刑務所のなかで
全国紙各紙、さらにスポーツ新聞でも報道されたもの。
ツイッターなどでも反響が。
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◇受刑者の食事つまみ食い 看守2人を減給
(2011/3/5産経関西ニュース)
http://www.sankei-kansai.com/2011/03/05/20110305-050436.php
受刑者の食事をつまみ食いしたなどとして、京都刑務所(京都市山科区)は4日、32歳と25歳の男性看守2人をそれぞれ減給10%(1カ月)、5%(同)の懲戒処分にした。2人は「好物の竜田揚げなど、刑務所の飯がどんな味か食べてみたかった」と事実を認め、材料費計約940円を弁償したという。
刑務所によると、2人は平成21年2~7月、刑務所病棟で夜勤業務中、受刑者の夕食用に作られた竜田揚げや麦飯、パンなど14種類の余り物を数回、倉庫などに隠れてつまみ食いした。
2人は受刑者の食事盛りつけの立ち会いや巡回などを担当。32歳の看守はほかに、受刑者4人が自分の食事を多く盛りつけるのを数回見逃したという。同年7月に受刑者が出所前アンケートに「見逃してもらい世話になった」と看守の行為を記入したことからつまみ食いが発覚した。
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ここは『京都刑務所を含む関西地区の受刑者からは「食事の味がいい」という声が多い』(スポーツ報知)そうで。
それは別にしても、勤務中に受刑者の私物(新聞、雑誌など)を読むこともあったようで。
緩みの激しい勤務状態だったことが推察される。
ほかにもいくつかの刑務所の刑務官による受刑者への暴行や、歯の治療の放置など、不祥事はここ数日に明らかになっただけでも続いている。
この「唐揚げ」の件は、起きたのは随分前のこと。
捕まる際の取調べの可視化も大事だろうけど、刑務所内の人権も考えないと。
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