歩幅をあと5センチ、いや6センチ
構成がしなやかで、やさしくて、教養があって、役に立つ。
そんなコラム「しあわせのトンボ」(毎週金曜 毎日新聞夕刊・近藤勝重)に影響され、またあこがれている。
パソコン環境の方はぜひリンク先を。
◇しあわせのトンボ:6センチウオーキング法=近藤勝重(2011/3/4毎日新聞夕刊)
http://mainichi.jp/select/opinion/kondo/news/20110304dde012070067000c.html
歩幅をいつもより6センチ伸ばして歩いてみようという意識づけ。
『5センチより1センチ長いんだと思うから、「6センチ!」と意識して、爪先にもおのずと力が入る』そうだ。
日常を生きているなかで、さらに意識を少し変えるということは一見難しいこと。
それが、何かのきっかけによって、少しだけ変わったりするから人間って不思議でおもしろい。
私もそんな意識づけをまわりに働きかける役割について考えさせられる。
うまくいかないことが多い中で、どうすすんでいくか。
見通しが暗く、社会が下り坂にある今、やや攻撃性をもって、他者に厳しい視線を突き刺す風潮さえある。
誰かのせいにする安易さの一方で、人の思いやった言葉をきっかけに意識をどう持つかがとても大事になっている。
私も5センチ、いやあと1センチの、6センチ、歩幅を前にすすめてみようかな。
脚は太く短くとも。
風は強く冷たくとも。
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