公立の非正規保育士の63%が年収200万未満
北海道内では認可保育園(公立・私立)の保育士の半数は非正規雇用で、フルタイム非正規職員の63%、私立の33%が年収200万に届いていないということが明らかになった。
63%は雇い止めに不安を感じているということも。
子ども手当という現金給付も必要だと思うが、子ども・親という子育て家庭を支える人材への手当、待遇が極めて貧しすぎないか。
他の自治体も同様なのではないか。
保育制度をめぐっては現行制度を変えようと政府は動いている。
が、現状把握があまりにずさんだと思う。
前の政権の課題の積み残しとも言えるが、「チルドレンファースト」「コンクリートから人へ」という民主党のスローガンと、この国の未来が泣いている。
非正規保育士:公立の年収、6割が200万円未満 北海学園大准教授が調査
(2011/3/3毎日新聞北海道版)
http://mainichi.jp/life/edu/child/news/20110303ddlk01040242000c.html
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