「持っている」もの、「持たない」もの
プロ野球のキャンプが連日報道され、「持っている」新人投手に注目が集中している。
気持ちはわかるが、マスコミの姿勢がアオリに近く、度が過ぎると感じている。
一方、政治は大揺れで、党首兼首相は、チーム内から「持たない」と言われ始めた。
もともと、党首交代を繰り返すチームではあるけれど、
先発して制球が定まらずに降板した前党首が、
味方の連合チームのキャプテンと相手チームの元監督といっしょになって・・・。
リリーフを指して「持たない」とベンチ裏で言ってしまったら。。。
マウンドでは、カンカンだろうね。
常識的には、ピッチャー交代(党首交代)か試合を投げるか、しかなくなる。
ブルペンで、誰か準備してるのか。
ベンチでは、イチローを追い出せとか、追い出すことはないとかで、
モメにモメていて、それどころじゃないようで。
ギリギリのところで何とか政権が「持っている」状況。
さらに、「打倒」を掲げて相手チームにいたヨサノさんが、
試合途中に急にチームをかえて、内野を守っていたり。
観客は、たまったもんじゃない。
あきれるほど、つまらない。
でも、「観客」ではいけない。
こんな下手くそな八百長合戦に税金を払っていると思うと、嫌になる。
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◇「菅政権は持たない」 鳩山、亀井、森氏が一致
(2011/2/6共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011020501000466.html
民主党の鳩山由紀夫前首相と国民新党の亀井静香代表、自民党の森喜朗元首相が1月下旬に会談した際、ねじれ国会で2011年度予算関連法案成立のめどが立たないため「菅政権は長くは持たない」との認識で一致していたことが分かった。関係者が5日、明らかにした。予算関連法案の成否をめぐり菅直人首相の政権運営が行き詰まる「3月危機」説や、事態打開へ首相が衆院解散に踏み切る可能性が取りざたされているだけに、与野党有力者による政局分析は波紋を広げそうだ。
会談は亀井氏の呼び掛けで1月28日夜に都内の料亭で開かれた。亀井氏は公明党が政権への対決姿勢を強めたことなどを根拠に3月以降、政権は立ち行かなくなると予測し、鳩山、森両氏もこの見方に同調した。
さらに亀井氏は強制起訴された小沢一郎民主党元代表について「政治力の低下は避けられない」と指摘した。森氏も同様の認識を示した。
3者は「菅・小沢抜き政局」について意見交換。亀井氏は、小沢氏に近い鳩山氏に「影響力が低下する小沢氏に付くのはやめて、若い政治家の指導に当たるべきだ」と働き掛け、党派を超えた「救国内閣」の実現を提案した。鳩山氏は「それは難しい」とした。
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