無視と関心
「見えないことは無視につながり 関心は尊重につながる」
反貧困ネットワークの湯浅誠さんの座右の銘で、先日のテレビ放送でも言っていた。
私は、本をそれほど読んでこなかったけれど、新聞にはこの20年以上、ほぼ毎日ふれてきた。
まわりにとにかく関心をもちたいということ、ただそれだけだった。
もったいないことも今までたくさんしてきたけれど、
尊重につながる条件は、見ること、かかわることだと思う。
見ないのではなく、見えなくなる。
いつのまにかそうなっていく。
そうならないために、好奇心は持っていたい。
そして、かかわる心としての関心も。
気づいた時に、かかわりがなくなっている。
それがいまの無縁社会なのではないだろうか。
街中で、電車内で、さまざまな「無視」を目にする。
まわりに関心を持たず、尊重しあえない社会にすすんでしまっていないだろうか。
新聞を読まなくてもいいのかもしれない。
でも、一人で何かと向き合うということが必要で、その上でまわりとかかわることでさまざまな確認、発見につながっていくのだと思う。
最近、少しだけ本を読み出して、自分と向き合いつつ、そんな思いを募らせている。
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