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2011.02.19

いよいよシングルマザーズ

朝日新聞の夕刊見て、うっかりに気づいた。

2月20日から始まる二兎社の演劇「シングルマザーズ」、忘れてた。

永井愛さんの作・演出、沢口靖子、根岸季衣、吉田栄作らのキャスト。

どこかで行かねば、後悔する。

二兎社「シングルマザーズ」
http://www.nitosha.net/sm/

ホントのシングルマザーの人は、限定チケットで無料とか。

この記事の構成もテンポよく、ポイントが伝わるようですばらしいと思う。

◇日常の言語を劇的に 二兎社30周年「シングルマザーズ」
(2011/2/18asahi.com)
http://www.asahi.com/showbiz/stage/theater/TKY201102180295.html

 暮らしの視点から社会や歴史を描いてきた劇作家、永井愛の新作「シングルマザーズ」(永井作・演出)が20日開幕する。題名通り、1人で子育てする母親たちの奮闘、悩み、連帯などを生き生きとつづる。永井にとっては主宰する二兎社(にとしゃ)の30周年、執筆した戯曲30本目という節目の作品でもある。

 「二兎社」は、同じうさぎ年生まれの永井と大石静の2人で作った。10年後、脚本家として忙しくなった大石が離れ、この20年は永井がひとりで公演ごとに俳優やスタッフを集めて自作を上演してきた。

 「2人で10年やったのだから、1人であと5年続けられたら自分を許そうと思っていたのですが、結果として2倍になりました。人生の半分、二兎社をやってきたことになります」と永井は振り返る。「30周年記念と銘打ちましたが、気持ちの中では毎回が『一世一代』、一本一本が何周年記念作品なんです」

 この20年で二兎社は「時の物置」など戦後生活史劇3部作、「歌わせたい男たち」などの秀作を生み、「こんにちは、母さん」など永井が外部に書いた戯曲の評価も高い。

 「演劇言語としては弱いと言われる日常の言葉を、どうやったら劇的な言語にできるか、それを探ってきました。ホームドラマと軽く見られがちですが、誰もが根本に抱える『生活』というものを描き続けたい」と言う。

 新作は「久しぶりに女の群像劇を」と母親たちの取材を始めた。「生活の苦しさがただごとではないことを知る一方で、支え合う人間関係の濃密さに心を動かされた。困っている人には自然に手を差しのべ、共感を寄せる。無縁社会と言われる現代に、精神的にも経済的にもぎりぎりの所で生きている母親たちのネットワークは本当に熱いです」

 舞台は、様々な理由で離婚や非婚を選んだ母たちが、児童扶養手当の削減凍結のために奔走する姿を縦糸に、彼女らの日常を横糸につづる。中心となるシングルマザー団体の事務局長役は沢口靖子。仲間たちを根岸季衣、枝元萌、玄覺悠子が演じる。自らの暴力がもとで妻に去られた男で、吉田栄作が出演する。

 3月27日まで、東京・池袋の東京芸術劇場小ホール1。4月30日まで全国を巡演する。電話03・3991・8872(二兎社)。(山口宏子)

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