連載「子ども貧国」をぜひ読んでもらいたい
「なんちゃってチキンライス」の衝撃から私にとっての2011年は始まった。
ケチャップをかけるだけの、具のないご飯。1月3日付。
東京新聞の連載「子ども貧国」は1月1日から9回、休刊日を除いて1月10日まで続いた。
この第1部の副題は「未来が泣いている」
1月28日にはその反響も掲載された。
そして、2月20日から「子ども貧国」の第2部「先生の危機感」が始まった。
連載が載ったのは系列で、東京新聞55万部、中日新聞270万部。
さまざまなところで私も紹介させてもらった。
が、ウェブサイトでは掲載されていなかった。
あらためて検索をかけると、中日新聞のWebに記事がすべて載っていた。
6年半近いブログ経験のなかで、これほど読んでもらいたいと思った連載はない。
私のブログを読んでくださっているみなさんに、ぜひ読んでもらいたい。
そして、まわりの方にも知らせてほしい。
「子ども貧国」と称される現実が起きていること、そしてそれと向き合っている人と記者がいるということも。
↓
中日新聞:記事一覧 子ども貧国
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/hinkoku/list/
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いつも興味深くブログを読ませていただいています。
子どもの貧困。やっと目が向けられるようになってきたか..と感じます。
まだ子どもの貧困について現状を知らない人が多い中、こうやって新聞で連載として大きく取り上げられることによって、少しでも関心を持ってこの問題について考える人が増えてくれることを祈ります。
投稿: のん | 2011.02.24 21:32
コメントありがとうございます。とても励みになります。
今日付では教師と家庭の関係が重要であるにもかかわらず、薄らいでいるということが取り上げられています。
丁寧な取材、それに応じる協力者と対象者あってこその記事ではないかと。
そして私の知る人もかかわっているようです。さまざまな努力の上での連載。
一人でも多くの人と共有し、この現実を直視して、考えあう中で、うつむきではなくほほえみかげんで希望を見いだして前にすすんでいけたら。
投稿: Tamy | 2011.02.25 19:56