節電へ電力使用の徹底仕分けを
近くのスーパーに数日前から、ミネラルウォーターが戻ってきた。
と思ったら、東京での水騒動で、買い占めが起きてしまった。
乳児の影響が心配されているだけなのに、子どものいない家庭が買い占めては、その乳児にまわらなくなることは明らかなのに。
落ち着いて考え合いたい。東京都の市販の水、「東京水」の配給も始まるとか。
桜の開花が伝えられるようになった。
4月メドといわれる計画停電は、この夏、冬、来年の夏も続けるという。
そして、夏は23区も一部を除いて対象になるようだ。
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夏場は東京23区内も計画停電実施へ(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20110323-752161.html
東京電力は23日、冷房などで電力需要が今よりも高まる夏場の計画停電(輪番停電)について、現在は大半が対象外となっている東京23区についても実施対象としたい考えを明らかにした。
藤本孝副社長は記者会見で「夏場は需給ギャップが相当厳しい。23区の方にもご協力いただくことで、エリアを拡大せざるをえないだろう」と述べた。ただ官公庁や企業の本社が集中している千代田、中央、港の3区については影響が大きいために夏場でも対象外とする方針。
東電は休止中の火力発電所を早期稼働させるなどで、計画停電を4月末にいったん終わらせる意向。夏までに5千万キロワット以上の供給力の確保を目指すが、夏は冷房などで需要が6千万 キロワット を超える日もあり、計画停電を再開する可能性が高い。
藤本副社長は「23区は人口も密集しており、信号機の数も多い」と述べ、今すぐに対象を拡大するのは難しいことも強調した
23区への対象拡大は、海江田万里経済産業相が記者会見で「全部ではないが、住宅地でできないのかを考えている。(他の地域と)不公平があってはいけない」と述べていた。
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その前に、やれることをやろう。
「みんなでやれば、大きな力に」
夏場のスーツは着ない。シャツで生きる。
デパート、コンビニ、電車内は冷やさない。
すでに契約しているものを除いて、自販機は撤去する。
購入されている電力のうち、家庭が3割ちょっと、企業(法人)が6割ちょっとと聞く。
各企業に節電計画を求めないのか。
経済活動を著しく落とさない程度で、企業に対する厳しい節電を求める必要がある。
いるものといらないもの、この仕分けを厳しくやるべきだ。
そのために菅首相は、蓮舫行政刷新担当大臣を節電担当に起用したのではないか。
それらの節電を試算すると、どのくらいの電力需要にとどまるのかを示すことが重要だと思う。
単純にいまの計画停電をそのまま夏場にやれば、熱中症死が続くなど、いのちを奪うことになる。
電力をめぐって徹底した仕分けをやり、あらゆる選択肢をさぐって、その上で判断してほしい。
あれこれ言うだけでは、不安をあおるだけになる。
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