集団の形成なくして「子育て支援はできない」

「こども園」制度についてしっかり見極めたいという、島根大学教育学部教授の肥後功一さん。

◇談論風発 :  「こども園」制度に望む 質高い保育と教育提供を
(山陰中央新報2011/2/5 島根大学教育学部教授 肥後功一)
http://www.sanin-chuo.co.jp/column/modules/news/article.php?storyid=524375035

コラムの中で『保育・教育の質は「保育者集団の質」の問題でもある。お互いの資質を高め合いながら全体で質の高い保育を追求していく保育者集団が形成されてこそ、地域の保護者からの信頼も得られる。それなくして「子育て支援」はできない』と明確に言っている。

集団の形成にあたっては、職員の定着が大きな要素を占めるはず。

そもそも、厚生労働省は職員の労働環境も含めた保育園の大掛かりな実態調査を昨春に行っているが、調査結果としてはその賃金や労働時間などの部分を公表していない。

つまり、新しい制度をどうするのかという議論の前提が崩れていないか。

いまの職員の離職率がどうなのか、なぜ定着し得ないのか、定着率の高い園はどういう園なのか、お互いの資質をより高めあうにはどうしたらいいかという議論は聞こえてこない。

だからこそ、私は、安い労働力が使い捨てられる「こども園」制度になり、集団としてしっかり結び合える形にならず、真の「子育て支援」まで行き届かなくなるのではないかという強い懸念を持っている。

2011.02.04

日弁連が保育の介護保険化ゆるすなと、子ども・子育て新システムに意見書

昨年10月に開催された人権擁護大会で、

貧困の連鎖を断ち切り、すべての子どもの生きる権利、成長し発達する権利の実現を求める決議
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/hr_res/2010_1.html

を採択した日弁連(日本弁護士連合会)。

このなかで、「保育の市場化に向けて、保育の実施義務を廃し、保育の公的保障の責任を放棄しようとする動きもあり、このような責任放棄は、子どものいのちや健康を脅かすものとして強く懸念される」とし、

「現在進めている最小のコストによる保育政策を直ちに転換させ、保育の質を向上させるべく、保育分野での規制緩和政策を転換し、保育施設の最低基準を堅持・充実させなければならない」などと提言していました。

その後も民主党政権・政府が「子ども・子育て新システム」への動きがすすめるなか、

1月21日に意見書をまとめ、2月3日に内閣府少子化担当大臣等に提出したということです。

権利保障、貧困予防の視点が不十分であることなどをあげ、国や自治体が責任をもって質と量を伴った保育を実施すべきとし、保育の介護保険化を法案から除くことを求めています。

以下、一部抜粋

第1 意見の趣旨

1 「すべての子ども」が成長発達する権利を保障するために必要な施策を網羅するべきである

新システムに関する法案には,「すべての子ども」が成長発達する権利を保障するために必要な施策をもれなく盛り込むべきである。具体的には,貧困状況にある子ども,障がいのある子ども,虐待を受けている子ども,ひとり親家庭の子どもなど,困難を抱えた子どもに対する施策をもれなく盛り込むことができるようにすべきであり,かつ,「すべての子ども」が成長発達する権利を保障するために必要な財源を確保しなければならないことを明記した上で,その資金が,支援が必要な子どものための施策に確実に使用されるシステムを確立すべきである。

2 早期支援・貧困予防の視点を盛り込むべきである

新システムに関する法案には,「すべての子ども」が成長発達する権利を保障するためには,早期支援・貧困予防の視点を明確な方針として盛り込み,かつ,かかる視点に立った具体的制度を盛り込むべきである。

3 「すべての子ども」が質の良い保育を受ける権利の保障を徹底すべきである

新システムに関する法案には,「すべての子ども」が質の良い保育を受ける権利を有することを明文化し,その保障を実質化するためにナショナル・ミニマムを堅持してその内容を一層充実させるとともに,国や自治体が責任をもって質と量を伴った保育の実施をしなければならないこと,また,保育に関する財源を確保し義務的経費化することを明記すべきである。また,「すべての子ども」に保育を受ける権利を保障することと明らかに逆行する保育制度の介護保険化は,新システムに関する法案からは除くべきである。

(以下、略)

子ども・子育て新システムに関する意見書について
(日本弁護士連合会2011/2)
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/110121_2.html

子ども・子育て新システムに関する意見書
(日本弁護士連合会2011/1/21)全文PDFファイル
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/data/110121_2.pdf

日本弁護士連合会
http://www.nichibenren.or.jp/

2011.02.03

政界も「八百長疑惑」??

相撲の八百長っぷりは、すさまじいですね。

でもね、政治も八百長に思えてきました。

国会で「脱税王」って鳩山首相(当時)に言ってた人が、菅政権の中心の経済閣僚になったり。

「国民との約束」って言ってたマニフェスト、解散しないのに、その約束にこだわらない姿勢が強まったり。

チルドレンの多かった人が、追い出されそうになってたり。子どもたちはどうすんだろう。

政界でも事前に、

「脱税王って言うから、怒った感じになってね。盛り上げようよ」とか、メール回ってませんかね。

だって、国会の予算委員会の仕切り役の予算委員長が、会議中に携帯いじってて、問題になってるでしょう。

シナリオがわからなくなって、つい見てしまったんじゃないかと、勘ぐるんですよね。

ま、そうじゃないんだろうけど(苦笑)。

政権交代って、何だったんだと思う節分です。

渡る政界オニばかり。

笑えない冗談、マメにまいてみました。

自民党も、みんなの党も、保育新システムに反対!

民主党政権がすすめようとしている保育制度の転換。

こども園への幼保一体化、「子ども・子育て新システム」として検討されていて、

6月までに法案化がされると言われている。

1月下旬に始まった国会。

みんなの党も自民党も代表質問で、党としての立場を鮮明にした。

民主党のすすめる方向が保育の市場化であること、子どもの貧困や格差をさらに深刻化させることなど、民主党以外の包囲網がつくれるのではないかと思った。

会派の代表としての質問が代表質問。所属議員の総意かどうかは別にしても、その会派に承認されないとできないもの。

***
参議院本会議代表質問 みんなの党・川田龍平質疑全文より
(2011/1/28 保育制度関連を抜粋)
http://ryuheikawada.jp/blog/activity_report/2011/01/post-108.html
http://ryuheikawada.jp/

 昨年十一月四日、基本制度ワーキングチームにおいて提案された幼保一体給付の政府案では、介護保険をモデルに挙げて、客観的な基準を満たすことを要件に多様な事業者の参入を認めるべきとなっています。保育事業に参入する多様な事業者の中から金もうけ本位で、詰め込み、保育士不足、子供設置の劣悪事業者をどうやって排除するおつもりですか。菅総理、お答えいただけますか。

 現在出されている政府案には、こども園における保育サービスを二重にし、オプション部分については価格の上限を設けないという内容も入っています。これは、公定価格を原則としながらも、入学金や保育料、体操、音楽などの課外活動は別料金になり、親の収入で子供が受けられる保育の質に格差ができてしまいます。経済的に余裕がなければ、以前多くの死者を出したちびっこ園のような利益重視の危険な保育所に預けるしかないという可能性も出てきます。

 現行の児童福祉制度を解体し、規制緩和により保育を市場化することで起きる格差拡大は、全ての子供に質の良い保育サービスをという政府のスローガンと逆行すると思いますが、いかがでしょうか。

 当事者の声を聞かないもう一つの例として、政府は、今まで児童福祉制度として機能してきたこの国の保育制度を実質的に解体することとなりかねない制度設計、こども園を始めとした子ども・子育て新システムを早急に進めています。ここでもまた、保護者や現場の保育関係者など当事者への説明がほとんどなされず、また、その声をほとんど聞かないまま進めています。

 今この国で深刻な問題になっている子供の貧困。子供の貧困は女性の貧困にほかなりません。本当に必要なのは女性たちが働きながら安心して子供を産み育てられる環境をつくることです。

 児童福祉制度を解体することは、国が子育てという分野からその責任を引き揚げるということです。保育がどんどんサービス産業になっていけば、親たち、特に母親たちの選択肢はますますなくなるでしょう。悪いのは、負担を押し付けられ悲鳴を上げる地方自治体でしょうか。当事者である親たちや現場の人々、地域の声を無視して子ども・子育て新システムを入れた結果、更に自治体の負担が増えたとき、一体政府はどうするつもりなのでしょうか。

 冒頭でTPPについて申し上げた私の懸念と同じです。現場の声、当事者たちの声を無視した形で政策を押し付けるやり方には反対です。

 私は、子育てをする母親の声を聞く会を続けていますが、聞こえてくる声は多くの地方自治体と同じ、公設保育園の増設などに財政措置を講じてほしいというものです。子供のために国が本気でお金を注ぐこと、それなしに、親が、地域が苦しむ制度の中で、子供が本当に生きていて楽しいと思える社会は実現できません。
***

***
参議院本会議代表質問 自由民主党・ありむら治子
(2011/1/28 保育制度関連を抜粋)
http://www.arimura.tv/
http://www.arimura.tv/pdf/20110128.pdf

 昨年、政府は子ども・子育て新システムの方針を打ち出されました。私自身、約1年前に2人目の子供を出産し、保育園児を育てる母親の一人です。私は、福祉の理念をゆがめ、保育を産業化することに反対をいたします。行政の関与を緩め、保護者から直接保育料を徴収することを保育園の責任にし、その保育料の上限まで撤廃して青天井にすることなど、誰も望んでいません。弱きを助ける福祉の精神を曲げ、市場原理に委ねれば、経済的、社会的に安定した家庭だけが守られ、一人親家庭、夜間勤務ばかりが続く親、失業や虐待と向き合う親子など、厳しい現実に直面する人々が制度からはじき飛ばされる懸念が全く拭えません。

 民主党は、日本社会を階級化して分断し、結果として格差の再生産を助長し、子供の安全、保護者の安心、地域で助け合う精神を台なしにする、その引き金を引くのですか。厚生労働大臣の御所見を伺います。
***

2011.02.02

育ててくれない会社?社会?

私が就職したのは12年前のちょうど2月。

マスコミ志望だったけれど、「経験者のみ」「即戦力」などの門前払いも。

門の前まで行く気すら起きなくもなった。

最近の若者、新人は、人にものを聞かないと言われる。

聞くことすら、というより、存在すら許さないという現況は、やがてヒズミをうみひろげていく。

***
香山リカのココロの万華鏡:誰が新人育てるの /東京
(2011/2/1毎日新聞東京版)
http://mainichi.jp/life/health/kokoro/news/20110201ddlk13070263000c.html
 病院だけではなくて、大学でも仕事をしている私。この時期の話題といえば、やはり「就職」のこと。3年生はそろそろ就職活動、いわゆる就活を始める時期だし、4年生では「もう卒業の時期なのにまだ決まっていない」というような人が相談に来たりする。

 「昔は、大学の先生の口ききで就職した学生も大勢いた」などという文章をどこかで読んで、「私もそうしなきゃ」と出版社やテレビ制作会社の知人に「若い人、募集してない?」などときいたこともあるが、いつも返ってくる答えは、「うーん、ウチは募集は経験者だけなんだよね」。

 たしかに、まったくの未経験者である若者を採用すると、上の人たちは一から教えなければならない。それはたいへんな手間であることは、たしか。とはいえ、「最初から経験者」という人がいるわけもない。「あなただって今からウン十年前は、新卒だったでしょう」などと食い下がると、「まあ、あのときは会社も上向きだったから。いまはその余裕がないから、とにかく即戦力がほしいんだよね」と言われる。

 診察室でも同じ。ひきこもり状態から通信講座などで資格を取り、いざ就職、と張り切ってみても、「経験者のみ」という壁にぶち当たって採用してもらえず、しょげかえっている人によく出会う。精神科医は中立的であるべきだが、こればかりは黙っていられない。「ひどいね!許せないな。あなたを門前払いした会社に電話してあげようか」などと興奮して、患者さんに「先生、そんな恥ずかしいことはやめて」と止められたこともあった。これではまるで立場が逆だ。

 私のころはどうだったか、と考えてみる。私は大学を卒業して大学病院に就職したのだが、先輩医師もベテラン看護師も「新人教育は自分たちのつとめ」と思って、手のかかる私たち未経験者を一生懸命、指導してくれた。はじめての当直勤務のときなど怖くて怖くて、「熱が37℃」という連絡を病棟から受けただけで「どうしたらいいでしょう?」と夜中に先輩の自宅に電話したこともあったが、「それはね、解熱剤を出すんですよ」とやさしくこたえてくれた。いま思うと夜中にたたき起こされた先輩は、「それくらい自分で考えろ!」と怒鳴りたかったであろう。

 自分も先輩たちの手を焼かせながら、ちょっとずつ経験を積んでいった。それなのに今になって、「経験者しか取りません」などと言うのは約束が違う気がする。苦しい時代でも、新人を育てるのは先輩の役目。違うだろうか。

※2月2日、22時22分の設定で予約送信。もう1つ2が増える日があるね。

2011.02.01

「子ども・子育て新システム」に、憲法はこう使え!

保育所、幼稚園、こども園、「子ども・子育て新システム」などなど、関連報道が目立ってきましたね。

そんななか、その開設当初から注目してきた「マガジン9」がなんと、このテーマを取り上げました。

ツイッターでも勉強させてもらっている川口弁護士のコラムです。

***
マガジン9 川口創弁護士の憲法はこう使え!
【第2回】子ども・子育て新システム」の問題点を憲法的に考える
(2011/1/26)
http://www.magazine9.jp/kawaguchi/110126/

■菅政権下で法制化がすすめられている「子ども・子育て新システム」

 「憲法を使う」という場面は、憲法訴訟を起こす、という狭い場面だけではありません。

 様々な問題に対して、憲法という物差しで問題を提起していくことが可能ですし、憲法を使って声を上げることが、私たちの生活を守り、豊かにしていくことにつながります。

 ひとつ、例を挙げて考えてみましょう。今、政府内で法案化が進められている「子ども・子育て新システム」。去年6月25日に概要が示され(わずか10頁!)、今年の通常国会に法案が出されることが決まっています。「待機児童をなくすため」というのが法案の出される表向きの理由です。

 しかし、この「新システム」の法案が通れば、「保育」そのものがなくなってしまいかねません。そして、憲法上も様々な問題が考えられます。

 まず、保育料は収入に応じて支払う額が決まる「応能負担」から、「応益負担」に変わります。長時間預ければ、当然費用は高くなります。しかし、働いている親の収入は、時間に応じた等しい収入ではありません。長時間働いても、収入が少ない親は、保育料を支払うことが出来なくなります。その結果、子どもを預けることが出来ない親が増えてしまいかねません。もともと、共働きをせざるを得ない貧困家庭が増えている中で、「応益負担」に変えること自体、「待機児童をなくす」という目的に反しています。

 家庭の負担能力によって子どもの教育・保育内容が異なり、子どもたちの生活が分断されかねません。これは、子どもの教育を受ける権利(憲法26条)に反するとともに、平等権にも反します(憲法14条)。

■保育の市場化が促進されると何がおこるか?

 またこの法制化によって、企業がどんどん保育に参入してくることが予想されます。今の保育園では、補助金の使い道は「保育」に限定されていますが、「新システム」では「何に使っても良い」とされます。だから、例えばレストランチェーンが保育業界に参入し、保育での利益をレストランの事業に使うことができます。親が子どものためにと出したお金と、大事な税金を企業のお金もうけに使える。これはいくらなんでもやりすぎではないでしょうか。
 決して保育は「儲かる」分野ではありません。特に0歳児、1歳児の保育には人件費がかかります。それを「儲ける」ようにするためには、当然「コスト削減」として人件費を削減します。現場には非正規職員を多くせざるを得ません。保育の質が低下していくことが目に見えています。

 その結果、保育現場での事故が増えるのではないかと懸念されています。例えば、子どもにとってごはんを食べるという、生きる上で大事なことが「均質化」されてしまい、一人一人の発育にあった食べさせ方がなされなくなるのではないか。誤飲、誤嚥事故の増加も心配されるところです。

 保育を産業にすることで、子どもたちの命が犠牲になりかねません。

■「子どもの生きる権利」が著しく脅かされる

 「子ども・子育て新システム」は3歳未満と3歳以上とで、保育の制度を分けます。3歳未満については、自宅などで子どもをみる「保育ママ」の拡充を図っています。この保育ママには保育士の資格は不要で、一定の研修を積めばいいとされています。保育を「プロの保育士」から「アルバイト」に移行していく、という制度に他なりません。

 「新システム」の保育ママ制度は、閉鎖的な空間に、保育の素人に保育を委ねる制度です。小さい子どもを預けなくてはいけない親は、プロの保育士さんがちゃんと子どもを見てくれる、保育園で子どもらしい生活が保障されている、と思うから安心して預けることが出来るのです。ただ預かってさえくれればいい、というわけではありません。子どもたちの成育環境を犠牲にして、量だけの拡大を図るのは本末転倒です。この点でも保育事故の危険が増大します。

 このようにみていくと、この制度のもとでは、子どもの生きる権利(憲法25条の自由権的側面)が著しく脅かされると言わざるを得ません。子どもは0歳児でも、個性を持った存在です。尊い「個人」としての尊厳をもって接せられるべきです(憲法13条)。新システムは、子どもを個性なき、「対象物」として扱っていると言わざるを得ません。

■「憲法」を活用して、声をあげよう。

 こんな「子ども・子育て新システム」法案が国会を通ってしまったらたいへんです。すでに千葉県弁護士会では、この制度の導入に反対する弁護士会会長声明が、昨年の12月15日に出されています。

 憲法上においても多くの問題点があるこの「新システム」。現行制度を解体する「新システム」ではなく、財政確保の上で、幅広い育児支援の量と質の拡大を求めていきたいと思います。そのために、憲法を大いに活用し、声を上げていかなくてはなりません。具体的にどのような取り組みを行っていくか、については次回にまた書いていきたいと思います。

***

「子ども・子育て新システムに関する会長声明
(千葉県弁護士会 2010/12/15 PDFファイル)
http://www.chiba-ben.or.jp/bengoshikai/10.12.15a.pdf



マガジン9
http://www.magazine9.jp/

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