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2011.02.13

引越しのアートが力をこめるのは

アートコーポレーションが、事業の軸を、引越し、物流、保育の3つにするという。

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◇アート、保育事業を強化 9月までに施設数1割増
2011.2.12 20:59 msn産経ニュース

 経営陣による自社買収(MBO)に乗り出したアートコーポレーションは12日、中核3事業に位置づける保育事業を強化し、運営する保育施設数を今年9月末までに、約10%増の125カ所程度とする方針を明らかにした。運営拠点の増加に伴い、前期に26億円だった保育事業の売上高も30億円に拡大し、全売上高の5%弱を占める見通しだ。

 同社は昨年9月、保育事業を手がける3子会社をアートチャイルドケア(大阪府大東市)に統合し、受託件数の拡大を本格化した。

 平成23年9月末までには、直営と運営受託を合わせて管理する保育施設数を15カ所程度増やす。すでに、10月には高松市の保育所の運営受託も内定しており、四国にも初進出する計画だという。

 同社は17年に保育事業に参入。19年には同業の2社を買収して事業を拡大。病院や企業に併設された保育施設の運営を請け負う方式で急成長した。企業が設置した保育所にも公的な助成金が支給される首都圏などでは、直営保育所の設置拡大も進めている。

 同社は、寺田千代乃社長ら創業者一族が全額出資した会社を通じ、3月22日までTOB(株式公開買い付け)を実施中。TOBが成立して上場が廃止されれば、単年度の業績にとらわれず、引っ越しを主軸に企業物流、保育を3本柱として事業を再構築する。輸入車販売など不振事業は縮小する。
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荷物を運ぶことが事業のメインだった大手企業が、保育事業に入ってくることの違和感は持ってきたけれど、

現在の社長の夫である創業者が、淫行容疑で会長を辞任したのが2010年6月。

保育事業に本格的に乗り出したのが2010年秋。

社会福祉法人であれば、理事長が児童関連の不祥事を起こして辞任し、その妻が後釜として保育の運営に携わるなんていうことは、ありえないと思うが。

“タレントの卵”誰が食い物に 淫行で立件のアート元会長、泥沼訴訟の高い代償
2010.6.12 11:40 sankeiニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110120/crm11012019550238-n1.htm

保育制度が民間企業の参入をたやすいものにしていくとなれば、この手の企業やさらにグレーなものも入ってくることになるはずだ。

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コメント

アート・・うちの最寄駅近くで開園する予定です。
最初は「美術関係のART?」なんて悠長なことをいてったのは認可デ頭パンパンのお疲れ園長・・。

園長、しっかりしてもらわなぁ。

アートチャイルドケア
http://www.the0123child.com/

サイトでも、子ども関係・育成条例で事件になった夫(役員)の妻が代表で「挨拶」してますね。

『お客さまの「あったらいいな」の気持ちを大切に』って、あっちゃいけないことで事件になったわけで。

ツッコミどころ満載というか、「過積載」で、引越し大手としてもダメですよね。

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